アフリカ情勢報(10月26日)
コンゴ民主共和国情勢
コンゴ民主共和国の都市北部キブ州で戦闘があり、派兵されていたEACRF所属のケニア人兵士の死亡が確認された。
先日から、北部キブ州では反政府組織でありイスラム国系組織であるADF(Allied Democratic Forces)によって戦闘行為が発生しており、民間人20人が既に殺害され、その半数近くは未成年だった。
ADFは元々イスラム教徒が多数を占めるウガンダの反政府勢力であったが、1990年代からコンゴ民主共和国東部に進出しており、数千人の市民を殺害したとして訴追されている。
加えてウガンダでは、10月17日にクイーン・エリザベス・パークで外国人観光客2人を含む3人を殺害したとして当局に告発されている。
東アフリカ共同体軍(East Africa Community Regional Force)は北部キブ州に配置され、ケニアはこの作戦に1000人以上を派兵しており、ケニアの他にウガンダ、南スーダン、ブルンジの兵士も参加している。
参考
https://www.africanews.com/2023/10/24/drc-at-least-20-dead-in-an-attack-attributed-to-the-adf/
https://www.unocha.org/news/todays-top-news-occupied-palestinian-territory-democratic-republic-congo