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尊師スタイル完成!HHKBとタイプスティックスで目指す快適タイピング環境

 MacBook ProにBluetooth接続でHHKBを使っているのだが、どうにもスペースの問題が気になる。ノートパソコンのキーボードの手前にHHKBを置くと、場所を取りすぎるのだ。この小さな苛立ちを解消するため、ついに「タイプスティックス」なる商品を購入してみた。アマゾンで2,480円。高いか安いかは判断が分かれるが、物は試しだ。

 届いた商品を開封してみると、驚くほど小さい。まるで昔懐かしい細長いマッチ箱のようなサイズ感だ。これが本当に役立つのかと半信半疑でセットアップを開始。ノートパソコンのキーボード部分にぴったりと収まり、「尊師スタイル」が見事に完成した。この瞬間の達成感たるや、言葉にしがたい。いや、ただHHKBを置いただけなのだが。

 さて、見た目は文句なし。ただ問題が一つ。HHKBはキーボードの高さがそれなりにあるので、そのままでは手の甲が低すぎる。これでは快適とは言えない。そこで普段使用しているARCHISSのパームレストを導入してみたところ、これが大正解。手首の負担が大幅に軽減され、打鍵の快適さがさらに向上した。まるで自分専用の作業空間が一気に進化した気分だ。

 「タイプスティックス」、実にアイデア商品だと思う。こんな小さな工夫でMacBook Proがここまで快適になるとは思わなかった。デスクトップPCのように机や椅子を選ばず、ノートパソコンの自由さを存分に活かせるこの環境は素晴らしい。ただし、寝ながら使うのは難しい。それはスマホの領域だ。しかし、スマホには小さな画面やソフトウェアキーボードという欠点があるので、私の理想とは少し違う。

 どこでも快適にタイピングできる環境――これは私の永遠のテーマだ。しかし、その理想に到達するには、まだまだ試行錯誤が必要そうだ。いろいろ工夫しているつもりだが、結局のところ「快適さ」にかこつけた単なる物グサという話かもしれない。

 ところで、「タイプスティックス」の価格だが、2,480円は少々高く感じる。アイデア料なのだろうが、正直なところ、100円ショップで類似品が出たら即買いだろう。最近の100円ショップの商品ラインナップには驚かされるばかりだ。スマホ関連グッズの充実ぶりを見るに、「タイプスティックス」も時間の問題かもしれない。

 今回の買い物、満足はしているが、もっと安い選択肢が出てきたら乗り換えるだろう。そう思いつつも、今はこの快適なタイピング環境を存分に楽しむことにする。HHKBの打鍵音が気持ちよく響くこの空間、少なくとも今は、私にとっての最適解である。

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Siestan
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