よし、決めた!
ばーたんが昨夜、血圧が急降下して危なかったらしい。
個室に移動したこと、輸血するので同意書にサインくださいとのことで呼び出された。
離れたところで暮らしていた時は、こういうことで頻繁に呼び出されると辛くて辛くて。
次の日は仕事に行けなくなるくらい疲れたものである。
今は近いから本当に楽。
ありがたや〜
なんて考えながら同意書にサインして
時間外だったが面会したときのこと。。。
「ジージーは寝ているの?」
と突然ばーたんが聞いてきた。
ここは2階、ジージーは3階にいる。
何かあったのかなあ?とドキドキしながら
「たぶんね」
と答えた。
ばーたんがジージーを気にするとは思っていなかったのでびっくりした。
なんだかんだ言っても長年夫婦、連れ添ってきた絆は強いのだろうか。
一人娘にとっては実は驚きの光景であった。
ばーたんが、ジージーのことを思って言うなんてところを
見たことがなかったからである。
死にそうなばーたんを老人ホームに移動するのは大丈夫か?と医者に確認したところ、全然大丈夫と言われたので、年が明けたら急いで夫婦で入れる老人ホームを探すのだあ!
最後の時まで一緒に居させてあげたい。
可能なら、ぜひ。