「伊藤伸平公式HP」について3(※おだぎ先生作品について)
伊藤伸平先生の奥さん、おだぎみを先生の代表作「埼玉県のひみつ」を含む、『まんがでよくわかるシリーズ・ひみつ文庫』(学研プラス)が話題です。
『小学生女子が選ぶ「これまでに読んだ本の中でいちばん好きな本」は何かご存じだろうか? それは『ヘレン・ケラー』でも『ナイチンゲール』でも『赤毛のアン』でもない。学研プラスが刊行する『まんがでよくわかるシリーズ・ひみつ文庫』という学習マンガだ。』
出典:Real Sound 20/04/07 「『まんがひみつ文庫』から『ウンコロジー入門』まで……休校中の児童に読ませたい、勉強の動機を与える良書6選」(https://realsound.jp/book/2020/04/post-534854.html)
おだぎ先生が作画を担当された「ひみつ」シリーズは、令和2年4月の段階で11冊。何冊かはネットで無料公開されています(※下記URLは2020年4月8日のものです。都合により変更される可能性もあります)。
「ビスケットのひみつ」
「宅配ピザのひみつ」
「家庭用殺虫剤のひみつ」
「森の木のひみつ」
「漢方のひみつ」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library060/)
「ドラッグストアと調剤のひみつ」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library093/)
「埼玉県のひみつ」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library-local008/)
「倉敷市のひみつ」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library-local003/)
「いなり寿司のひみつ」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library137/)
「あまざけのひみつ」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library139/)
「乳酸菌のひみつ【新版】」(https://kids.gakken.co.jp/himitsu/library026/)
これら学研のひみつシリーズは、市販されず、学校図書館や公共図書館などに副教材として納品され、子どもらに読まれる、というのが通常の流れ。
ところが2015年出版された、おだぎ先生が作画を担当された「埼玉県のひみつ」が、そのユニークな作画(”死んだ目”)と強烈なディスリ表現(”埼玉県ってなに!? そんなところ知らない!”)で話題を呼び、マツコ・デラックスのテレビ番組(「月曜から夜ふかし」2015/06/01放送)などでも取り上げられ、「どこで売ってるんだ」という問い合わせが学研に殺到したことから、異例の一般販売という事態に。
なお、「埼玉県のひみつ」を発端とするプチ埼玉ブームから再脚光を浴びたのが、同作とスタンスを同じくする魔夜峰央先生「翔んで埼玉」で、2019年実写化され大ヒット、2020年まさかの(失礼)日本アカデミー賞で最優秀監督賞など主要な賞を受賞するという快挙につながっています。
ちなみに「埼玉県のひみつ」出版当時、同書を読んだ伊藤伸平先生が「翔んで埼玉」のことを連想し、おだぎ先生にそのことをいうと、その時点ではおだぎ先生は「翔んで埼玉」を知らなかったとのこと。
「翔んで埼玉」が初めて単行本に収録されたのは1986年(昭和61年)。「埼玉県のひみつ」出版から30年も前の話で、しかも出版当時、魔夜先生の代表作「パタリロ!」シリーズと比べてメジャーな作品だったわけではないので、伊藤先生より年下のおだぎ先生が読んでなかったのは無理はないのですが、それにしても。
世代を超えてディスられる埼玉県って、いったい…
おだぎみをTwitter
https://twitter.com/mio_odagi
※おだぎ先生最新作(PDF)
「2040年への手紙 ~山梨県総合計画の目指す未来~」
https://www.pref.yamanashi.jp/seisaku/sogokeikaku_2040tegami.html
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伊藤伸平公式HP
https://www.hyperdolls.com/
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