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「うめきた2期地区」の今をRX100M3で記録する

これまで私が作成した記事のなかで、最もアクセスされたのが、東京・下北沢で映画のロケ地を巡ったときのことを綴ったものである。「街の上で」は私が一番好きな映画と言ってもよい。公開からすでに3年ほど経っているが、何度観返しても、その体験が色あせることは(今のところ)ない。今泉力哉監督、恐るべしといったところであろう。その記事のリンクを貼り付けしておくので、お時間のある時に読んでいただけると嬉しい。

それはさておき、街歩きについての記事を本格的にnoteで書いたのはこれが初めてだったと思う。ただ、これまで街歩きをしてこなかったかといえば、そういうわけではない。記憶を遡ると、中学生くらいからそれらしきことは細々と続けてきた。だが、それを明確に趣味として認識できたのは、大人になってからだ。

ゆえに、旅日記として文字で記録に残すということをしていない。その代わりといってはなんだが、写真という形式で記録に残してきた。余談だが、昔から寺社仏閣を訪れる趣味も楽しんできたわりに、御朱印帳は一度も買ったことがない。そもそも、昔は御朱印集めというのはメジャーな趣味ではなかったはずである。それがいつの間にか市民権を得ている。気づけば、御朱印帳を持たない異端児になってしまった。

再度、それはさておき、である。一方、本格的ではない形で、簡略に街の様子について記したのは次のリンクの記事が初めてである。大阪駅の北側にある梅田貨物線跡地は、今驚くほどに開発が進んでいる。グラングリーン大阪と名付けられたが、これまでは「うめきた2期地区」と呼ばれていた。

今年9月には、JR大阪駅地下ホームから直結の「うめきた公園」が完成し、2期地区の「先行まちびらき」が行われた。良いことに、さっそく市民の憩いの場となっている。モリモリと開発が進んでいる様子をそれなりに伝えようとしたのだが、開発の注目度に反して、記事が全く伸びなかったという悪い例として残しておく。

そういうわけで、その「うめきた公園」が今どうなっているかをお伝えする。ちなみに、今回はSONY DSC-RX100M3で撮影し、Adobe Lightroomで現像した。

次の写真は、9月のオープン間もないころの様子である。芝生エリアにはカラーコーンが立てられており、立ち入りができなくなっていた。左手に見えるのは、大阪駅ノースゲートビルディング、そして、右手に見えているのが、グラングリーン大阪である。来年3月のオープンに向けて、着々と準備が進んでいる。

今年9月に「先行まちびらき」でお披露目された「グラングリーン大阪」と「うめきた公園」。「グラングリーン大阪」はオープンに向けてモリモリ工事中である。

そして、先ほど、JR大阪駅地下ホームについて少し触れたが、今年3月に、JRおおさか東線が新大阪駅から延伸し、JR大阪駅地下ホームに乗り入れることとなった。「うめきた公園」のオープンに合わせて、地上出口を利用できるようになった。

JR大阪駅地下ホームから「うめきた公園」は目と鼻の先である。

さらに、11月になってから、「うめきた公園」を訪れると、さっそく有料イベントが開催され、これもまた賑わいが創出されている。

かつては立入禁止だった芝生広場も利用できるようになった。
「うめきた1期地区」として知られるグランフロント大阪の各棟を望む。

「うめきた2期地区」全体のまちびらきは、2027年度に予定されており、まだまだ先となるが、各施設は少しずつオープンしていく。街が少しずつ、そして大胆に変わっていく姿は、見ていて興味深い。今後も、街歩きの記録に残していくとともに、注目を続けていきたい、アツいスポットである。


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