2020年を振り返る
中野です。
東京は寒いですが、いかがお過ごしですか。
年末にかこつけて今年の振り返り、みたいなものを書いてみます。
なんの足しにもならないので、そのつもりでお読みいただけたら幸い。
・1月 『(流れ/の/ほとり/にて)ゴドーを待ちながら』((石榴の花が咲いてる。))
(構成・演出・出演)
個人的にすげえ想い入れのある作品で、いつかやりてえやりてえと想っていたのですが、お誘いいただいたショーケース公演にちょうどいいんじゃないかとぶっ込んでみたやつです。
これです↓
http://www.tokyobabylon.org/pac01.html
最初はしっとり待つつもりだったんですが、稽古してるうちに80年代小劇場みたいなテンションで落ち着いた気がします。
とっても愉しかったし、ご出演いただいた皆さんとても好かった。
こんなところで書いてねえで直接言えって話ですが、どうもありがとうございました。
・2月下旬~3月
仕事飛びまくる。
・4月~6月中旬
仕事がマジでなくなる。自宅で本読んだり近所を散歩したりする。
いまの住まいには昨年はじめに越してきたのですが、現場仕事でしょっちゅう留守にしてたので、ぜんぜんどこになにがあるか知らなかったんだなぁ。
よさげなカフエーをいくつか見つけたのでわたしは嬉しい。
あと4月上旬の時点で、7月に上演予定だった(石榴の花が咲いてる。)本公演『shuku-sai』の延期を決めました。
関係各位には、その節はもろもろご面倒をお掛けしてしまい、こんな場ですが申し訳ありませんでした。直接言えよな。
来年7月末に上演すべく鋭意執筆中、準備中なので何卒よろしくお願いします。
年内に初稿をあげる予定だったのだがちまちま書いてたらぜんぜん間に合わず……関係各位には申し訳……
・6月中旬~8月中旬
このあいだまで映像が公開されてて、そこにクレジットでがっつり出てたので言っちゃうのですが、
東京演劇道場の『赤鬼』に演出部で参加してました。まさか野田さんと御一緒するとは思ってなかった。
休み明け一発目がそこそこ長丁場だったので、大変だったけどたのしかったです。
あとすげえ感染対策に気を遣ってました。このくらいやらないといまは芝居なんてできねえよなと思ったし、これが基準になったらとてもやってらんねえなと思った。
基準になってほしくはなかったけど、もうそうも言ってらんねえんだよな。
新種の感染症って怖えな。
・8月末~10月末
ツアー現場に参加して川崎~北九州~東京を周ったり、合間で仕事したり。
北九州に行った際に、4年ぶりに会う友人と別府で遊んだりした。別府も北九州もよかったなあ。
・11月~12月
11月末~12月中旬にかけて、3つくらい現場が重なっててパンクしかけた。
修練が足りない。
あと歳をひとつ取りました。祝ってくださった方々ありがとうございました。
ざっくり振り返ってこんな感じなんですが、
とかく今年は感染症のことが巨きな影を落とす年だったなあ。どこの業界も多かれ少なかれそうだと思うんですが、
なにぶんひとを集めてナンボの業界で生きてるので、ちょっと今年はしんどかった。まずお仕事がなくなっちゃうし。
なにか1枚、マスクなりシートなりフィルターが入ることをもどかしく思うと同時に、それに自分が半ば慣れてしまっていることに気づいて怖かった。フィルター入ってないとちょっと緊張しちゃうもん。
もともと自分は感性乏しいのに、演劇人としてますます鈍くなってしまったなあ。やだなあ。
来年はもうちょっと、ひととひととが触れ合いやすくなるといいなあ。
よいお年を。
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