見出し画像

夢洲カジノは止められる 私たちは 諦めない!

ぼくはメールチェックをあまりしない。
名刺にはメールアドレスを書いているのに、よくないことだ。
夏休みに入り、毎日メールのチェックをするようにした。

以前、連絡をくださっていた方からメールが届いていた。
「夢洲カジノはどうなるか」をテーマの集まりがあるという。
カジノについて勉強をしたかったので、参加させてもらった。

カジノに反対する大阪連絡会の 中山直和さんが資料を元に説明をしてくださった。
あまりにも多くの問題点があることに驚いたので、1人でも多くの方に共有されることを願いnoteを書いている。

かつての市長が「塩漬けになった『負の遺産』を有効な資産につくり替える」と発言。多くのメディアが『負の遺産』と報じる 夢洲。

大阪 関西万博・IR誘致を進めることで『輝く場所』になるのだろうか。

大阪市此花区にあり 良好な都市環境の保全や公害防止、大阪港の機能強化を目的とした処分場として整備され大阪市内から発生する一般・産業廃棄物や道路工事などの建設工事に伴う掘削残土、大阪港の機能を維持・増進するうえで必要な浚渫土砂で埋め立てを行っている人工島の『夢洲』。(夢洲 開発概要)
『夢洲』は、ぼくたち市民にとってとても大きな役割を担ってくれていたのだ。

今後、大阪市内で発生した一般・産業廃棄物などや大阪港の浚渫土砂は
夢洲より西に位置する『新島(しんとう)』が舞洲の役割をするというのだが、
ここにも問題があった。
新島は、大阪市のものではないのでゴミの有料化が発生する可能性があるというだ。
貧困が進む中 有料化を誰が望むのでしょうか?

令和5年3月16日 立憲民主党 櫻井周衆議院議員が夢洲の土壌汚染対策の質問を提出している。一部だが引用する
「大阪港周辺には我が国の高度経済成長を支えた重科学工業が立地していた。PCB(ポリ塩化ビフェニル)やダイオキシンが含まれる大阪港の浚渫土砂は、夢洲2区および夢洲3区に埋め立てられた。また、夢洲1区にはダイオキシンやPCBなど有害化学物質が含まれている焼却灰が埋め立てられた。こうした経緯から夢洲の土壌が汚染されていることは明らかであった。」
万博予定地は、1区と2区。1区と2区の間には汚染水の池(雨水などで化学物質やダイオキシンが発生した時に汚染水を貯める場所)があり、IR・カジノ予定地は、3区だ。
さらに1区にはダイオキシンの袋詰め脱水処理区域がある。
環境省はPCBは検出されていないと言っているが、市が調査をしたのはトンネルを作っている場所の1地点のみだった。この指摘は、国の審査結果報告書にも書かれている。

大阪 関西万博のテーマは「世界と共に創る、いのち輝く未来社会」だ。

PCB。知らなかった。
脂肪に溶けやすい性質を持つことから、食物連鎖などで生物の体内に徐々に蓄積しやすく、人体に入るとさまざまな症状を引き起こす。中毒症状としては、目やに、爪や口腔粘膜の色素沈着などから始まり、ついで痤瘡用皮疹(ざそうようひしん)(塩素ニキビ)、爪の変形、まぶたや関節の腫れなどが報告されている。
ものすごく怖いやつだった。

ぼくは土壌汚染の怖さを知らなかった。
大阪府市民の問題にとどまらない。
日本の問題であり世界の問題だ。
本当にこのまま進めていいのか?

ぼくたちはどこへ向かうのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?