駐夫(ちゅうおっと)を知っていますか??
皆さま、こんにちは。
数あるnoteの中からこちらを訪れて頂きまして、どうもありがとうございます!
「世界に広がる駐夫・主夫友の会」代表の小西一禎(かずよし)です。
2017年末、妻の米国赴任に伴い、会社の休職制度を活用して、二児を連れて渡米しました。逡巡を重ねた後に同行を決断しましたが、米国での生活はすべてが新鮮でした。駐夫として主夫として、父親として素晴らしい経験を重ねることができ、大きな財産として残りました。
ことし2021年の春、3年3ヶ月の滞在を終えて本帰国しました。その間、3年間の休職制度が期限切れとなり、渡米時よりも悩んだ末、最終的に退職し、家族とともに米国に残る決断をしました。その数ヶ月後、本帰国となった次第です。
さて、、、
このたび、メンバーが100人に届きそうになったのを機に、ボクらの存在感や認知度を一段と向上させるべく、noteを活用し、チームとして対外的に発信することと致しました。これまでは、フェイスブックの招待制グループでしたが、HPを作るのも時間がかかるので、noteにしました。
どうぞよろしくお願いします!!!
こちらは、私個人のnoteです。開店休業が続いてます笑
で、駐夫(ちゅうおっと)って何?
駐在員の夫=駐在員夫=駐夫(ちゅうおっと)
駐在員の妻=駐在員妻=駐妻(ちゅうづま)は、すっかり市民権を得ていることと思います。「夫」という字を「ふ」と読むのは、思い出してみても、炭坑夫ぐらいでしょうか。妻を「つま」と読む時は、対立概念として夫を「おっと」と読みます。よって「ちゅうおっと」としています。ちゅうふではありません。
女性パートナーが海外駐在員となり、赴任する際、その男性パートナーも一緒についていくことは、最近では珍しくなくなっています。一昔前は、駐在員が男性で、女性とその家族が一緒に引っ越すケースばかりでしたが、その逆のパターンですね。
同行や帯同とも言いますが、パートナーが海外赴任となった場合の休職制度や復職制度を整備している会社・組織は着実に増えてきており、キャリア形成に不安を抱く男性でも、パートナーとともに赴任国に行くとの決断をしやすい環境が整えられています。
共働き世帯が右肩上がりである上、女性がこれだけ社会進出をしていることを踏まえると、駐在員がいつまでも男性だけであるはずがありません。
その際、①女性駐在員に夫と子ども同行②女性単身赴任③女性が子連れ赴任、夫は同行せず という類型があります。中には、以前は駐妻としてパートナーの海外赴任に同行し、本帰国・職場復帰後に自らが駐在員となり、今度は男性パートナーを連れていったというケースもあります。
支える側、支えられる側の双方を経験するのは、人生経験としても、キャリア形成としても、そして家族観という点でも、大きな影響を与えることでしょう。
いろんな国に、いろんなメンバーがいます
現在、当会には100人近いメンバーがいます。現役駐夫、駐夫OB、さらにはプレ駐夫もいて、三層の重層構造です。勤務先は、あらゆる業界に広がっています。
現役は全世界に散っており、国別で言えば、米国が圧倒的に多いです。次いでシンガポール、英国、ドイツ、中国などが目立ちます。私のように同行休職制度を使った人、退職した人、商売を畳んでいった人、会社をリモートで経営している人、いろいろなタイプがいます。
渡航先でも、就労ビザを取得しフルタイムで働いている人、日本での仕事を続けている人などもいて、多種多様です。
2018年秋、4人で立ち上げ、3年弱で大台をうかがうところまできました。長かったような、短かったような思いですが、感慨深いですね。
NYやシアトル、シンガポールなどでは局所的に、オフ会という名の飲み会が開かれていたりします。zoom飲み会や、クラブハウスを使ったりして、時差を考慮しながら、交流を図っています。
駐妻に比べると圧倒的に少ない駐夫は、周囲に同様の境遇に置かれた日本人男性がいないと、どうしても孤独に陥りがりです。物理的な孤独ではなく、心理的な孤独ですね。
駐妻ネットワークの中に飛び込んでいくのは相当な勇気が必要ですし、現地の駐在員と付き合ったとしても、現地で働いていない場合、心のどこかで相手が、ないしは自らが壁を築いたりする恐れがあります。
そうした中、同じ環境の日本人男性がこれだけ世界各地にいて、それぞれ頑張って生き抜いているんだ、俺も頑張ろう、との思いを抱いてもらえたら嬉しい限りです。立ち上げたきっかけも、その思いからです。
こんなこと、お伝えしていきます
世界各国から、以下のようなことをお伝えできればと考えています。
・自己紹介を兼ねた滞在国、滞在都市のおすすめネタ(それぞれの特徴、国民性やらをはじめ、観光地情報、最新トピック、ご当地料理などなど)
・実用的な To do、駐夫としてのTips、手続きのHow to
・簡単手抜き家事の極意、スピードレシピ、美味しいレシピの紹介
・それぞれの国の教育事情、子育て事情
・駐夫として重ねたキャリア形成、本帰国後の身の振り方
・日本との文化比較
・駐夫ゆえの悩み(パートナーの誕生日プレゼント代を自分で払うか? こどもとの向き合い方、自分の時間をどう有効活用するか?etc)
多種多様な経験を積み、現在も積んでいるメンバーばかりですので、他にも、どんどん話は広がることと思います。
あらためまして、今後もよろしくお願いします。