親のありがたみ
自分は物心ついた時から両親にではなく、母親1人に育ててもらった母子家庭育ちです。
3人兄弟の末っ子で、4つ上の兄と、1つ上に姉がいました。兄弟喧嘩はよくあり、いつも負けてましたが、今思うと手加減して相手してくれてたと思います。
末っ子はやはりどうしてか、甘え上手な面がありそれを本人も自覚しながら使用しているズル賢い所もありました。明らかに負けるなという時は母親に甘えて助けてもらい、どうにか逃げるというチート行為を切り札にしたりしていました。
今、自分は妻と息子2人の4人家族で生活しております。妻も末っ子だったので、甘え上手な側面を自覚しています。お互いわかるので、現在4歳の次男がこのチート能力を発揮している瞬間がすぐに分かります。つい顔を見合わせて笑ってしまいます。分かっていても許してしまい、甘やかしてしまいます。特権階級なんだと思います。
自分で経験してみて初めて分かる事はたくさんあります。今、1人の父親という立場から子供の面倒を見るようになり、親のありがたみというのを沸々と感じている毎日です。いつも見てくれて、いつも許してくれていたんだなあと思います。
元気なうちにもっともっと親孝行しておけばと今になって思う事は山ほどあります。感謝しかないです。面と向かってはあまり言えませんでしたが、生まれ変わっても母の子でありたいです。そして、子供達の父親でありたいです。
お母さん産んでくれて、育ててくれて本当ありがとう。生きてる間に孫の顔を見せれたのが少しの親孝行かな。毎日大変な事はあるけど、お母さんの時の苦労に比べたら全然だろうね。でも、きっと子供がいると、なんか頑張れるんだろうね。
私も頑張って、一家の大黒柱として、父親として、胸張って生きていきます。じゃあまたね。