言葉の怖さ

Chu!Tuesday!
こんにちは
らがぁです。

私、おしゃべりが苦手なんです。
どうでもいい話や、なんでもない話とかはできない訳じゃないんですけど
というよりもまず、声をかけるのが苦手。

話し出すとペラペラと、どうでもいいことだったり、大切なことだったりをとにかくしゃべり続けることもできるのですが、人に話しかけることは苦手です。
さらにいうと、ひとのアクションに対してレスポンスを返すのも苦手です。

とにかく相手に対しての会話は、どう返したらよいかわからない。相手の求めてる回答を探してしまう。探すということは、沈黙すると言うことで、そこからコミュニケーションに亀裂が入る。亀裂が入ったと思ったら、抜け出せない。

そこからたどり着いた推論は、言葉が怖いのではないか。言葉を操ることで、人から傷つけられることを知っているし、傷つけることを知っている。と思う。

自分の言葉で、誰かの人生を狂わせるかも知れないって思う。ちょっとした言葉で傷つけてないかなと心配する。

学生の頃、バイトしていたときの話。
某ファミレスで新入社員さんが入ってきた。前年度の社員さんがやたらとデキる方で、どんどん力をつけていくのを見ていたせいか、その新入社員の方がなかなか育たないようにみえた。もちろん本人は頑張ってるし努力してる。それは評価できるんだけど、なぜが人望もない。
ある日のお昼の混雑がすぎた後、片付けとディナータイムの準備をしている最中に、偶然その人としゃべる機会があった。

その人は周りの人達に嫌われてないかなと聞いてきた。
どういう流れでそんな話になったかは覚えてないし、ちゃんとした言葉も覚えてない。
そこでやっぱり、返答に困るわけだ。
当時、私も未熟だったし、嘘つくのもいやだったので、回答を濁した。
「みんながどう思ってるかは私は分かりませんが頑張ってることは伝わってるんじゃないですか。」とか「得意なこととか好きなことを伸ばすと良いんじゃないですか。」とかおそらくそんなようなことを言った。
今考えれば、どの立場からものを言っているんだとか言われてもおかしくない。
そして、その後1週間も経たないうちに、その人は仕事を辞めた。詳しい理由はわからない。来なくなったのか、ちゃんと連絡を入れて辞めたのか覚えてはいない。

私のひと言が何か影響を与えたのかどうかはわからないけど、私は影響を与えてしまったのだと思っている。
自分が仕事をして転職し、新しいことをしている今だからこそ、ひとつのことに囚われずに新しいことにチャレンジしたのかも知れないと考えられるけど、当時は自分の一言で人の人生を変えてしまったのかも知れないと、かなり深刻に考えていた。

結局、そんなことがあったりすると、自分の言葉で人を不幸にしてしまうのが怖くて、言葉を発せなくなる。

だからこそ、言葉を大切にしようと思う。
人を傷つける言葉ではなく、人を幸せにする言葉を使いたい。

#日記 #エッセイ
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