駐夫@シンガポールは恵まれている!?
世界何十ヵ国に散らばる駐在夫(ちゅうざいおっと)。そんな駐在夫の世界(かなり狭いコミュニティですが…)で、シンガポールは配偶者に帯同する先として恵まれていると言えます。その理由は…国土面積にあります。
🇸🇬シンガポールで駐在しているサトウです
シンガポールが恵まれている理由
それは国土面積が狭いから。そして国土に対しての人口が多いこと=人口密度が高いからです。どういうことか、と言いますと、アメリカや中国などと比べて、駐在員としてシンガポールに赴任した日本人家族が狭い範囲内に集まっているので、駐在夫仲間も近くに住んでいることを意味します。
ちなみに
シンガポールの人口密度は世界第2位(日本の外務省調べ)
近くに住んでいることが恵まれている理由、それは…
飲み会ができる楽しさ
”会って飲み会ができる楽しさ”。これがシンガポールで駐在夫をしている醍醐味と言っても言い過ぎではないはず。
同じ国で駐在夫をしているといっても例えば、アメリカの東海岸と西海岸、中国の北京と香港では、物理的な距離があるため実際に会うことはほぼない、はず。(会っている駐在夫さんがいたら、ごめんなさい)
「ただシンガポールで駐在夫をしている」というだけで、集まる理由になる駐在夫たち(現在は5人ですかね)。会社も違うし、大学も違うし(5人のうち3人は、同じ大学でした。びっくり)、年齢も違うし。同じ国で、同じ境遇で、同じ時間を過ごしているだけなのに、初対面であっても旧知の仲のように親しみを覚えるのが不思議な感覚。
日本での会社員生活から慣れない主夫生活へシフトした悩みや苦しみは、お酒の席だからこそ吐き出せる、のではと思っています。
妻の海外転勤に帯同
私のことを少しばかり。
私がシンガポールに来たのは2018年8月。妻の海外赴任に伴って会社を辞めて、帯同するという選択肢を取りました。当時勤務していたのはマスコミ。
その会社には「配偶者の海外赴任に伴う休職制度」という読んで字の如く、配偶者が海外赴任するケースに限って(国内の転勤は不可)休職が認められるという、業界内では先駆的な制度がありました。ただ、自分の希望と会社との要望との折り合いがつかず、制度を利用することなく退職しました。
第一子誕生
シンガポールに来てから来月で丸3年となりますが、その間に第一子となる長男が産まれ(妻は海外駐在員という立場で出産し、産休育休を取得しました)、育児に忙殺されている日々です。
おそらく休職では、こうした姿にはならなかったはずなので、駐在夫として帯同してきて満足しています。
ただ、多くの駐在夫が考えるであろう日本帰国後のキャリアをどうするか問題。重たく背中にのし掛かっています。が、それについては今は息子のうんちオムツの処理を優先し、先延ばししています。
ぜひ配偶者にはシンガポール希望を
「海外で働きたい!」と海外勤務を希望している配偶者をお持ちの潜在的な駐在夫の皆さん。「あ!じゃあシンガポールを希望してよ!」と今のうちに配偶者に言っておくことが大切だとか、そうでないとか。
現在飲み会仲間となっている5人がいつまでシンガポールにいるかは定かではないですが、ぜひ新たな駐在夫@シンガポールの仲間を歓迎いたします。
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※労働ビザの関係でシンガポールでは駐在夫は働きづらいという側面ももちろんありますが、その話はまた別の機会にでも。
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見出し画像(飲み会時の写真を加工)