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【おいしさのmoto】今年も届きました!“もち米便り”
こんにちは!今年の夏もとても暑い日が続いていますが、この暑さに負けず元気に育つもち米の姿をお届けします!
今年も届きました!元気に育つ“もち米便り”
7月26日、もち米の生産地宮城県加美郡から待ちに待ったお便りが届きました。
「みやこがね餅の圃場(田んぼ)でも出穂(しゅっすい)が始まりました。台風8号の影響もほとんど受けず、順調に生育しております。」
見えますね!茎の中から、さやを割って薄緑色の穂が勢いよく出ているのが。これを出穂といいます。一つの穂に100個~200個の花が咲き、一つ一つの花がお米になるそうです。
この時期、台風の影響を大きく受けるため、台風8号の影響が少なくて本当によかったです。生産地のみなさんも、ほっと安堵していることと思います。気の休まらない日々がまだ続きます。
「おいしい!」を共につくる喜び
おかきの主原料もち米は全て北海道・宮城・山形の農家さんたちによる契約栽培です。
私たちが初めて宮城県加美郡を訪れたのは2008年。清流鳴瀬川の恩恵を受けて育ったもち米“みやこがねもち”が一面にどこまでも広がっていました。
目の前で風にそよぐこの“みやこがねもち”が、数か月後には私たちの工場に届けられるのかと思うと、それは夢のようで、期待に心を弾ませたことを今でもはっきりと覚えています。
2016年、念願叶って、田んぼの一角で田植え体験が実現しました。ぬかるみに幾度も長靴を取られ、引っこ抜くのに苦労しながらも、泥土の軟らかさ、小さいのにみっしりした根の感触を、一株一株しっかりと感じました。
そして、5か月後には鎌を使った手刈りや、昔ながらの天日干しの様子まで再現してくださり、自分たちの手で収穫を体験させていただきました。
自分たちの目で、手で、足で、肌で感じたこの体験は決して忘れることはなく、生産者から繋ぐタスキの重さをあらためて感じました。
今年は残念ながら現地に伺えませんでしたが、生産地のみなさんと心を通わせながら、“おいしいを共に創る喜び”はこれからも大切に継承していきたいと考えています。