「平凡」　1年　金山尚生

「平凡」

経済学部1年　金山尚生

初めまして。國學院久我山高校出身、経済学部国際経済学科1年の金山尚生です。最近は、マイプロテインのホットケーキが不味すぎて、料理研究家並に色々実験するも一向に不味いままで困っています。長い文を書くのが高二の読書感想文ぶりで、久しぶりに書きますが、テーマが自由ということで気楽に自分の思うがままに書きたいと思います。

一般受験で中央大学に入学し、周りからは「すごい」とか「サッカーもやってすごい頑張ったね」など褒められることは多いが、自分は全くそう思っていない。私と同じ高校で、同じ時期までサッカーをやっていたほとんどの人は自分より上の大学に行ったし、私よりサッカーが上手いやつなんて中大サッカー部になんていくらでもいる。自分はいい意味で言ったら、文武両道できる人。悪い意味で言ったら「平凡」がよく似合う。すごいわけでもなく、かと言って、全然だめなわけでもない、そう。いたって普通、まあできるくらいの人なのである。

それはサッカーにもどこか通じる部分があるような気もする。明らかに他の人よりも秀でている能力はないけど、「平凡」なサッカー選手。すごく自分に当てはまっているような気がする。ある意味で言ったらそれも一種の武器なのかもしれない。キーパー以外のポジションは全部やったことあるし、それなりのプレーをできる。ドリブル、パスだってそれなりにはできる。点だってそれなりに決める。でも、自分の追い求める選手像とは少し違うような気もする。

圧倒的なスピードを持つ選手、一対一になったら絶対ドリブルで抜ける選手、毎試合点を取る選手。プロの第一線で活躍する攻撃の選手はだいたい目に見える武器を一つ持っている気がする。だからこの1年間で、絶対に他の人に負けないような何らかの武器を作りたいと思っている。「平凡」な選手から抜け出し、チームに貢献できるスペシャルな選手になりたい。そんな思いを持ち、日々、模索し、楽しみながらこの1年間を過ごしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

◇金山尚生（かなやまなおき）◇
学年：1年
ポジション：FW
前所属：國學院大学久我山高校