〈ビジネス連携story#02〉カフェ経営、イベント企画…「もっと面白いまちに」と集まった異業種ばかりの5人戦隊
こんにちは、山口県中央会です。
このnoteでは、中小企業のビジネス連携の魅力を分かりやすく発信しています。
今回は、2022年6月に事業協同組合を設立された「E-benz協同組合」の皆様にお話しを伺いました。
#02 E-benz協同組合
ーイーベンツ協同組合を全くの異業種5人で結成された理由を教えてください。
橋本大吾さん(理事長、イベント企画事務所代表):
面白いイベントをたくさんやって、岩国を盛り上げたいというのが一番ですね。
同じ想いを語り合っていた仲間たちが、たまたま音楽、スポーツ、食などの専門家だったんです。
じゃあ、一緒に新しいことにチャレンジしようよって。
―カフェを運営している理由はなんですか?
坂田王將さん(監事、保険代理店経営):
遊べる環境をつくりたいと想っていたんです。するとタイミング良く、市が管理するこのカフェが次の運営事業者を探していて。
運動公園のなかにある飲食施設で、しかもコンサートなどを開くための広さも十分ある。
ここなら、僕たちがやりたいことが形にできるんじゃないかと。
オープンしてまだ半年も経っていませんが、ピアノとサックスの演奏や、オペラ歌手のコンサートを開催して、市民の皆さんに喜んでもらっています。
―組合活動として期待していることは何でしょう?
藤本拓也さん(副理事長、スポーツジム経営):
僕は飲食や音楽にも興味があって、何かできないかなとずっと思っていたんです。
このメンバーならそれが実現できるので、すごく楽しみですね。
これからスポーツと食、音楽を融合させてどんなイベントができるのか、ワクワクしています。
峯達也さん(副理事長、飲食店経営者):
普段はキッチンカーで様々なイベントに出向く側ですが、これからは主催イベントにキッチンカーの参加を呼びかける機会も出てくると思います。
そこから新しい出会いも広がるはず。
組合を通じて、僕個人の仕事もより充実させていきたいと考えています。
―これからの抱負をお聞かせください。
坂田さん:
まだまだ課題がたくさんありますが、1人でできないことも、5人だったら乗り切れると信じています。
だって、昔からヒーロー戦隊って5人組じゃないですか(笑)。
それぞれの専門性と社会経験を生かしながら、まずはここを拠点に実績を積み上げていきたいですね。
いずれ「あそこのカフェ、なんだか面白いよね」「どんどんイベントやって」と言われるような、市民の皆さんにとって必要とされる場に育てていきます。
橋本さん:
ほんと、これだけ多様な仲間で立ち上げた組合って、珍しいんじゃないかな。
まったく異なる取り柄とパワーを持ち寄っているからこそ、新しい「楽しさ」を生みだせるはず。
そんな協同組合の先進事例になれるように、これからも5人戦隊で力を合わせて挑戦を続けていきます。
E-Benz協同組合が運営されているカフェのホームページはこちら。
プロテインドリンクなど、運動公園内のカフェならではのメニューが目を引きます。
店内も開放感があって素敵!
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