
借りパク奇譚 第12話 「他人から時間を奪ったという女の告白」
「過去、人生の中でどうしても時間が必要な時期がありました。時間がいくらあっても足りない。そう感じていました。仕方がないので必然的に睡眠時間を削っていたんですが、私はそこまで体力がある方ではなく、もともと寝不足だとダメなタイプでしたので、それが原因で余計効率が落ちてしまう、そんな悪循環にハマっていました。
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【前回までのあらすじ】
これまでの「借りパク」を懺悔するために寺に集まった男女4人。主人公・竹中たかし(儀式名たけし)は、友人の山田(儀式名カンバルジャン)の懺悔に不可解な点があることが気にかかる。そんななか、最後の告白者であるクロエが「私は、他人から時間を奪い、自分の時間が増えるという体験をした」と語りだしーー
【借りパク奇譚 あらすじ】
この世にはびこる「借りパク」。それを懺悔し、みそぎができる寺があったら…? 今まで散々借りパクしてきたという悪友に巻き込まれる形で、みそぎに参加することになった主人公・竹中。そこに新たな2人の男女も加わり、奇妙な形で儀式が進んでいく。一見なんの繋がりもないように見えた彼らだが、次第にある共通点が見えてくる。今日ここへ4人が集まったのは必然か偶然かーー?
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