見出し画像

尾州らしい靴下を作るならこの糸しかない!という糸との出会いは突然に。

どんな靴下にしようかと迷走し始めた私…というのは前回の記事で書きましたが…「糸はこれがいいと思うんです!!!」と形もデザインも何もかも決まってない迷える素人に糸をオススメするというなかなかチャレンジャーな洋服作りのプロ、塚本さん笑。

Towa…?? since1897…?? IRIS…??

正直、糸の見本帳とか見ても全く何がすごいのかとか分からない私なのですが、初めてみる糸の見本帳にワクワク。この色の中から選べるの!?選んでいいの!?

何がなんだかわかりませんが、いろんな色があってワクワク

とはいえ、糸の違いって一体どこに・・・?
いろんな色があってかわいいね〜くらいな私に、「この糸すごいんです!軽くてバルキーで、靴下になったら絶対温かくて気持ちいいと思います!!」と、いつもよりちょっとテンション高めにおすすめしてくれる塚本さん。聞けば「この糸は、東和毛織さんという一宮にあるウールやアルパカとかの糸を作るのが得意な会社が作っていて、中でもこの「IRIS(アイリス)」はエアリースパンという東和毛織さんの独自の製法でつくられたものなので、まさに「尾州」な靴下が作れると思います!」と教えてくれました。

2/30…??日付でしょうか??(←今ならわかる!) 

塚本さんは、過去にこの糸を使ってセーターを作った時にとても仕上がりの風合いが良く、またいつか使いたいな〜と思っていたみたいで、お気に入りの糸だそう。洋服作りのプロならではの「お気に入り素材」なのであれば、これはもうこのまま委ねたい!となったのでした。

糸の世界との出会いは突然に
この時、全く知らない世界の扉がまたひとつ開いた瞬間でした。日常で「糸」について考えたこともなかったし、きっと通常業務(広告とかのお仕事)をしているだけでは出会うことのない世界だったと思います。んーーーー!なんと楽しい仕事なんでしょうか。知らないことを知るワクワク感と、自分の選んでいくもので靴下が仕上がっていくと思うと、、緊張感。。

さて、こんな感じの勢いで糸は決まったものの(笑)どこでこれを靴下に編むの?問題がまだ解決していませんね。上司たっての希望である「尾州マーク」をつけるためには「尾州」で靴下づくりを完結させなくてはなりません。私たちの頭の中にはとある靴下やさんが脳裏に浮かびつつも、どうなんだろう?相談していいもの??…とりあえず聞くだけ聞いてみましょう!とカレントとも繋がりの深いとある靴下屋さんに相談してみることにしたのでした。次はとある靴下やさんに相談する話をしようと思っています。

よかったらまた次のnoteも読んでいただけたら嬉しいです。
ではでは、また。