2023コンサドーレ中隊長勝手通信簿
毎年年末にシーズンを振り返って、サッカー雑誌方式で独自に勝手採点していますが今年もやってみました。
なお、あくまで私独自の主観なので異論は受け付けます笑
採点は10点満点で及第点は5.0から6.0の目安、背番号順に採点してます。
背番号1 菅野 孝憲 5.0
昨年から怪我が多くなってきたなっていう印象、今シーズン、ソンユンの再加入でレベルの高いポジション争いが繰り広げると予想してた中、開幕当初から怪我のスタート、完治から再発もあり怪我に泣いたシーズンといえる。
高木の加入で怪我開けも控えに甘んじてるが、練習を見ててもまだまだ元気だなて言う印象、来年40歳の節目になるが集大成となるか、新たな挑戦がまた始まる感じがする。
背番号2 田中 駿汰 8.0 MVP
出場時間、安定感、抜群の技術でチームに貢献、線は細く見えるが長い手足を生かして1対1での守備でも強さを発揮、攻撃面でもセットプレーのヘディングやタイミングの良い攻撃参加で得点するなど、今コンサで日本代表に一番近い選手と言える。
派手さはないが、彼のプレーの良さをわかればサッカーを知ってるっていう感じと言える。
ゆえに、選手価値が高い=ビッククラブに狙われる一番手、彼の去就で来年のチーム作りに大きく影響するだろう。
2023年シーズンの俺的MVP
背番号3 馬場 晴也 6.0
新加入メンバーの期待された一人、途中加入で活躍というミシャサッカーにおいてハードルが高い戦術の中、レギュラーとまではいかないがコンスタントに試合に出場、シーズン中盤以降は存在感が増し、U22のアジア大会ではキャプテンとしてフル出場し銀メダルに貢献した。
中心選手となれる器だけに来シーズン期待したい。
背番号4 菅 大輝 5.5
スガキャノンの愛称になったミドルシュートを数本決めて得点に貢献した。
無事これ名馬を地で行っており、ゲームで叩き上げらた丈夫さは、故障が多いチームを支えてきた。
もう少し多くアシストも期待したいところ。
息子さんとの練習場で触れ合う姿を何度か見た事があるが、あのユースだったスガちゃんが親父かぁと思うと感慨深いものがある笑
背番号5 福森 晃斗 5.0
今年は桐耶の台頭もあり先発の機会も減ったがボランチでのプレーでも長短織り交ぜたパスを見せたり、ビルドアップ、特にポジション取りやパスの狙いどこなどさすがだなって言う面は健在だった。
データ見るに先発落ちした試合は負けが多く、まだまだ存在感もあるなと印象、他方で自慢のフリーキックを決めれなかったとこが残念
練習でも後輩に熱心に指導したり、ベンチで何とかチームを勝たそうと鼓舞する姿はベテランの域になる選手としてチームに必要な存在
岡田、桐耶熾烈なポジション争いになり自身の違った面でのレベルアップになるので頑張って欲しいところ
背番号6 中村 桐耶 6.0
今年序盤から先発の機会が増えて、飛躍した一番の選手
いい意味でも悪い意味でも決定的なプレーがあり安定という意味で明確な課題がある。
仕掛けや、前に出る守備などのプレーはJ1の舞台でもかなり通用するの証明できたと思うし、あとはビルドアップを含む短中のパスの安定した精度が課題か。
アウェイF東京戦で見せたスペースに侵入して受けてアシストを決めたプレーは見事
あのプレーの再現性を随所に出せれば先発定着も見えてくる。
来シーズンは充実の背番号6になるか期待するところ。
背番号7 ルーカス・フェルナンデス 6.5
先日退団が発表されて帰国、コンサ史上一番最長最良の外国人助っ人だったかも知れない。
入団当初は控えも多かったが徐々にフィットし、ミシャも元でリーグ屈指のWBに成長した。
絶好調の時は誰も止められないくらいのステップワークとキレを見せてサポを沸かせた
左に配置後もカットインから得点するなど可能性を見せ続けた選手
想像だが家族の事もあり惜しまれて退団
オブリガートの一言
背番号8 深井 一希 3.5
リハビリに始まりリハビリで終わったシーズンという印象
昨年のオペから復活し、シーズン途中に復帰できたが再度右膝を痛めて離脱
故障する間隔が年々短くなる感じもあり、膝自体はもうすでに限界を突破してる。
しかし痛みがなく状態が良ければいい動きができるという印象があり、その動きに戻せるかというところ。
限界突破がどこまで行けるか個人的には見届けたい思いでいっぱいである。
背番号10 宮澤 裕樹 5.0
怪我で出遅れたシーズン、ベテラン中のベテランの域になるバンディエラも年々故障が多くなるにつれて出場機会も減ってきてる印象
CBは大八、ボランチは競争激戦区だが、出場すればその戦術眼やサッカーIQの高さを活かしたポジションどりやカバーなどチームに安定感をもたらすプレーはさすがである。
集大成の域になってきてる年齢であり1年1年が勝負の年
背番号11 青木 亮太 5.5
青木選手も今シーズン怪我に泣いた1年と言ってもいいだろう
昨年のドームMVPの活躍実績から今シーズン物足りない結果になった感じ
シーズン終了間際にコンディションが上がってきたが夏場にチームが低迷したのは青木がいない事が多かったのも原因の一つ。
前線でための作れる選手だけにシーズン通しての活躍が期待されるところ
コンサ上位浮上の鍵を握る選手
背番号13 キム・ゴニ 4.5
昨シーズン途中から加入し、ここで負ければ降格圏だったセレッソ戦で後半に起死回生の同点ゴールを決めてサポのハート掴んだ。
待望のザCFの登場かと思われ今シーズンもキャンプ序盤は故障なくメニュー消化したが開幕後に故障、その後もグロインペイン系の故障に悩ませれ思うように結果が残せなかった。
練習を見てると左右のシュートは強烈、チームでもNO:1のシュート力を持っており、来シーズンはもう一段階の成長を期待したいところ。
宮の沢のファンサを見てると性格も優しくファンをとても大切にする印象
背番号14 駒井 善成 7.5
昨シーズンの終盤の前十字靭帯部分断裂から保存治療で復帰、きついリハビリとトレーニング経て鋼鉄かつしなやかなボディにバージョンアップして戦列復帰した。
復帰後が負傷前と変わらない貢献度でそのハードワークでチームを支えて救った。
来年在籍なら気がつけば7年目、他ならぬチームの顔になったきた。
今は駒井のチームと言っても過言ではないだろう。
背番号18 浅野 雄也 8.0
新加入であったが初年度からミシャサッカーにフィット、12得点は立派数字でドームMVPにふさわしい。
金子離脱後右WBもこなし、慣れないポジションでサポからの批評になったが、個人的には徐々にフィットして最終戦でのポジション取りや飛び出しは慣れてきたなと印象だった。
しかしペナ内での細かい動きや左足からの強烈な左を活かすためにシャドウで使いたいところ。
沖縄キャンプで見た時は一番時間がかかりそうと思ったがいい意味期待を裏切ってくれた選手
対策された時に左を封じられる傾向であり、来季は切れ込んで右のクロスやシュートの精度向上に期待したい。
背番号19 小柏 剛 5.5
度重なる筋肉系の故障に今年も泣かされた。
序盤の浅野金子駒井と共に前線の爆発力は見事だったが、小さい違和感も含めた度重なる怪我で稼働率で言うと作シーズンは上回ったものの、ストライカーのインパクトは残せなかった。
しかし、得点、アシストともに残した数字は及第点でありポテンシャルの高さは継続証明できている。
私個人としては二桁得点→海外移籍という道で行って欲しいと思ってるが、現在報道で賑わせてるFC東京のオファーもあり、その去就がチームに大きく影響するだけに注目している。
背番号21 松原 修平 4.0
なかなか出番に恵まれなかったが、練習でも手を抜かず怪我もせずいつでも出場のための準備に余念がなかった。
練習を見てると能力の高さがわかるが4番手の位置に実力のあるGKがいるのは贅沢な話
出場してなんぼなら本人は納得行ってないと思うが、大谷が満了になり小次郎が戻るとなれば、経験値や技術は3番手に浮上したと思う。
チームを俯瞰して見れる性格でもあり、冷静にチームメイトを見れる選手だと思う。
まだまだ伸びしろはあり更なる成長を期待したい。
背番号23 大森 真吾 3.5
真吾も怪我に泣いた一人、キャンプ中に骨折というアクシデント、出足から遅れる形になり不本意な一年になった。
キャンプ序盤ではいい動きをしていたものの熊本で離脱、復帰後もなかなか活躍の場がなかったがアウェイFC東京戦で初ゴールするなどポジティブな材料もあった。
コンサならその特性からCFかシャドウであるが噂の鈴木武蔵が復帰するならゴニも含めて熾烈な先発争いを勝ち抜かなければならない。
ポテンシャルは十分、来シーズンこそと一番期待する選手
背番号27 荒野 拓馬 7.0
今年も中盤でよく走り、闘いチームを支えた。
ベテランの域にかかりピッチ内外で重要な役割を担ってる。
チームが苦しい時にボールを運べる運動量は見事
中盤でデュエルが多いポジションであるが、あえて言うならイエローカードの数がリーグNO:1のとこを修正か。
いわゆる無駄なイエローと思われるのをまず無くしたい。
現主将が次期主将候補と言うだけの器であり、ピッチ内外でのチームの精神的支柱になれるのを期待
背番号32 ミラン・トゥチッチ 4.0
結局2020の最終戦のホーム柏での2得点しか印象が残らなかった。
性格の良さからファンサなど接したことのあるサポなら応援したくなる選手だった。
夏に他チームからオファーがあったが残留するなどチームに貢献しようと言う意思も好感を持てたが、なんせ助っ人という立場では物足りない結果になってしまった。
Jリーグに残留を希望してる報道があったがコンスタントに出場できるチームで見てみたい
背番号44 小野 伸二 3.0
シーズン稼働を考えると3.0だがこれまでのチームへに影響力を考えると10に近い。
惜しまれて今シーズン引退、北海道コンサドーレの価値を上げてくれたのは紛れもない事実
終わってみれば在籍が一番長いクラブがコンサドーレであった。
いるだけでも価値観がある日本サッカー界の天才は今後コンサにどう関わってくれるのか期待するところ
背番号47 西野 奨太 4.0
結果が得られなかった印象だが確実に成長してるという印象
シーズン中に怪我により長期離脱したが身体がでかくなり1対1に強くなり、ゲームに出ればビルドアップや積極的に攻撃に関与するなど成長している。
コンサでの適正定位置は右CB、彼の成長が今度のコンサ守備陣を左右すると言ってもいいし、それだけの可能性は秘めてるとみてる。
進藤級の再来になるか、それを超えていくことを期待してる。
背番号48 大谷 幸輝 4.5
スゲさん故障時など緊急時にコンサGK陣を支えた影の実力者的な存在だった。
足元のキックも正解で、出場試合感という面の不安を抱えながらでも出れば及第点以上のプレーを見せた。
まだまだできる実力は実証済みだと思うし、カテゴリを気にしなければ引くて数多のGKだと思う。
ファンサでも人柄の良さを感じる選手だった。
先日満了になったが新天地での活躍に期待したい。
背番号49 スパチョーク 6.5
昨年終盤に適応の可能性を見せ、今シーズン序盤は低迷していたが、徐々にコンディションを上げて7得点と立派な数字を残した。
タイの知り合いがチャナより得点力絶対あると言っていたのがなるほどなと思うシーズンだった。
左45度エリアからの得意なゴールゾーンがあり、得点の形を持っているのは強い。
前線のタレントの中での競争はレベルアップに繋がると思われる。
背番号50 岡村 大八 6.5
裕樹君から定位置を奪い、本職CBとして君臨、コンサ最終ラインに定着した。
これまでJ1屈指のFW相手にデュエルで獅子奮迅、相手が相手だけに1対1に強さはかなりレベルアップしたと思う。
一発で得点に結びつく前線へのフィードなど攻撃的なプレーがもっと出れば更に伸びてく可能性がある。
ピッチ外では男女関係なく丁寧にファンサをしている姿を見ると下のカテゴリか這い上がってきてサポの存在をとても大切にしてる印象
強さと優しさを兼ねそろえたCBに成長した。
背番号51 高木 駿 6.0
シーズン途中に加入し即先発する実力を発揮
守備範囲の広さや、正確な足元のフィード、常に攻撃の糸口を探ってる感覚はさすがだった。
大分で主将を務め、チームの顔的存在であった選手が新天地でのチャレンジを求め加入してきたのは頼もしい限り
まさにミシャサッカーにピッタリなスタイル、GK陣が切磋琢磨できる間違いなし。
来年は更なる活躍を期待する選手の一人
キャラも最高
背番号99 小林 祐希 5.5
元日本代表、昨シーズンの神戸の救世主であった小林祐希の加入は個人的にもコンサにいい意味での化学反応を起こしてくれると期待していた。
プロとしての独自のスタイルはコンサにない感覚で沖縄でのキャンプはいきなりの初戦でフリーキックを決めて、さすがすぎるというインパクトだった。
シーズン序盤は小林シフトで得点を重ねたが怪我をしてから出場が激減、次第にベンチ入りしても最後まで使われなかったり、ベンチ外も多くなり、雰囲気的にも移籍なのかと言う感じも。
ミシャのサッカーのテンポは違うスタイルだが、局面を打開する能力はチームTOPクラスであり、何よりメンタル的にチームにないものを持ってるだけに去就をかなり注目している。
以上勝手に今シーズンを振り返ってみました。
なお移籍した選手は対象外としました。
現在(12/12)もチラホラ移籍の情報は出てますが来年の編成はどうなるか。
ミシャ最終年な気もしますが、それゆえにフロントの本気度をみたいと言うのが本音なとこです。
今年も試合中のまとめなど見ていただき本当にありがとうございました。
みなさま良いお年を!