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「ええよ、仕事なんか5分で辞めるよ」

はじめまして、
駐在夫@バンコク→専業主夫@日本している武田と申します。


まずは、僕の自己紹介、駐在夫&専業主夫になった経緯をお伝えします。

2021年7月時点で、日本 名古屋で専業主夫業をしております。


2002年 大学卒業後、FA倉庫のSEとして京都企業に就職 国内海外案件立上げを多数経験
2005年 海外案件立上げ後退職、京都祇園で甘味処を立上げ 繁盛店に成長
2007年 京都にある駆動系企業に転職 営業、経営企画、海外工場再建に従事
2012年 グロービスMBA取得
2015年 外資系ソフトウェア企業に転職 1年目より目標達成

2016年 岐阜大学 工学部金型設計基本講座修了
2017年 外資系ソフトウェア企業退職、バンコクにて駐在夫・専業主夫生活の始動

2018年 チュラロンコン大学 タイ語コース LEVEL-5修了
2021年 妻の海外駐在任期終了、名古屋へ帰国、専業主夫として現在に至る 


2017年3月から、タイ バンコクで妻の海外赴任により駐在夫(専業主夫)となりました。
同棲生活を経て2013年に妻と結婚、子供はいません。
夫婦共働き、家事業を分担しており、僕自身が料理、洗濯、掃除も特に苦手でなく、むしろ好きな分野でした。

兼ねてより、妻は海外志向が強く、海外営業部に所属しておりました。
従って、海外赴任になることは極自然というか、なるべくしてなったと考えております。
また、
僕自身も23歳〜24歳の時に、フィリピン マニラでの自動倉庫システムの立ち上げや、
34歳の時に中国で短期駐在員も経験しております。

そういった経験から、妻をサポートできると考えていました。

35歳で外資系ソフトウェア会社に転職し、なかなか大変であったものの、
少しずつ結果も出せるようになってきました。
外資系という人事制度、評価制度もあって、結果を出せば多くの報酬を得られるという仕組みでした。
かなり厳しい面もありますが、当時の僕にとって多くの報酬を得たい、年収を上げたいという意思が強く、
それはそれで楽しく、またやり甲斐もあったことは事実でした。

2015年、2016年あたりに、妻からよく海外赴任になりそうだという話を聞いていました。

その際に僕から妻に伝えた言葉が、

「ええよ、仕事なんか5分で辞めるから」

でした。

数年前に中国単身短期駐在を経験していたことから、
「夫婦の在り方」を強く考えるようになっていたことは事実です。

日々を過ごす中で、

「互いに成長し、互いに助け合い、互いに尊敬し合える」

それが僕たちの夫婦生活の根幹では無いのかと考えており、
それは今現在もなお同じであります。

なので、
僕の中で妻を海外単身赴任をさせるということはまずあり得なかったんです。

そういった考えから、
「5分で辞める」という思考になったんだと思います。
今思えばなんてわがままな考え方だったんだろうと思いますが、、、笑

とは言え、
実際には5分で辞めることはできませんでしたが笑、
ただ、常日頃からいつ辞めて良いように、
整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾と日本企業に属していた「6S」というのが染み付いてました。笑

退職して駐在夫になる時に周囲から言われたのは、

・37歳〜で仕事してないのは後々にきつくなる
・今最もキャリアを積む時だ
・その収入があるならバンコク〜日本 2回/月は往復できるだろ

と、まぁありきたりの言葉を掛けて頂いたわけですが、
妻の海外赴任が決定した時には、
僕の価値観はかなりシフトしていたのも事実で、
ほぼ耳からスルーの状態でした。笑

また、外資系であったことから、アジア転籍という話もありましたが、
シンガポールの営業責任者と5、6回のミーティングを重ねましたが、
あまり信用できないと判断したため、アジア転籍も無し。

そんな状態で、駐在夫&専業主夫が開始するわけです。

次回は、
渡航前・渡航後に苦労したこと、これだけは気をつけて
を投稿しようと思います。

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