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大阪関西万博🔴🔵EXPO2025【公開質問状】①


2024年7月27日16:00
産経新聞から 『<独自>万博の大屋根、雷予報で立ち入り不可に 会期中7〜9月「落雷の危険」で協会方針』の記事が出た。

‘23年12月に万博協会から防災基本計画が出されたものの、中身は乏しく、当初から市民団体が懸念していたメタンガス爆発火災が3月28日(木)に起こった。
同年5月中旬に、この火災時の対応の悲惨さが市民による情報公開請求によって公開された。合わせて、事故当初、万博協会は1枚の写真のみを公開し、速やかに事故全ぼうが明らかにされなかったことで協会の隠蔽体質が問題となっていた。これまでの数々の問題に加え、産経新聞の記事を読んだ市民からsns内では多くの不安の声が上がっていた。市民の税金を使って行われる万博であり、子どもたちの遠足の場になるかもしれない場所なのだから、市民が不安に思うのは当たり前である。
この声に応えたのが、万博会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏だ。

Sou Fujimoto 藤本荘介氏 2024年7月30日16時48分 X 投稿

不安の声をデマと一掃し、「落雷時もリングの下は安全です」と書いている。
ぼくは、印刷していた防災基本計画初版を手に取り、落雷の欄を見るが、「リングの下は安全です」とは書かれていない。

確かめたくなるのは当然だ。

この時、ぼくのところにはいくつかの不安の声が届いており、合わせて質問をしようと
8月2日(金)16:31  日本国際博覧会協会広報課に電話をした。
要件を伝えると、担当が他の電話に出ているので折り返しをするとのこと。担当の名前を聞くといつもの方とのことで安心したぼくは、念のため電話番号を伝え電話を切った。


8月5日(月)
☎️11:59  折り返しの電話はまだない。週末を挟んでいたので、仕方がない。だけど、忘れられていては困るので、再び万博協会広報課に電話をした。
「日本中国新聞」と聞き間違えられた新しい名前に笑いを堪えながら、折り返しの電話をくれる約束をしていたと伝える。すると、担当の方は打ち合わせ中なので、なるべく早く折り返しの電話すると伝えられ電話を切った。

17時までには電話があるだろうと思っていたが無い。17時を過ぎてしまう前に電話をかけた。
☎️16:57  折り返しの電話をいただける約束をしていたが電話がまだない、担当の方に繋げてほしいとお願いをした。 担当は会議中とのこと。担当の方が忙しいのなら、別の方に対応していただけるか確認したが、公報部全員が会議中で終わる時間は分からないとのこと。終わり次第折り返しの電話をする約束をし、「今日中に電話をください」と伝え電話を切った。

20時前になっても折り返しの電話が無い。広報課への電話が通じなくなる前に再び電話をした。
☎️19:45  担当の方は電話中。電話が終わったら、折り返しをするように伝えますとのこと。

21時が過ぎた。あまりにも遅すぎる。もう電話が通じないかもしれないと思いながら、、、かけた。
☎️21:31 担当の方はもう社内にいないとのことだった。


8月8日(木)
この日、ぼくは東京にいた。水道橋博士と古谷経衡さんと一緒に高円寺Pundit’で『右翼でもない、左翼でもない、みんな仲翼!vol.2』ライブに出させてもらう大切な日だ。
万博協会の広報課の担当者が折り返しの電話をくれる約束をして、6日経つ。流石に遅い。お盆の期間、電話が繋がらなくなる可能性もある。バタバタと準備をしながら、出かける前にホテルから電話をした。

☎️14:10  担当の方に繋いでくださいと伝えると、打ち合わせ中とのこと。折り返しの電話をしますと言われた。

この日も折り返しの電話はなかった。

8月22日(木)  結局、お盆前には電話はなかった。広報課の担当のかたは、これまで何度も対応してくださっていて、とても丁寧で親切な方だ。ぼくの新聞も公平中立な記事と認めてくれていた。今回は、明らかに対応がおかしい。広報課が一生懸命仕事をする中、権力を持った人たちの勝手な発言に振り回され、疲弊してしまっているのでは無いのだろうかとも考えた。

☎️12:15   担当の方をお願いした。お昼休憩中とのこと。外出の予定はなく13時には戻ってくるので折り返しの電話をくださるとのこと。

☎️15:01  担当の方に繋いでくださいと伝えると、電話対応中とのこと。電話は30分もかからないと思うので、30分後に電話をくださいと言われ電話を切った。

☎️15:36  30分後に電話をする約束をしたのでかけたが、ただいま会議中とのこと。折り返しの電話をくれるという。これまで何度も折り返しをくれるという約束をしているにも関わらず、一向にかかってこないことを伝え、必ず電話をくれるように言い電話を切った。

電話から離れている間に万博協会からの着信があったことに気がつき、慌てて電話をした。
☎️17:02  着信があったことを伝え、担当に繋げてもらうようお願いをした。しかし、電話に出た人は担当のかたではなく、冷たいぶっきらぼうな声で、質問内容を伝えていたぼくの言葉を遮りこう言った。
広報課「私たち、広報部というのが、メディアの対応部門になっているんですよ。基本、法人のメディアの対応をさせてもらっている部門なので、個人のかたの対応をさせてもらっていないのですよ」

ぼく
「以前は対応してく、、、」ださって、まで言わせてもらえない。

広報課
「以前はされているのかもしんないんですけども、私たち、すみません、個人の対応はしていないので」

ぼく「でしたらフリーランスの方も対応していないと?」

広報課「フリーランスのかたの対応は今のところして、、今、記者クラブを立ち上げようとしていて、今後、記者クラブの中でフリーランスの記者や外国人の記者をどうするのかということを話し合っていく形なので、個人の方の対応は、今のところしてないんですよね」

ぼく「だったらどちらに電話したらいいのですか?」

広報課「個人のかたの関しては、コンタクトセンターがあるので、そちらの方に連絡いただいて質問等の受付をしていただきたいんですよ」

このコンタクトセンターというのはナビダイヤルで、20秒ごとに10円かかるところだ。公的なものに問い合わせをするのに20秒ごとに10円かかるのもおかしいと思っているが、初めにここに電話をして、広報課に繋がり、そこから同じ人が対応をしてくれていたので、コンタクトセンターのことは知っている。

ぼく「8月2日に広報課に電話させていただいて、会議中や電話対応中とのことで担当のかたと話すことができず、折り返しの電話をしますとの約束も守られなかった。その時に、コンタクトセンターに電話をかけてくださいと言われなかったのですが、、、」

広報課「ああ、そうですか。そこに対しては、ちょっとすみません。担当が休んでいたのもあったので、お伝えすることができなかったのだと思います。なので、そこはちょっとすみません。私の方で謝りますので」

ぼく「休んでますって、会議中や電話の対応中だって、、、」最後まで喋れない。

広報課「それはちょっとそういう形で対応してしまったのかもしれませんけど、なのでそこは謝ります」

ぼく「嘘をついたってことですか?」

広報課「嘘をついたというわけではなくて、今、ちょっと休んでいるものなので、ちょっと今わからないですね」

ぼく「休んでいたなら、会議も電話の対応もできないじゃないですか」

広報課「だから、今、ちょうど休んでいるので。なので、そこの内容は私、分かりかねます」

ぼく「今、休んでいるのですか?先ほどは、電話対応中や会議中と言われましたけど」

広報課
「ああ、それは私が取ろうと思ったので。何回かかかってきているのは承知していたので」

ぼく「いつもの担当のかたが対応してくださるとのことだったのですが」

広報課「ちょっとそこは、、、ああ、、はい」

ぼく「あなたの役職は何になりますか?」

広報課「あなたというのはやめてくださいよ。失礼なので。広報部の審議役になります」

ぼく「担当の本人がいないのに、○○(担当のかたの名前)さんは会議中や電話の対応中といい、これまで本人が休んでるって、さすがにつじつまが合わないんじゃないですか。嘘という認識でいいですか」

広報課「つじつまが合わないとか、ちょっとすみません(笑)。お名前なんでしたっけ?」

ぼく「川中です」

広報課「何回か電話していただいたかもしんないですけども、ちょっとそこはご理解いただけませんか。すみません。こちらの方で、私のほうで謝りますので、ご理解いただきたいんですよ」

ぼく「以前、電話した時にぼくの方から他の方でも大丈夫ですと言った時に、担当のかたが対応しますと言われたんですよ」

広報課「すみません。そこは、ぼくが分からないので、ちょっと確認はあれですけども、そこはご理解いただいて、申し訳ございませんが」

ぼく「分からないで、済まないと思いますけども」

広報課「(笑笑笑)済まないというか(笑)、ちょっとすみません(笑)。何を逆に知りたくてご連絡されたんですかね。質問の内容はどういったものですか」

ぼく「それは初めに、雷のことや大学生のボランティアなどと言っています」

広報課「あ、そうですか。なるほど。じゃちょっと、それはすみません。何度か電話いただいたかもしれませんけど、申し訳ないんですけども、ちょっと個人のかたの連絡に関しては、コンタクトセンターで受け付けるので」

答えないのなら、なぜ、再び質問内容を聞かれたのか。意味が分からない。

ぼく「何度かっていうより、もう20日経っています。8月2日に電話をさせていただいて」

広報課「お盆休みもあったので(笑)ご理解くださいよ、それは。お盆休みもあるじゃないですか。川中さんはお盆休みは休まれてないんですか」

ぼく「お盆休みは何日から何日ですか。8月2日から電話をしているので、お盆休みの前も後もあるじゃないですか」

広報課「2日から1週間くらい多分連絡しなかったことに関しては、謝罪しますので。それ以外はお盆休みもありますので」

理由も分からず、謝罪されても意味が分からず受け入れようがない。

ぼく「ちなみに広報課のお盆休みの期間はいつからいつまでですか?」

広報課「いや、それぞれ分かれています。それはお伝えできません。それを川中さんにお伝えする理由がありません」

ぼく「理由はありますね。あなたがお盆休みありますよねっておっしゃったので」

広報課「あなたがっていうのやめましょうよ」

ぼく「〇〇さんがお盆休みがありますっておしゃったので」
喋っている途中で、名前を連呼される

広報課「川中さん、川中さん、川中さん、川中さん、川中さん、川中さん、川中さん、ちょっとすみません。ご理解をいただきたいので、ちょっと電話切らさせていただきます」

ぼく「いやいやいやいやいやいやいや、それは違うでしょ」

広報課「違うって(笑笑笑)。私も業務なので、すみません。ちょっと申し訳ない。2日から1週間くらい折り返しがなかったことに関しては謝りますので」

ぼく「それは、さすがにそれは失礼なんじゃないですか」

広報課「じゃあ、どうすればいいんですか?」

ぼく「ぼくは質問に答えていただければと」

広報課「だから、質問はコンタクトセンターで、おそらくお受けいただけますから」

ぼく「それだったら、会議中や電話の対応中というのは、嘘だったということですか」

広報課「嘘をついたかどうかは分かりませんが」

ぼく「明らかにおかしいですよね」

広報課「おかしいと言われましても(笑笑笑笑)すみません。あのぉ、こちらの認識もちょっと分かっていないので、ちょっと休んでもいますので」

ぼく「内部で分かってないんですか?対応していることを」

広報課「内部でって、そりゃ川中さんも働けば分かりますよ。だって、全部が全て把握するわけじゃない、それは。川中さんは働いたことがありますか?」

ぼく「ぼくは学生なので」

広報課「学生ですよね。多分、逐一全部の把握はしてませんよ。それをしたらすごいことになりますよ。ご理解くださいよ。お願いしますよ」

論点がずれている。全部の把握なんてできる訳がない。今回、ぼくの電話の対応ということで電話をかけてきたのはこのかただ。これまでのやり取りの把握をしていないのか?と尋ねたのだ。一体何を言っているのか?意味が分からないし、ぼくの発言に笑ったりして、明らかにバカにしている。

広報課「川中さんをお待たせしたのは申し訳ない。」

ぼく「このような対応になったことは、メディアとして発信させてもらっても大丈夫ですかね」

広報課「それは川中さん次第ですよ。申し訳ない。本当に。だからそれは謝りますから。2日から多分お盆休みくらいまで対応してないというのは。本当に申し訳ない。それしかちょっと私のほうからは言えません」

ぼく「謝っていただけても、質問にも答えてもらえていないし、対応として誠意ある対応とは思えません」

広報課「誠意っていうのは分かりましたが、先ほど申した通り、メディアの対応は法人で、先ほど言ったように記者クラブというのをとっていくので、外国人であったり、フリーのジャーナリストってのは、これからどうしようかってのを検討していく形なので、これまではそういった形の対応をさせていただいたかもしれないんですけども、ちょっと個人のお客さんとか個人のかたからのお問い合わせは一応コンタクトセンターでやってますので、ご理解ください」

ぼく「まず、法人のかただけに質問を限るというのも、、、」最後まで喋れない

広報課
「すみません。川中さん。もうそろそろ電話切らさせていただきますね。ちょっと業務がありますので、一応、お話は回答させていただきました。お答えもさせていただきましたので、ご理解してください」

ぼく「最後に、万博協会の報道課は嘘をつく、そして、法人の人しか質問を認めないということでいいですか」

広報課「嘘をついてしまっているという、そこはちょっと納得できかねます。納得できません」

ぼく「実際、、、」

広報課「でも、ちょっと、すみません。聞いてください。先ほど申した通り、2日から1週間連絡してないことに関しては謝りますので」

ぼく「1週間ではなく20日ですよ」

広報課「だから、そこはお盆休みがあると申しましたよね。ご理解くださいよ。なんで理解できないんですか?そこは」

ぼく「お盆休みの期間がわからないので、こっちにしたら20日になるんですよ」

広報課「それはだってお盆休みが長いものもあるじゃないですか」

ぼく「お盆休みの期間を教えれないって言われたので、分からないじゃないですか」

広報課「僕はですよ。8月の9日から18日まで休んでますよ。長い休みをいただいているかたもいますので、ちょっとズレる人もいますので、そこは変則的ですよ」

ぼく「それでも10日間ですよね」

広報課「中学生ですかね?中学生のかたですかね?ちょっと僕、理解していないので」

ぼく「はい。そうです」

広報課「川中さんは逆にいつからお休みなんですかね?」

まさかのぼくの休みを聞いてきた。

ぼく「今は休みです」

広報課「でも、社会人になるとやっぱり休みって変則的なんですよ。みんながみんなお盆休みを取れる場合と取れない場合があって」

ぼく「あのぁ、でも」

広報課「あぁもうごめんなさい。時間も長くなったので、申し訳ないんですけども、ここでご理解いただきたいと思うので」

ぼく「最後に。質問はフリーのかたも受け入れるような万博協会に、ぼくはすべきだと思うので」
最後まで喋らせてくれない

広報課「それは、あぁはい。いろんなかたからお問合せをいただいておりますので、そこも踏まえてこれから検討させていただきますので。川中さんの意見もご理解しましたので。貴重なご意見ありがとうございます。頂戴いたしましたので。これも反映させていただきたいと思いますので、これからクラブの方々との打ち合わせもありますので、川中さんからこういうご意見があったことは伝えさせていただきます」

ぼく「ぜひ、、、」

広報課「これでご理解いただいてよろしいですか」

ぼく「はい。分かりました、、、。」

広報課
「もうこれで、じゃあ、すみませんけども」

ぼく「万博協会は閉鎖的な、、」

広報課
「閉鎖的ではないですよ。フリーの質問は人数とか色々あるんですよ。私たちも人数少ないので。全員が全員ってことになると無理なんですよ。だから、川中さんも働くとよく分かりますよ。それは。川中さん24時間働けますかってことですよ」

?このかたの論点のずらしの仕方が意味分からない。

ぼく「24時間働くのではなくて、順次対応していくってことですよね」

広報課「ちょっとすみません。コンタクトセンターの方でお伝えください。すみません。私ちょっと業務があるので申し訳ない。とりあえず、2日から1週間連絡がなかったことに関しては謝りますので、すみませんけれども、こちらの方で失礼させていただきます」



電話中、会議中、外出中、、、何度もおかしいと思っていたが、誠実に対応してくれていると信じようと思い、気持ちを切り替えていた。だけど、あまりにもの見下し方に我慢の限界だ。腹がたった。
法人じゃ無いからという常套句は何の意味をなすのだろう。国際博覧会と名乗るものが、記者クラブ制度を作り、厳しい質問をする外国人記者やフリーランスを排除するとは、何が国際博覧会だ。世界に向けて、日本の報道はこんなに遅れていますよと発表することとなる、恥ずかしいだけだ。
ぼくは、他の質問方法がないか悩み、『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)の著書を書き、記者会見のオープン化を求めているフリーランスライターの畠山理仁氏に相談の電話をした。すると公開質問状を送るといいというアドバイスをくれた。
なるほど!
早速、公開質問状に電話で質問をしたかった内容4点を書いた。
書いたものの、取材申請のようにFAXで送るのか、メールなのか郵送なのか分からない。そんなとき、『一月万冊』というYouTubeメディアで作家の本間龍さんと全力で万博を応援している番組を持つ、ジャーナリストの今井一さんから電話がかかってきた。ぼくは今井さんに公開質問状を送ることを伝え、どう送ったら良いかのアドバイスをもらった。
そして、翌日の8月23日。公開質問状を公益社団法人2025年日本国際博覧会報道課へ送った。



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