守備という宿命
① 試合が0-0や0-1だった時FWはゴールを入れたらヒーロー。
②1-0や0-0でナイスクリアやセーブをしたらDFもGKもヒーロー。
サッカーの試合で往々にして見られることでありそう言った場面のナイスプレーのときはヒーローが出ますよね
でもミスした時どうでしょう?
上記①の場合FWは「あの時決めれていれば」そう言う表現が出てきます
②の場合、DF、GKは「あのプレーで負けた」「勝ち点を逃した」
こうなります。
つまりミスに対する評価の度合いや結果がDFやGKの守備の選手は大きく責任がのしかかっていると言うこと。
FWはミスを繰り返しても、繰り返し精度を上げていくしかないと、寛容ではないけどそう言う思考整理になりDFのミスの繰り返しは周囲の評価がより本人自身に重くのしかかってくる。
そしてより自身に自責の念が残りやすい。
特にDFはナイスゴールやナイスキーパーよりナイスクリア、ナイスタックルは評価されずらい。
わかりやすく言うとサッカーに馴染みがない人でもゴールやスーパーセーブは結果に直結するわかりやすいプレーだけどタックルやクリアはその後の失点を防いだと言う予測がしづらい面があるから
シュートミスは記憶に残らないけどDFのミスは記憶に残りやすいと言う点も可哀想な面でもある
FWのミスよりDF、GKのミスは即失点につながるので記憶に残る点が守備陣は因果な商売である。
今回のミンテに関して思うのは、レッドカードを短期間で何枚も貰ってしまうと言う「何度もミスを繰り返してしまう」と言う点が本人も一番痛感してると思う
そしてミンテは守備の時不用意にファールにいってしまう、そんなイメージがサポにもついていて、そう言うプレーを見せるとほらやっぱりという負のバイアスが働く可哀想な面もあることも事実である
しかしそう言うイメージって言う面でプラスに考えてみると
ミンテは2019、2020とJリーグの数々の化け物FWと対決して渡り歩いてきた実績がある。
去年オルンガとのホームでの見応えあるマッチアップとか年間通して空中戦での突出した勝率、1対1の強さはコンサドーレ1番と言っていいと思うしリーグ屈指だと思う。
俺が思うのはミスを繰り返さないと言うよりミスを恐れず次に向かって欲しいなと言う思い。
レッド覚悟でって言う瞬時に判断しなきゃならない時もこれからもあるだろうし、萎縮せずやって欲しいなと言う思いが強い
気にするなと言う表現は簡単だと思うけど気にして反省したらなら次に向かい、よりいい仕事をすることで忘れることができる
一言で言うならコンサは「ミンテの経験が必要不可欠」まだまだ序盤だし奮起を期待してやまない
そして俺自身も守備と言う面でのナイスプレーにも称賛できる目を養っていきたい
J屈指のエアバトラーの復活をみんなが待ってるし
ミンテはもっと評価されてもいい選手の1人だと思ってる