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変わり映えしない日常と、大河ドラマ

今日も、18時ごろ仕事を終えて家路に。そういえば、緊急地震速報がなったことは日常とは違ったが、結局大阪市内では揺れを感じなかった。

ほとんど変わり映えのしない日常である。今日もひとりでご飯を食べる。これもまた変わり映えしない日常である。今日は何を食べようかと考えるが、選択肢は決まっている。全国チェーンの牛丼屋か、地元のスーパーの弁当か。

定時で帰れば、夜の時間は比較的ゆとりがある。いつもそう信じているのだが…。

そうでもない。最近は、食事を終えるとぐったり眠っていることが多く、特に何もしないまま1日を終えてしまう。やりたいこともやるべきこともあるのに、もったいない。いつも後悔する。(以前、そのことについては以下の記事に具体的に書いた)。

楽しみにしていたテレビ番組を観ながら寝てしまう。途中までは観ているが、ふと気づくと、すっかり話が終わっている。もう一度観るのも少々面倒なので、それはしない。中途半端だと思われるかもしれないけれども、仕方がない。観なければならない番組は日ごとに増えていくからだ(アメリカの法律ドラマ「グッド・ファイト」シリーズは、逆に眠っている暇を与えないキレッキレの作品である。人種、セクシャリティ、ジェンダー、差別、テロリズム、トランプ問題といったあらゆる社会問題を鋭敏に描写している)。

さて、昨日、大河ドラマ「青天を衝け」がスタートした。渋沢栄一を主人公に、近代日本の躍動を描く。吉沢亮が渋沢を演じ、脚本を大森美香(大河ドラマ「龍馬伝」などで知られる)が務める。きっと面白いのだろうなと思って、今回はリアルタイムで観た。久々の大河ドラマである。

眠たくなるというより、ただハマらなかった。昨日は、主人公が4歳の頃を描いた。小林薫は、相変わらずかっこよかった。和久井映美は、期待通りごきげんであった。田辺誠一は、「3年A組 今から皆さんは人質です」の武智先生の印象が抜けず心の中で苦笑い…。竹中直人は、溢れんばかりの感情を放出していた。次回以降も目を見張る演技をするだろう。

ただ、俳優一人ひとりの存在感が光っていたのと裏腹に、ストーリーには退屈さを感じた。私自身、朝ドラには熱狂できたが、大河ドラマとは相性が良くないのかもしれない。前作の「麒麟がくる」やその前の「西郷どん」など、世間の盛り上がりについていけなかった。今回も例外でない。

大河ドラマのファンの方には申し訳ないことを書いてしまったが、こういう人間もいるということをわかっていただけたらそれだけで良い。ただし、朝ドラの肩を持つようなことを言ったわりには、最近思うようについていけなくなった。このことについてはまた別の機会に書くとしよう。

※最近、映画の鑑賞記録をよく投稿しています

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