エクストリーム・宅通 ~栃木からの宅通奮闘記~
この記事はmast Advent Calendar 2022の8日目の記事です。
7日目は定積さんによる「2023年の自分の運勢を調べてみた」でした。
今でこそ春4でのこのこと暮らしていますが、2年の春Cまでは栃木から宅通していました。ちゅるりです。mastAdCに寄稿する内容として、プログミング系か総合学域群の話か迷ったのですが、どちらでもない極めて平和なテーマを見つけたのでお話しします。
最近つくば市の選挙に立候補している某氏が、YouTubeのCMで「TXを東京駅まで延伸しよう!」とか言っていますが、お前は本当につくば市民なんか?という気持ちで溢れています。秋葉原まで行けば京浜東北線なり山手線なりですぐに東京駅に行けます。が、水戸や土浦、栃木に行くにはそれなりに遠回りをしなければなりません。
この記事では、栃木から宅通を試みたボケの話をしながら、つくば―栃木の交通事情についてお話ししたいと思います
入学~1年秋まで
なんだかんだでこの頃の宅通が一番狂っています。以下にルートを示してみます。
小山駅~下館駅(水戸線 25分、330円)
下館駅~石下駅(関東鉄道常総線 35分、900円)
石下駅~筑波大学(自転車 1時間30分、15km)
言うまでもない狂いルートで通学していますが、中でも狂いポイントが2つあります。
① 水戸線と常総線の運行本数が少なすぎる
水戸線は1時間に1~2本、常総線は1時間に2本程度と、運行本数があまりにも少なすぎます。山手線を見習え。これでは時間の融通が利きませんし、乗り換えでもかなりの待ち時間が発生してしまってよくありません。ですが、常総線は単線のディーゼル列車で一両編成という点で優れています。時間を有り余らせている人は乗ってみると面白いかもしれません。独特なエンジン音が響く車内から眺める関東平野は最高です。
② 自転車で15km走る
友人曰くアホだそうです。自分でもそう思います。具体的には石下駅から県道24号線(平塚線)をずっと東に行くルートなのですが、途中の道が細かったり道が悪かったりと、自転車にはかなり向いていません。歩道に倒木がある日もありましたし、雑草がボーボーで仕方なく自転車を押して歩いた日もありました。しかも長すぎる。自転車が好きな人ならいいですが、15kmも走った後に体育(サッカー)をやっていた火曜日は最悪すぎて行きたくありませんでした。トライアスロンか何かですか?
1年秋~2年秋
この頃になると、運転免許証が栃木県公安委員会から降ってきたので車で通学を始めました。40~50kmの道のりを1時間30分程度です。あまり細かく言うと特定されてしまうので伏せますが、大きな道路について言及すると、国道50号―国道294号―国道125号―東大通りっていう感じです。これらの大きい道はすべて片側二車線の道なので割と走りやすいです。しかし、夜になるとサーキット場の様相を呈するので注意が必要です。特に国道294号については、信号も少なく青の時間が長いのでマリオカート状態になります。ウィンカーを出さずに車線変更する輩、信号無視する輩、"2"の状態からスタートダッシュを決める輩…。常にサーキット参加者を募集してるらしいです。
全部電車で行くとき
何かしらの理由で車を使えないときなどには、電車でつくばに行くことがありました。いくつか乗り換え方法はありますが、代表的なものは次のようなルートです。
小山駅―久喜駅(湘南新宿ライン 20分)
久喜駅―北千住駅(東武伊勢崎線/東武スカイツリーライン 45分)
北千住駅―つくば駅(TX 45分)
なんでつくばに行くのにスカイツリーを見てこなきゃいけないんだよ。栃木―つくばのアクセスあまりにも悪すぎないか?の感想しかありません。2300円(片道)かかるのも馬鹿げてるし、待ち時間や大学への移動時間を含めると2時間30分かかるのもイかれてる。つくば市は早く栃木方面への電車を充実させてください。
このような感じで栃木からの宅通を敢行していました。今思えばかなり狂ってて、友達からアホと言われたのもわかるような気がします(そう言ってきた彼も土浦から宅通(笑)してるのでお前が言うなですけど)。この記事でいかに栃木とつくばのアクセスが悪いかを実感していただけたのなら幸いです。
ではまた次のmastAdCで~~!