ユグドラゴ使いによる「虎鉄シード」解説
いきなりですが皆様、「虎鉄シード」なるコンボをご存知でしょうか?
今後、ユグドラゴデッキが活躍するための鍵となるコンボですので、今現在ユグドラゴをお使いの方は是非ご一読頂ければと思います。
◆ 今までのユグドラゴ
「強襲のダブルスター」以前のユグドラゴデッキでは「ピーキング・マジシャン」や「地層調査」を用いてデッキトップを操作し、「シードクロトロン・ブラッセルン」の効果でデッキトップからサイバース族を墓地に落とすことによってユグドラゴパーツを墓地から回収する、というのが最も安定した動きだったように思います。
ですが、この動きをするためには「デッキの上から○枚目」までにサイバース族が存在している必要があり、コンボパーツが揃っていてもユグドラゴパーツを手札に加えられないといった事態がしばしば発生していました。
◆ 相棒の出現
そんな中、3月4日発売の「レジェンド覚醒パック」にて、「シードクロトロン・ブラッセルン」の相棒と呼ぶに相応しいカードが登場しました。
それが「名匠 虎鉄」です。
レジェンドモンスターや「名匠の兜」とのシナジーに目が行きがちなこのモンスターですが、真に注目すべきは効果の対象が通常モンスター(レベル4以下)であるという点。
そう、この効果の対象にはユグドラゴデッキの必須カードである「フェムトロン」も含まれるのです。
「名匠 虎鉄」の効果を発動した後に「シードクロトロン・ブラッセルン」を召喚すると、デッキトップにいるのは " 確定 " で「フェムトロン」...
...もう、お分かりですね?
これが「虎鉄シード」です。
( This is " Kotetsu Seed ". )
◆ デッキリスト
◆ 新弾からの採用カード
・名匠 虎鉄
前述した「虎鉄シード」のコンボパーツ。
「シードクロトロン・ブラッセルン」と同時に手札に引き込みたいため、3枚採用。
・移り気の女神
自身をリリースして1ドローする、デッキ圧縮要員。
4枚目以降の「アトロン」としての採用ですが、効果の発動がコイントスに依存するため、2枚採用。
・偉大魔獣 ガーゼット
このデッキのレジェンドモンスター枠。
ユグドラゴリリース→ATK8000というロマンだけでなく、ユグドラゴを揃えられなかった際の最低限の盤面が確保できるという点で採用。フェムトロンをリリースするだけでも割と強い...?
・傲慢な壺
このデッキの魔法ドローソース。
魔法が使用不可になるというデメリットはありますが、ユグドラゴデッキはモンスターでドローする手段が豊富で、特に問題なくデッキを回すことが出来るため、3枚採用。
・名匠の兜
「虎鉄シード」の副産物。
ユグドラゴに装備すると「エクスキューティー・フラーメ」をケアできるATK4200に、「シードクロトロン・ブラッセルン」に装備すると上級モンスターを上から処理できるATK2600になるという、副産物とは思えない相性の良さ。
「名匠 虎鉄」の効果は基本的に「フェムトロン」を選択するため、採用枚数を1枚にしていますが、本当に相性が良すぎるので枚数を増やしても良いかと思います。
◆ その他の採用カード
・トランザム・ライナック-ウォー・トゥ・ゼン!
「業火の結界像」対策。
サイバース族の下級モンスターは全て発動条件を満たすので、相性が良いです。
あくまでメタカードなため、2枚採用。
・パケシリンダー
「F・G・D」対策。
ATKを5000から3800まで下げることができるため、ユグドラゴで返り討ちにすることができます。
ユグドラゴデッキは「F・G・D」で簡単に詰んでしまうため、このカードでなくとも「陰陽封陣」などの何かしらの対策カードは用意したほうが良いと思います。
・バッファード・スライム
「ブラック・ホール」怖すぎ。
◆ 最後に
ここまでご覧頂きありがとうございました。
現環境で流行しているカードやデッキは、この記事をご覧になっている皆様の方がご存知だと思いますので、「虎鉄シード」を軸に、皆様のこだわりが詰まったデッキを考案して頂ければ幸いです。
ユグドラゴの時代を築くのは、あなたです。