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Ghajini

Ghajiniは2008年に公開されたヒンディー語映画。主演はアーミル・カーン。インドの映画で初めて国内での興行収入100クロール(10億)ルピーに到達。当時の歴代最高の売り上げを記録した。

あらすじ

ムンバイの医学部生スニタは脳に関する研究の課題を探していたところ、重度の記憶障害をもつ患者サンジェイのことを知る。サンジェイは頭に大きな傷があり15分以上物事を記憶することができない。彼はいつも写真を撮って人や場所を記録し、全身にはある出来事を毎回思い出すためにタトゥーが彫り込んである。そのタトゥーの中に大きく「リベンジ」の文字が。彼に何があったのか。そこには切ない恋の物語が。

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同時並行する二つの物語

このストーリーは二つの時系列で物語が進行していく。一つは現在。サンジェイはすでに記憶に障害があり、何かに取り憑かれたようにある男を追う。15分で記憶を失ってしまうため自身の残した写真とメモ、そしてタトゥーを手がかりに「リベンジ」に燃えている。そしてもう一つはサンジェイの部屋に残された日記に記録された記憶を失う前の人生。なぜ記憶を失ってしまったのか。記憶を失う前は何をしていたのか。その出来事が少しずつ明かされていく。3時間を超える長編であるが終わってみればあっという間と感じるくらいあなたも引き込まれていくはず。

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インドの国内歴代興行収入

このGhajiniはインドの国内のみの売り上げで初めて100クロール(10億)ルピーを突破した作品で、これを機に「100クロールクラブ」という非公式の名前がメディアの間で使われるようになった。しかし、このGhajiniの収入は翌年に塗り替えられる。それは2009年に公開された、これもアーミル・カーン主演の「3 idiots」。現在はインドの映画市場規模も拡大しているためGhajiniは既に圏外となってしまっているが、これまたアーミル・カーン主演の「Dangal(2016)」が全世界での売り上げで1957クロール(195.7億)ルピーを記録している。

予告編ビデオ(ヒンディー語/字幕なし)


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