個人的に聞き飽きた言葉ランキング1位:【まあ、わたし(ぼく)はいいんですけど】に関して
仕事をしていると唐突に、
「○○さんと仕事がやりにくい」
と相談といいますかグチを聞かされることがあります。
わたしの場合、まずはなにも口を出さずに聞くことを意識し、
「ふむふむ。それで?」
と全体の概要を主観を挟まずに俯瞰で見ることを心がけています。
ひと通り聞いたうえで、本人は感情的になっていることが多いので、
なにが起こっていて、どんな発言がトリガーになって衝突していそうか。
などを知るために質問していきます。
「その時はお互いどういう状況だったのか」
「どんなことを言った際に、なんと言われたのか」
社内ツール・メールなどにやりとりが残っていれば見せてもらうこともあります。
まあそんなやり取りをやっていると、
大体の場合、お互い言ってることはそんなに間違っていなく、
お互いそれぞれの正義があり、そこをお互いに理解できていないだけ。
このパターンが8割ぐらいです。
残り2割は片方が事実を誤認識しており間違ったことを言っているなどです。
要するに、自己理解も相互理解も弱い。から衝突している。
が、わたしの考えです。
この部分に関しては、FFS(Five Factors & Stress)理論などに絡めて
いつか書きたいなと思っております。
前置きが長くなりましたが、
そんなやりとりをしていると、最終的に出てくるのが、
「まあ、わたし(ぼく)はいいんですけどね」です。
いきなり言われることもありますが、
大体、「一度、自分がどういう意図で言っているか。相手がどういう意図で言っているか。を会話した方がいいよ」
と伝えると、急に吐き捨てられるワードです。笑
そんなときは、
「自分で動こうとしないのなら、グチグチ言わずにその環境に適応できるようにして」
「機会をつくって間に入ることはできけど、結局は当人同士の問題だから。その気になったらサポートするから教えて」
で終了します。
これは持論ですが、誰かが解決してくれるなんて世の中そんな甘くないですよ。笑
これは以前、わたしが上司・部下との関係で悩んでいた際、
社内でコーチングのプロ資格を持っている方に言われた言葉ですが、
「自分が開いた分しか相手も開かないよ」
「相手が変わることなんかに期待しても仕方ないし、自分が変わった方が早いよ」
当時、このことばの力は大きかったですね。
人間なんて色んな人がいて当然なんです。
自分はこういう人だよ!ってことを伝えながら、
相手はどういう人なのか?を知りにいけることが
円滑に仕事や物事を進めていくことにおいて重要だと思います。
その一歩、間違いなく早く踏み出した方がいいです。
すずめ1号