わたしと韓国との出会い。京大生がなぜ韓国へ?【𝔼𝕡𝕚𝕤𝕠𝕕𝕖 𝟙】
韓国で語学留学を始めて3か月がたち、いろんな人と出会ってきたわけですが…
本当にいろんな人がいるなぁああと。
韓国に来る理由は本当に人それぞれです。
わたしのように将来を模索するために来た人、この後ワーホリをするために来た人、就職するために来た人、長年仕事をしていたけれど、韓国で生活したくなって来た人、彼氏と生活するために来た人…
どれが正解かなんてないと思います。
なので、今回はまず私がどのようにして韓国語を勉強するに至ったか、留学するまでに至ったかを紹介しようと思います!!
こんな理由で来る人もいるんだよ、という感じで見てください。(笑)
まずは自己紹介から。
❁1999年生まれ現在21歳(韓国で23歳)
❁関西生まれ、関西育ち
❁高校を卒業後、1年の浪人を経て、京都大学入学後、現在休学して韓国にいます。
韓国との出会い
わたしと韓国の本当に最初の出会いは2004年ごろでした。
まさに、『冬のソナタ』を中心とした韓国ドラマが大ブームを巻き起こしていたころです。
私は当時幼稚園生でしたが、母が韓国ドラマにドはまりしていた影響で、家で毎日韓国ドラマがテレビで流れている、という環境で育ちました。(笑)
母が韓国ドラマにはまっていたのは2004年~2010年くらいまで。
いろーーーんなドラマを見ていましたね。。(笑)
私が印象に残っているのは『大王四神記』『内助の女王』とかです。もっと他にもいろいろ見たんですが昔すぎて覚えてません。(笑)
今でも家に大量のHDMIがある気がします。
もちろん小さいので難しい韓国ドラマは理解できていませんでしたが、その時初めて「韓国」という国に触れ、文化や人を知るようになりました。
初めて韓国旅行に行ったのも2010年です。まあクリスマスの時期に行ったので寒かったことしか記憶にないんですが…
そんな小学生の時の私は、いわゆるミーハーでした。
まだまだテレビの時代だったこと、4つ上の姉がいて影響されやすかったこともあって、「テレビに出ている人気な芸能人」ならだれでも好き!!みたいなおませ小学生な感じでした。(笑)
なので、そこまで「韓国」という国に特別な感情を抱いていたわけでもありませんでした。
当時大流行していた少女時代やKARAももちろん大好きでしたが、もちろんAKBとかも大好きだったわけで…(笑)
2010年ごろのKPOPブームが落ち着くと、私の韓国に対する興味は薄れていきました。
KPOPアイドルとの出会い
そこから再び韓国という国を意識するようになったのは、ずばり
2015年のTWICEのデビューです。
もともと、中学2年生のときに仲が良かった子たちが、KPOP好きがとても多くて、ちょくちょくKPOPアイドルの話はその子たちから聞いていました。シャイニーやスジュ、EXO、少女時代が人気でしたね。(SM全盛期やん)
しかし当時の私は握手会や劇場公演にまで通うほどの強火48グループオタクだったので、まったくそんなアイドルには目もくれず…
全員顔一緒やんくらいにしか思っていませんでした。
そうして過ごしていた高校1年生のある日、休み時間に友達が
「日本人が3人もいるグループがデビューして可愛いから見てほしい」
今となっては日本人が韓国の事務所でアイドルデビューすることは普通ですが、当時からしたら珍しくて「えっ!?日本人いるん!?」みたいな感じで私はもちろん、他のクラスメイトの中でも話題性はすごかったですね。
もともとオタク気質のある私は、そこからは早かったです。(笑)
とにかくサナちゃんかわいい!!!!!!みたいな感じで、YouTubeの動画を見て、twitterでマスターの写真を毎日検索し、保存し、癒される日々…
何にせよデビューアルバムの『THE STORY BEGINS』
これが大好きで大好きで…(笑) 狂ったように聞いていました。
TWICEをきっかけに、どんどんKPOPにはまっていきました。
もともと48Gが好きだったこともあり、女の子のアイドル大好き!!な私はは当時のガールズグループはほぼほぼ見まくりました。
少女時代はもちろん、Red Velvet、GFRIEND、Lovelyz、おまごる、宇宙少女、IOI。。。。
数えたらキリがないです。
ちょっと世代が昔のアイドルとかも見まくりましたね。
もちろん、ボーイズグループにも。
ガールズグループほどではありませんでしたが、EXOやセブチにはまりました。
そして高校3年生の時、わたしと韓国をギュッと近づけるきっかけになった
Wanna One
に出会います。
当時高校3年くらいかな?PRODUCE101にドはまり。この番組はもちろん、デビュー後のリアリティーショーやバラエティ番組、ツイッターでの情報などとにかく見まくって、毎日韓国語に触れるようになりました。
当時はハングルの読み方もわからなかったのですが、こうやって毎日みていくと自然に超簡単な単語や初歩的なハングルは覚えていくんですよね。。。なぜか。
やはり日本語と韓国語は似ているところが多いので、歌の歌詞とかを見て、この単語ってこういう意味なんだ!!というのがどんどん蓄積されて行って、日に日に韓国語への関心が高まっていきました。
推しが喋ってる言葉なんですもん。。。そりゃ自然と覚えるわな。
さらに韓国語への関心だけではなく、リアリティー番組とかでは、宿舎生活で韓国ラーメンを食べたり、ペダルしてジャージャー麺たべたり、まさにまんま推しの「韓国での生活」が見られるので、そういったコンテンツで「韓国の文化・生活」に触れる機会が増えていきました。思い出のWanna One Go ゼロベース。
こうして、高校1年以来、アイドルをきっかけに韓国という国にどんどん関心を持つようになっていきました。
大学入学後の悩み
大学の文系の学部に入学してからは、第2外国語として韓国語を選択し、しっかりと1から基本のきを学んでいきました。
もちろん1からなので、ハングルの発音や初級レベルの単語からの勉強です。
自分が興味のある言語の学習って、本当に楽しい。
ハングルや簡単な単語はもともと知っていたのも多かったのですが、文法はしっかりと学んだことがなかったので、そういった新しい文法との出会いや、「今までいろいろ目にしてきたけど、意味がよくわかってなかった表現や言葉」が理解できるようになるのが楽しくて楽しくて。。
1回生だったので一般教養としていろいろな分野の授業を取らないといけなかったんですが、韓国語の授業は一番モチベーションがありました。
テストでも、何点かは忘れたけど90点以上はとっていた気がします。
でも、そのときまでは「留学したい」と特別思ってるわけではなく…
何となく「学生のうちに留学してみたいな~」とは思ってはいたけど、
当時の自分は大学での交換留学以外での留学手段を知らなかったんですね。
大学を休学して、私費で語学留学に行くという手があることを認識していませんでした。
英語圏の留学はお金がかかりそうだし、韓国の大学との交換留学は、韓国語で自分の専攻分野の授業を受けないといけないから絶対についていけないし…といろいろな理由でなんとなく後回しにしてしまっている自分がいました。
当時はまだまだ韓国語のレベルは初級レベルだったので。
こうして大学1年目は、サークルにも入り、バイトもし、遊び、テスト期間になれば先輩から過去問をもらい勉強し、、、
本当に典型的な大学生生活を送っていました。周りに合わせていましたね。
というのも、高校生までの私は、「京大に入ること」をずっと目標にしていて、それ以上のことを考えていませんでした。
大学の進路を決める時も、将来何をしたいのかが分からなかったので、とりあえず頑張って京大に行ったら、何かしら見つかるんじゃないかな。と思っていたのですが......
実際いざ通ってみると、大学は自由の時間が本当に多い。色んな人がいて、みんな違うことをしている。
そんな環境で自分が何をしたいのかなんて簡単に見つかるわけないんです。
英会話なり、資格なり、何かしら勉強はしなきゃと思ってたんですが、受験が終わり燃え尽きていた私は特別興味のないことに対して勉強する意欲もなく......
毎日遊んだり自由で楽しいのは楽しいけれど、楽しいだけでいいのか??と悩む日々が続いていました。
語学堂留学という道
そんな私がなぜ語学堂への留学を選んだのか??
それはサークルで同じだった先輩の影響です。
小学校のころダンスを習っていたことがあったのですが、その影響でダンスは好きで、高校生の時あたりからアイドルのカバーダンスを友達とよくするようになりました。
高校の文化祭で踊ったり。
なので、大学でもKPOPダンスのカバーをするサークルに入りました。
そのサークルで同じだった先輩が、ちょうどその前の年に大学を休学し、1年間語学堂留学をしていらした方だったんです。
サークルには韓国人留学生のメンバーもいたので、そのメンバーとはたまに韓国語で話していらっしゃったのですが、
そのペラペラっぷりに衝撃を受けました。
普通に韓国人であるかのように会話している…!!!
語学堂に通えばそんなに韓国語の実力を上げることが出来るのか!?すぐさま語学堂について調べました。
月曜から金曜まで10週間毎日授業があって、自分のその時点での韓国語のレベルにあった級から始められる。
えっまったく韓国語を知らない状況からでもスタートできるん!?!?
しかも1学期10週間という、短すぎることもなく長すぎることもない、なんとも絶妙な期間。
学期と学期の間は2週間ほど休みもあって、勉強のメリハリもつきそうで、これなら頑張れる!!!と思いました。
「語学留学」というと、専門分野の勉強をする交換留学と比べて少し聞き映えが良くないのかな…?という勝手なイメージがあったのですが、韓国の有名大学付属の語学学校なので、まったくその心配もなし!!!
就活でも、語学留学とはいえ「〇〇大学で1年間留学していました」といっても全然おかしくない!!(と信じている)
当時、学部の勉強はしていたものの、どうも周りに合わせてばかりで本当に勉強したいことは何なのか見いだせていなかった自分にとって、「語学堂留学」という道は大きな光となって差し込んできました。
3回生になって就活を始める前に、自分が好きな韓国語を徹底的に勉強して、大好きな国で生活しながら他国の人とふれあって、いろんなことに挑戦して自分を見出しておこう!!
こうして1回生の冬頃に、語学堂への留学を決意しました。
以上が、私と韓国との出会いと、私が語学堂留学を選ぶことになったいきさつでした!!(笑)(笑)長い!!!(笑)
これで特に何かメッセージを伝えたいわけでも何でもないのですが、最初に言った通り、実際3か月留学をして、本当に人それぞれ違った、いろいろな理由でみんな留学に来ているのだな~と感じたので、あくまで私みたいにこんな経緯で来ることもあるよ~ということを、知っていただければありがたいです!!
それではまた˙˚ʚ( •ω• )ɞ˚˙