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2024年ダイマしたい曲10選

こんにちは、顔面バンダイナムコ美少女コンテンツです。
2024年に好きになった曲・推したい曲を10曲紹介します。

【レギュレーション】
・2024年にリリース(販売/配信)した楽曲
・アーティスト被りなし
・コンテンツ被りあり(2曲まで)
・カバーなし

リリースされた順に紹介します。
引用部分に好きな歌詞を記載します。
にわか知識たっぷりなので優しい気持ちで読んでください。


1.『HI-JACK!!』佐久菖(秋場ゆり)

あなたのお耳を拝借 鼓膜から脳までハイジャックして
リリカルに響かす誰もが気になる ラップとフックでご挨拶

作詞:KURANTORION
作曲:KURANTORION/加藤祐平
編曲:加藤祐平

JAZZをテーマにした女性声優音楽コンテンツ『swing,sing』より、登場キャラクターの佐久菖(秋場ゆり)の持ち歌を選曲。

初出は2023年末に開催した飲酒OKのクラブイベントでしたが、現地でベロベロに酔っていたので記憶がなく、リリースされたときが実質初見でした。

この曲はJAZZのジャンルとしてはエレクトロ・スウィングに該当します。
『JAZZ』って聞くと喫茶店に流れているようなイメージがありますが、この曲はヒップホップやEDMをガッツリ取り入れており、クラブで流すことを意識した曲になっています。

『HI-JACK!!』のイチオシポイントは歌詞と音作りです。
最初から最後まで韻を踏みまくっており、ラップのようなリズムが心地よいと感じました。
また、管楽器(たぶんアルトサックス?)やドラムの打ち込みを使ってJAZZとして認識できるように仕上げているサウンドも良いですね。

2024年のswing,singは少し盛り上がりに欠けていましたが、新キャラの追加や新曲の制作、さらに生演奏のワンマンライブが予定されており、2025年の活動に期待しています。

2.『雑踏、僕らの街』トゲナシトゲアリ

何も変わらない世界で 今日だって生きていゆくんだ
くだらないけど仕方ないでしょ 僕らはもう歩き始めたんだ

作詞/作曲:大濱健悟
編曲:玉井健二・大濱健悟

2024年春クールアニメのダークホースである『ガールズバンドクライ』より、OPテーマを選曲。

ガルクラ(ガールズバンドクライ)は放送されるまでノーマークで、たまたま1話を配信直後に視聴して衝撃を受けた作品でした。
放送期はキャラクターの言動が話題になっていましたが、私は3DCGなのに2Dのようなアニメーションに感動していました。

『雑踏、僕らの街』のイチオシポイントは各楽器の魅せ方です。
ガルクラはリアルのバンド活動も行っているので、ボーカル以外にもスポットが当たるようにすべてのパートが曲のどこかで目立つように作られているなと感じました。
曲の中で一番好きな箇所はサビ前(先述した引用部分)です。
ボーカルとキーボードの掛け合いをした後、ドラムのカウントが入って、サビがドーン』、聴いててめちゃくちゃ心地よいです。
2番のサビ前のギターソロの間奏もかっこいいですね。

トゲナシトゲアリのライブをまだ現地参加できていないので、コンテンツが盛り上がっているうちに参加したいです。

3.『Love Me』花澤香菜

ねえあれからどれくらい経った? 気付けば遠くまで来たみたい
それでも私らしくいよう そう思ったんだ

作詞/作曲/編曲:Guiano

声優業20周年記念がテーマの1つになっているアルバム『追憶と指先』より、アルバム内で最後の曲を選曲。

別の記事でも書いたのですが、私は花澤香菜さんが女性声優アーティストの中で一番好きです。

花澤香菜の楽曲の魅力は1/fゆらぎの心地よい声による歌唱だけでなく、楽曲の種類の豊富さと質の良さだと思っています。
デビュー時からタッグを組んでいる北川勝利さんを中心に多数のクリエイターが楽曲提供しており、楽曲に作家の個性が色濃く反映されているので長時間聴いていても飽きません。

選曲した『Love Me』も楽曲提供したボカロPのGuianoさんの個性が濃く1曲となっています。
『いままでの長い道のりを歩き続けて感じたこと、これからどう生きていくか』というメッセージが込めらている歌詞を少し古っぽさも感じる軽快なサウンドで歌い上げています。

歌手花澤香菜は2025年も新曲を発表するし、ライブイベントも開催されるはずなので楽しみです。

4.『Dive Out』Divermy

※特段好きな歌詞なし

作詞:山下七海・只野菜摘
作曲/編曲:睦月周平

バンダイナムコの音楽原作キャラクタープロジェクト『電音部』よりDivermyの曲を選曲。

電音部は2020年のプロジェクト始動時から知っていていましたが、しばらく触れていなかったコンテンツでした。
1月に開催された『電音部 ULTRA EXPO 2024』の参加をきっかけに積極的に楽曲を聴くようになりました。

電音部は少し特殊なコンテンツ展開をしており、複数の企業が作品の世界観を共有しながら企業ごとにエリア(グループ)を作って活動をしています。厳密には違いますが、フランチャイズの形態に近いかなと思います。

Divermyは先述したイベントの終盤にてお披露目されたグループでアイマス(アイドルマスター)などのライブ制作を手掛けるマイノオト(代表:山下淳吾)が展開・運営をしています。
このグループは電音部の全エリアの中でもダンスパフォーマンスに特段力を入れており、お披露目のときでも情報開示ほぼせずにダンスパフォーマンスを始めたのが衝撃的でした。
(グループのプロデュースを山下七海さんが担当すると発表されて、そちらにも驚きました…)

『Dive Out』のイチオシポイントは疾走感あふれる電子サウンドです。
individualsの『∀NSWER』や黛冬優子(幸村恵理)の『SOS』といったアイマスシリーズにて名曲を生み出している睦月周平さんが作曲/編曲を担当しており、曲の最初から最後まで気持ちの良い音で作られています。
基本的にはボーカルの裏で電子楽器が鳴っていますが、サビ前やサビの途中で一瞬ミュートして緩急を作っているのもかなり好きなポイントです。

2024年9月にメンバーの大半が脱退し、一時的に活動停止しているDivermyですが2025年から再始動するらしいので今後にも期待しています。

5.『アオクハルカ』スリーズブーケ

握りしめたそれが何か 私もまだ分かってないよ
胸が苦しい息もできない だけど守りたい

作詞:ケリー
作曲/編曲:鶴崎輝一

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』(蓮ノ空)より、104期スリーズブーケの曲を選曲。

蓮ノ空は2023年の12月に開催されたアイマスシリーズとラブライブシリーズの合同ライブ『異次元フェス』でドハマりして、2024年は2回ライブ現地参加しました。
ラブライブシリーズ単独のライブ参加は蓮ノ空が最初で、主に参加していたアイマスのライブとはファンの雰囲気やライブの楽しみ方が違っていて新鮮な驚きがありました。

スリーズブーケは『恋愛(具体的には百合)』『青春』を彷彿とさせる楽曲が多いユニットなのですが、『アオクハルカ』はユニットの楽曲の中でも青春の成分が多く含まれている楽曲だなと感じました。
学校の風景や時間の経過によって変化していく感情を表現した歌詞、爽やかなバンドサウンドが青春っぽさを醸し出しており、2024年で一番青春を感じた曲でした。

私はドラムがドカドカしていてギターが目立つ曲が大好きなので、歌詞とサウンドの両方でめちゃくちゃ刺さりました。

この曲の作曲/編曲を担当した鶴崎輝一さんはアイドルマスターシンデレラガールズにて『サマーサイダー』というユニット曲も制作しており、そちらも青春感たっぷりな曲なので、もし第2回異次元フェスが開催される際にはユニットを入れ替えて披露してほしいなと思っています。

6.『光景』篠澤広(川村玲奈)

選びとった熱が ずっと残っていて
目のおくが 愛おしく呼ばれる

作詞/作曲/編曲:長谷川白紙

『学園アイドルマスター』より篠澤広の1曲目の持ち歌を選曲。

学マス(学園アイドルマスター)は今までアイマスシリーズと関わりがなかった多数の有名クリエイターが楽曲提供しており、新曲の情報が公開されるたびSNSで話題になるのは2次元コンテンツとしては珍しいことだなと思っています。
選曲した『光景』も今までアイマスシリーズには縁がなかった長谷川白紙さんが作詞/作曲/編曲のすべてを担当している楽曲です。

『光景』は歌詞もサウンドも魅力的だと感じています。
まず歌詞ですが、比較的少ない単語数で篠澤広がこれからどう生きていくのかを表現していると感じました。
最初プレイできる定期公演『初』編、2024年12月に実装されたN.I.A編のシナリオを読み終えても篠澤広について十分に理解できておらず、新たなシナリオが公開されるたび歌詞に深みが増すので何回聴いても味がして、素晴らしいと歌詞だと思います。

次にサウンドですが、キャラクターソングとしてはかなり珍しい楽器編成・リズムだなと思いました。
多種多様な打楽器を使用し、ボサノヴァのような南米の音楽を連想させるような独特なリズムや演奏で曲が進行します。
しかし、サビ前や2番サビ後の間奏では雰囲気がガラッと変わるくらい演奏する人数が変化します。
この曲の演奏は1番2番という区切りが曖昧でゆらゆらと揺らぎながら最後に盛大な演奏によって閉められており、まるでミュージカルを観劇しているかのようなストーリー性や満足感を味わえます。

5月にリリースして瞬く間に爆発的な人気となった学マス。
キャラクター/楽曲/ゲーム性/シナリオどれもがハイクオリティで、2025年も勢いはしばらく続くと確信しています。

(ゲームリリース前にこの曲のMVが公開され、MV映像や歌詞から篠澤広はどんなキャラクターなのか考察をしましたが大ハズレの結果となりました。あの貧弱すぎる体からドMなキャラを導出するのは無理です)

7.『Campus mode!!』初星学園

そう君が 勇気をさ 元気をさ くれたんだよ
何度も何度も何度もありがとう!

作詞/作曲:田淵智也
編曲:滝澤俊輔

続いても『学園アイドルマスター』より全アイドル共通楽曲を選曲。

ユニゾン(UNISON SQUARE GARDEN)のメンバーでDIALOGUE+の音楽プロデューサーとしても有名な田淵智也さんが作詞/作曲を担当しており、そのせいなのか歌詞や曲の雰囲気からどことなくユニゾンっぽさを感じます。
気を抜くとユニゾンの歌唱で聴こえてきます。

この曲のイチオシポイントは歌詞のメッセージ性です。
歌詞の内容を理解しながら聴いていくと、歌唱しているアイドルが自分自身を鼓舞するだけでなく、支えてきたプロデューサーに対して感謝を伝える歌詞だなと感じました。

楽曲リリースおよびリリックビデオが公開されるまで、この曲を聴くためにはゲームをある程度プレイする必要がありました。
しかし、アプリがリリースされてしばらくは聴くための条件はおろか曲名すら一部のユーザーしか知らない状況でした。
私も自分の端末で聴くまでほぼ知らない状態で『学マスの深淵に田淵がいる』という情報しか分かっていませんでした。

アイドルのプロデュースを繰り返した先で聴くことになる『Campus mode!!』。
前向きで明るい歌詞でありながらも、アイドルと二人三脚で歩んできた道のりを思い出して泣けてくるエモい曲に仕上がっています。
実際、最初に聴いたときには少し泣きました。

8.『水金地火木土天アーメン』しろねこ堂

きみの色がぶち抜きました
わたしの脳天 土天アーメン

作詞:山田尚子
作曲/編曲:牛尾憲輔

8月末に公開されたアニメ映画『きみの色』より挿入歌を選曲。

『きみの色』は動画広告等で存在は認識していましたが完全にノーマークで、公開後の評価で興味を持って視聴した作品でした。アニメ映画なのに実写映画のような空気感や映像表現が印象的で、全編通して物語の起伏が少ないものの、どのシーンも記憶に残る素晴らしい完成度でした。
『けいおん!』シリーズ『たまこまーけっと』の山田尚子監督が手掛けていることもあり、どことなく『けいおん』の面影を感じたのも個人的に嬉しいポイントでした。

『水金地火木土天アーメン』は主人公が所属するバンド『しろねこ堂』が物語の中で制作する曲の1つで、作詞を担当した主人公のトツ子、編曲を担当したルイの個性が色濃く反映されていて、耳に残る不思議な歌詞やテクノポップのサウンドに特徴的な曲です。
曲と映画をセットで知ってほしいので選曲しました。

作品の終盤でこの曲を演奏するのですが、演奏シーンが映画の1番の見どころになっていて、「このシーンを描くために映画を作ったんじゃないか?」と思うほどでした。
映画館の音響で聴く『水金地火木土天アーメン』は本当に最高です。

9.『パッチワーク・エトセトラ!』大室撫子(斎藤千和)ほか

※特段好きな歌詞なし

作詞:新谷風太
作曲/編曲:Kijibato

6月に公開されたアニメ映画『大室家 dear friends』よりED曲を選曲。

本作は『ゆるゆり』のスピンオフ漫画『大室家』のアニメ映画で、2月に公開された『大室家 dear sisters』の後編にあたります。
『dear sisters』では大室家三姉妹の日常や三女の花子(日高里菜)と友達のやり取りがメインの内容で『dear friends』では長女の撫子と友達のやり取りがメインの内容でした。
露骨な描写は少ないものの、百合作品であることを観客に叩きつけてくる内容で良質なアニメ映画で、とくに撫子が彼女と電話しているシーンは前後編どちらも最高でした。

『パッチワーク・エトセトラ』のイチオシポイントは歌唱メンバーの豪華さと曲の雰囲気です。

小見出しでは文字数の都合で名前を省略しましたが、この曲の歌唱メンバーは以下の4人です。
・大室撫子(斎藤千和)
・園川めぐみ(上坂すみれ)
・三輪藍(東山奈央)
・八重野美穂(悠木碧)
私が1番アニメをみていた2010年代で主役級のキャラの声を多く演じていた実力声優4人が歌唱しているのは本当に驚きました。
映画での演技も良かったので相乗効果で素晴らしいです。

この曲の作曲/編曲を担当しているKijibatoさんは蓮ノ空でみらくらぱーく!の『以心☆電信』や学マスの花海咲季の『EGO』で楽曲提供されている方で2024年に好きになった音楽クリエイターの一人です。
クラブサウンドと電波ソングの組み合わせ方がとても上手いなと思いました。

10.『マリンブルー・マジック♡』ヴィブロス(伊藤彩沙)

キミの大大大好きなトコ ひとつふたつじゃ足りないの
ガマンとか無しだもん! あなたに決めたんだもん♪

作詞:佐藤遥・菊池拓人
作曲/編曲:佐藤遥

『ウマ娘プリティーダービー』より、あざと可愛い小悪魔系ウマ娘ヴィブロスのソロ曲を選曲。

ウマ娘(ウマ娘プリティーダービー)はコンスタントにCDをリリースしており、カップリング曲としてウマ娘のソロ曲を収録することが多いです。
選曲した『マリンブルー・マジック♡』は2024年でリリースされたウマ娘ソロ曲で1番好きな曲です。

この曲の歌詞はヴィブロスのキャラクター設定を完璧に表現していると感じました。
ウマ娘のキャラ設定は元となった競走馬の見た目や史実を反映しており、この曲を聴いて競走馬の情報を軽く調べれば、ウマ娘ヴィブロスについて十分理解できるんじゃないかと思います。
キャラクターの自己紹介ともいえるソロ曲として百点満点だと感じました。

また、曲の雰囲気も素晴らしいです。
P丸様。の『シル・ヴ・プレジデント』に雰囲気近いのかなと思います。

作詞/作曲/編曲を担当した佐藤遥さんはダンツフレーム(福嶋晴菜)のソロ曲『私が主役じゃダメですか?』の作詞/作曲/編曲も担当しているのですが、そちらの曲も歌詞へのキャラの落とし込みや音作りが最高なのでぜひ聴いてほしいです。

佐藤遥さんはCygames所属みたいなので、今後もウマ娘ソロ曲を作り続けてほしいと心から願っています。

Spotifyプレイリスト

今回紹介した10曲のSpotifyプレイリストを作成しています。
気になった曲がありましたらぜひ聴いてみてください。
ご覧いただきありがとうございました。


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