潜入!靴下工場!!!そこで見たのは一本の筒状で出てくる靴下たち…
皆さんは、自分が今履いている靴下がどうやって作られているかご存じでしょうか?私は糸の時同様「そんなこと考えたこともない」という状態でした。靴下は靴下だし、分からないけど、きっと「靴下」の状態で出てくるものだと思っていました。
そもそもですが、どんな形状で編まれているのかも知らなかったので工場に入った瞬間に並んでいた、あの機械たちがまさか靴下を編んでいるものだなんて思いもよらなかったのです。
今回お邪魔したのは、私たちの頼れる靴下のプロhacuさんが「ニッターさん」と呼び、共に靴下づくりを行う協力工場さんにお邪魔しました~!
おじゃましまーーーす!
んーー!ぱっと見、まったく分からない!笑
どこでどうなってどうしたらこのハ●ルの動く城のような重厚なビジュアルの機械であんなふわふわの靴下を作ることができるのか。
疑う私に、職人さんが機械の説明をしてくださいましたが…またしても意味が分からない、ぜんっぜん理解できません!笑。理解する気が無いわけではないんですが、聞くだけで理解できるほど簡単なものではなく。さすが職人さん。1回聞いただけで理解ができるようなシロモノではないんですよ。(ワタシ的には…)
で?どうやって作ってるの?ってことだと思いますが、正直私が説明するにはちょっと役不足すぎるので、今回もふんわりとお届けしますね。
まずこちらの工場でつくられている靴下は、ここだけでは完成しなくて分業となっているそうです。
靴下ができるまで ~ひつじのくつしたの場合~
①糸を購入する
②編みたてる(靴下を編む)
③筒状の靴下を切り離して裏返す
④つま先にミシンをかける
⑤表に返して形を整え蒸気をあてる
⑥タグ付やビニールに入れるなど製品加工
今回の靴下工場さんでは③までの工程が行われそれ以降は分業になっていて別の所で行うそうです。実際に靴下工場にお邪魔して1足の靴下ができるまでにたくさんの人が関わっていることを改めて知りました。
ひつじの靴下を編んだ機械では、靴下がずら〜〜〜〜〜っと筒状のまま編み上がってきていて、つま先にあたる部分と履き口にあたる部分が繋がっているところの糸を切って抜くことで1本の筒から筒状の靴下片足分ができるんです。って、、、んーーー!伝わりませんよね〜笑
糸を引き抜くという単純に見える作業ですが、とっても難しいそうです。そんなことをササっとやってしまう職人さん、かっこよすぎますね。
靴下ができるまでの流れ、ざっくりとですがこんな感じです。こちらの靴下工場のこの機械では1日で50足(セット)くらいしか編めないそうです。なんとも低速!!!ゆっくり編める機械だからこそのふんわり感があるのかもしれませんね。ちなみにこの機械はもう製造されておらず、壊れては直したりパーツを寄せ集めて使ったりしているそうです。職人さんは靴下を編めるだけじゃなく、機械を直したりすることもできないとだめなんですね。。知識と経験が必要なお仕事ですほんと・・・。
こちらの靴下工場についてのお話はもう少ししたいですがちょっと長くなっちゃったので今日はこのへんで。
よかったらまた次のnoteも読んでいただけたら嬉しいです。
ではでは、また。
【こちらの工場でつくってもらった靴下】