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かのかり3期 3話感想戦【神回】

今期は呪術、スパイ教室、ポケモン、BLEACHと週の後半に観るアニメが溜まってるから前半は辛いけどいきなり流れ込んでくるから気づいたら溜まってるお得さを勝手に感じてる。

※以下、アニメだけでなく原作のネタバレ含みます。

3話感想

最初に言います。まごうことなき神回でした。
神回ポイント
・和也の先輩口説き
・水原「なんちゃって」
・墨ちゃんが喋った
・八重森みに、君がMVPだ…

・和也の先輩口説き

原作より先輩が結構大人なイメージで描かれてて、より和也が頑張った姿を引き立ててたように思えました。
この年齢になって見ると、大学生がひとりで先輩にもう決まってる映画を取り下げてまで色恋理由でお願いするのってかなりハードル高いですからね。(ま、大学生活ぼっちだったんで分かりませんが。。)
それに呼応してずっと冷静だった水原が少し本気出すのもいいですよね。

・水原「なんちゃって」

レンカノ時のお金の請求ボケ。かわいすぎる。たぶんこの時が初めてで、もしかしたらこの1回だけだったかな?結構印象には残ってるやりとりだったからアニメ化は相当楽しみだった。無事に尊死しました。
おちゃらけた水原ってこの世で1番かわいいですよね。

・墨ちゃんが喋った

墨ちゃんは喋らない訳じゃないんだけど、満を持して声を大にしたシーン。泣きました。原作でもまだ墨ちゃんって水原の後輩って確固たるステータスはあるけど本心は正直不明。和也を好きかどうかという明確で決定的な描写はないはず。もちろん今回も和也が困っているのを助けたってのがあるけど、水原との映画っていう部分があるよね。水原にはずっと義理堅いのは単に尊敬する先輩ってことだろうね。
お父さんの存在はプレゼントとかでもちょいちょい出てくるけどすっぽかさずにちゃんと「遅れる」ってだけなのはちゃんと仲の良さをうかがえる。墨ちゃんいい子や。。
というか、この辺で墨ちゃんの出番しばらくなくなるんじゃ・・・(震え)

・八重森みに、君がMVP

ずっと言ってることで、かのかり後半戦において「八重森みに」は超重要人物であって、3期が初登場になるわけですが今回はその片鱗をがっつり見せてくれましたね。

Twitterで初見の人たちの感想を少し追うと、やはりまだみにちゃんに対する抵抗感があって、自分もかき乱し要素として不穏を感じてたのは事実です。

ただ、その先の言葉一つ一つの重みは凄まじく、「読者の代弁」という役割をコミカルに果たしている。お隣さんだけど近づきすぎないと思いきや、気づけば水原の部屋にあがるくらいの距離感にはなっているし、声も相まって水原とのやりとりは正直ずっとみてられる。「あーパンツほしい」は今回の瞬間最高視聴率ポイントと言っていいでしょう。

何気に彼氏いないという言質とりました、は確かにそうだし、和也が好きだってことも言っちゃうの?っては正直あった。でも、その後の少しずつ和也の包まれた気持ちを丁寧に解くようにして水原に伝えるみにちゃんの言葉の選び方は本当に秀逸で、「あなたのことを一生幸せにしてくれる人が現れるかもしれない」という1~2期の重要ワードがフラッシュバックされたという点で、今回の神回確定ポイントでしたね。
水原からも和也に対する優しさやまっすぐなところを見ているというのがきちんと言語化されてしかも人に伝えるという行為自体が2期までは一切なかった要素(おばあちゃんぐらい?でもそれも嘘という体だから)なので八重森みにの重要性を際立たせてますね。

水原もまったくみにちゃんを毛嫌いせずに割といいコンビになってるのが微笑ましいっすね。

なんやかんや名コンビ

あとがき

EDの映像が初公開でしたね。過去の姿が描かれてて徐々に3期アニメの一部として馴染んでいく感じがしてる。
すでに4分の1が経過したわけですからね。だいぶ確立してきた。

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