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【shallm 楽曲考察・感想】『アイ・ラブ・ジェー・ケー・キス・デート』

( - この記事ははてなブログにて2024年12月26日に公開した記事になります。)


shallmの新譜だ〜〜〜〜!

お疲れ様です。中卒です。

今回は本日公開された『アイ・ラブ・ジェー・ケー・キス・デート』について素直な感想、ついでに考察(というとなんか堅いけど)やら何やらしていこうと思います。

※ラジオで音源初公開のタイミングで書いた文章に加筆する形で書いています。
(MV公開後にこの記事を公開していますが、MVはただただ可愛いだけで考察って感じでもなかった。のでほぼ割愛、、、。)

shallm(lia)本人との会話もちょくちょく入ってます!
では記事!


今回の楽曲は、タイトルからはセンチメンタル⭐︎ラッキーガール的な『アップテンポ!高音!かわいい!女子!』
みたいなイメージを持っていたので、最初Tiktokライブで一瞬だけサビを聴いた時にいい意味で裏切られて痺れましたね。

歌詞の所々に

"白線から落ちないように"
"近所にいた野良猫"
"同じ電車で息を潜めて"

みたいな、青春の一片を感じられるワードが散りばめられてるのも、まいはにとのタイアップにマッチしていていいなぁ〜と。

”白線から落ちないように”というのは、学校の下校中に全人類がやるあれですね、落ちたらマグマが広がってて死ぬ〜〜〜〜みたいな。僕もやってました。
白線を綱渡りに見立てて、恋と掛けて、両者とも『揺さぶられる』という歌詞で括っているのが綺麗に纏まっていて好きです。ありそうでなかった表現。

1Aの音楽的な部分では、ドロップと呼ばれる音が一瞬なくなってアカペラになる表現が使われており、この表現は2Aで単調な音楽に飽きてきた聴き手に対してびっくりさせるような使われ方をすることが多い気がしているのですが、(shallmの境界戦、髭男のノーダウト、ヨルシカのだから僕は音楽を辞めた、Adoの永遠のあくる日など)この楽曲では1Aに差し込まれています。

今回の編曲は初めて紅蓮華やブルーバードの編曲をやられている江口亮さんが担当しており、こんなアレンジを加えてくるのか、、、と。
明らかに今までのshallmと音の作りが違うので、イントロでいつものshallmっぽくない!と違和感があった方が多いと思います。

ItaiさんやKoshiroさんは良い意味で王道なアレンジをすることが多いので、2Aに差し込んでくるんだろうな〜〜〜〜とか考えてました。
アレンジャーが変わることで新たなshallmの一面を見れた気がして嬉しいです。

1Bでは結婚について
”これが最初のプレゼント”というのは苗字のことですね。
私の苗字をあげてあなたの苗字をもらう〜的な。最初に結婚という、、、、重いけど可愛いんでOKです。

"アイラブジェーケーキスデート"の"K"は"結婚"とのことで、結婚式の誓いの言葉である
"健やかなる時も病める時も" というワードも、最初聴いた時はなんだここの歌詞???ってなったけど、K=結婚ということを知った後に聴くとなるほどな〜〜〜〜ってなった。

ここの歌詞だけ明らかに浮いているので、初めて聴いた方も違和感があった方も多いのではないでしょうか。
キタニタツヤの楽曲、『ずうっといっしょ!』にもこの歌詞は使われており、結婚を彷彿させるワードとして完成され尽くしている感じすらあります。
(筆者はバカなので、結婚式の誓いの言葉ということを最近知りました。)

1サビの歌詞はシンプルに恋!女子!って感じですね、まだ若いからこそ書ける恋の歌詞という感じで、特に深い意味はなくそのままの意味でここにきてストレートな歌詞が逆に響きます。

この曲には何度も”チュウ”という韻踏身が登場しますが、これの意味もシンプルに、
"アイラブジェーケーキスデート"の"キス"の部分の擬音を表しています。(本人が言ってた)
ラスサビまで全て違う”チュウ”で終わる単語で構成されていて、J-popのサビは繰り返しの歌詞であることがほとんどなので、聞き手の驚きポイントかつ本人もこだわっているポイントですね。

2ABもよくある青春あるある的なものが盛り込まれていて、聴いていて”あ〜こんな時代もあったのぉ…”となった方も多いんではないでしょうか。
ネイルをして恋している相手にアピールする主人公が可愛くて好きです。

2サビに出てくる
"飛んで火に入る私は昆虫"
という歌詞は、絶妙な比喩表現で本当に好きです。
火に入る=火中 で火中だと最初は思っていた歌詞の部分もあるのですが、それも含みつつ、実際の歌詞は、”愛の甲冑”=つまりは鎧のような。
あなたとの恋、という火中(恋愛という挑戦)に入る、火に入る、、、
言葉の掛け合わせが完璧だなぁと、、、
自分の語彙力がなくて説明が難しいですが、なんとなくニュアンスが伝われば嬉しいです。

”引く手数多のあなたに防虫”という、虫繋がりの歌詞も自然と組み込まれており、チュウから防虫に掛けてあるのがよく考えて歌詞を考えたんだな〜〜〜〜と思いました。

"私は昆虫" という歌詞も、あなたという蜜に吸い寄せられている虫、(蝶、蜂)みたいな。
蜜という歌詞は出てきてないから個人的な解釈だけど、蜜を出している、私を惚れさせる可憐な花(あなた)と私(昆虫)との対比が美しく思えたり。
↑これに関してもlia本人と話したけど、なんて返答来たか忘れちゃいました(おい)
多分合ってるよ〜〜〜〜的なことを言われた気がしなくもない…

落ちサビではずっと言ってきた、”アイラブジェーケーキスデート”の部分が改変されており、”あなたをただ知りたい、抱きしめたい”と、急に激重メンヘラ的な部分が垣間見えます。
五里霧中=超簡単にいうと迷っていて困っている、みたいなニュアンスなので、『私だけの白馬の王子様〜〜〜〜!!迎えに来て〜〜〜〜!!!』的な風にも聞こえます。(可愛い)

ラスサビも例に漏れずチュウの韻踏みがなされており、恋を連想させるワードがこれでもかというほどに盛り込まれています。

メロディで言うと、今回の曲はサビでもタイトル部分以外はそこまで高い音程は出てこず、ゆったりと進んでいっており、学生時代の恋愛ってこんな感じでゆったり進んでいたっけな〜〜〜〜とか思ったりもしました。
音楽的な部分にももっと触れていきたいのですが、いかんせん音楽知識はゼロに近いので、、、、泣
歌詞の部分を重点的に記事を構成してみました!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
個人的な解釈も含めつつ、lia本人とも確かめ合った歌詞の答え合わせした部分もあったりして、shallmer(シャルマー)(勝手なファンの呼称)や特にshallmを知らない方にも楽しんでもらえたのではないでしょうか。
もしそうならとっても嬉しいです!
ここまでお読みくださってありがとうございました!



中卒

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