梨花女子大語学堂3級レポ どんな人がこの語学堂に向いている?【𝔼𝕡𝕚𝕤𝕠𝕕𝕖 𝟚】
こんにちは。ちゅんです。
5月25日。語学堂の春学期の授業がすべて終わり、夏学期が始まるまでの休み期間に入りました。
語学堂は、大体どの大学も1級から6級までクラスがあります。
私は、今回の春学期の授業で
梨花女子大学語学堂3級
の課程を修了しました!
今日はその3級課程の授業、テキスト、授業の雰囲気、所感などを書いていこうと思います!!
少しでも語学堂選びに悩んでいる方に参考になりますように!!
※説明が長いよ!!という方は目次の「全体として感じたイデの授業の特徴」から先に読んでいただいたら読みやすいと思います。
使用教材
梨花女子大学語学堂3級で使用した教材はこちらの通りです!
① テキスト
メインとなるものです。これを使って授業していきます。
全部で15課あります。1つ1つの課ごとに主題みたいなものがあって(留学生活、仕事、対人関係など…)その主題に沿った内容を学んでいきます。
1つの課において覚える文法は4つ。
それに加えて듣기練習、말하기練習がそれぞれ2題ずつ、書く練習が1題、おまけでついている感じの語彙コラムみたいなのが最後についていて1課分となっています。
②ワークブック(宿題用)
宿題用に出されるワークブックは、1課ごとにまとめられていて、語彙、文法、읽기問題、쓰기問題が一気に復習できる教材になってます。
めちゃめちゃいい教材でした。
③ハンドアウト
授業内のみで使うものです。
文法を習うと、動詞のパッチムによって活用に変化があるものがいくつか出てきますよね。
それを動詞ごとに書いて練習します。
あとは、自分たちで習った文法を使いながら例文を作ったりするときの見本が書いてあったりしました。
④말하기用教材
1課につき2つ、マラギ練習があります。
そのマラギ練習のヒントというか、補助になる内容が書いてある紙です。
単語が並べて書かれてあって、この内容で自分の習った文法を使って会話してね!!みたいな感じです。(笑)
これも授業内で主に使いますが、テスト前にマラギ練習したいときとかによく使ってました。
⑤テスト対策用復習問題
語彙や表現・읽기のテストのための模試のような教材です。両面7枚くらいあって、今まで習った文法・語彙、読みの復習が一気にできます。
テストの、前の前の授業くらいにあらかじめ宿題としてこの問題を解いておいて、みんなで授業内で確認する、といった形を取っていました。
以上が使用教材です!!
と、言いたいところなんですが、
実はもう1つあったんです。
それがこちら
⑥復習用補助教材
いやーーーーーーいらなかったですね。買って損した。
教科書販売の際、①~⑤は購入必須だったので買ったんですが、
その時にこの本を教科書販売員のおじさんに勧められました。
「韓国語勉強の手助けになるからどう?」と。。。
なーーーーんの役にも立ちません。こんなの。wwwwwww
私はてっきり、ワークブックのほかにアウトプット用の復習問題があったりするのかな、とか思ってたんですが、
内容としては、
授業の内容をご丁寧に日本語で解説しているだけです。
書いてある内容も、全部授業で聞いたことと一緒。
듣기, 말하기問題のスクリプトなどがあるので、分からなかったときにはそれが便利なのかなと思いましたが、
本当に授業をちゃんと聞いていれば必要ないです。
前半・後半合わせて20000ウォン。。。。返して。。。
多分教科書販売の時に勧められると思いますが、よっぽど授業についていける自信が無い人以外は買う必要ないと思います。
授業の進め方
続いては授業の進め方です!!!
先ほども紹介したとおり、
①のテキスト、
③のハンドアウト、
④のマラギ練習用教材
を使って授業していきます。
1課ごとの進め方としては、
まず、文法を2つ習います。
まず先生がどんな時に使う文法なのかを説明し、
ハンドアウト教材で動詞の活用を練習、
その後少人数に分かれ、テキストに載っている単語や、ハンドアウトを使ったりしながら生徒たちでその文法を使った文章を作って発表
といった流れになります。
その後はその文法を使った内容の듣기問題を解きます。
問題を解いた後は聞き取り内容をスクリプトを見ながら復習し、文法はもちろん、単語や表現を確認します。
次に말하기練習です。
2人か3人での見本の会話があって、それをペアで練習し、発表します。
もちろん、見本を真似するだけではなくて、自分たちでシチュエーションや単語を変えて会話を作る練習もします!!
ここまでが1セット。
これがもう1セットあって、(文法は1課で4つ習うことになります)
プラス読み問題、書き問題があって
最後に語彙コラムをやって1課分が終了します。。
書き問題は毎回毎回やるわけではないです。
2,3課に1回くらいの頻度で宿題として出されます。
宿題として出されるときは、授業内で先生が書き方(序論、本論、結論のまとめかたや便利な表現)をしっかり解説してくださります。
宿題
宿題についてなんですが、
一言にまとめると、
多いときは多い。少ないときは少ない。
基本的に絶対に出さなければいけない宿題は
先ほども紹介したワークブック
と
書き問題
だけなんですが。。。
ワークブックは1課の内容を全部網羅していて、12ページくらいあるので、結構な量なんですね。
1課が終わったらその習った課のワークブックを出さないといけないんですが、
なんと提出期限が次の日の朝まで。
その日予定とか入れてたら結構大変!!
しっかり解いて、復習までちゃんとやったら1~2時間はかかるので。。
スギの練習も、自分で内容をしっかり考えて、習った文法も使って、単語も正しく書いて…ってなると
めちゃくちゃ時間かかります。
量や種類自体は多くないけど、1つ1つの課題が重い。
といったイメージです。
ただ宿題多すぎて追われる…といった感じではないです。
全体として感じたイデの授業の特徴
実は、わたし2020年の9~11月まで、延世大学の語学堂の夜間課程(オンライン)を、日本にいながら受けていました。
また延世夜間課程の話は出来たら別でしようかなと思うんですが、あくまで延世の授業と比べたイデの授業の特徴はこんな感じかなと思います。
①쓰기が少ない
延世は、宿題で習った文法の例文を何個か自分で考えて書いて提出!みたいな宿題もあったし、とにかく自分で文章を書いて書いて…みたいな印象でした。
イデは쓰기はメインではないような気がします。
쓰기の必須課題も、先ほど述べたように2,3課に一回しかないです。
「自分で文章を考えて書いて提出する」という作業は쓰기課題以外になかったので、それが大きな違いかなと思いました。
②代わりに授業中でのマラギ練習が多い
쓰기の課題がないとしても、「自分で文章を作る」ということはもちろん言語を学んでいくうえで必須だと思います。
イデは授業中で直接その場で文章をパッと作り、「自分の口でそのまま表現する」ということに重きを置いている気がします。
やはりイデは会話に力を入れているのかなと思います。
新しい文法を習うときも、必ずペアになって例文を作り合うことをしなければならないのですが、
割り当てられる時間がめちゃめちゃ長いんです。
もうこれ以上新しい例文作り切れんわ!!wwwwって感じに毎回なります。
多分、その文法の練習以外にも、余った時間でお互いのことを韓国語で話しましょうという意図だったと思います。
実際、ほぼ全員と雑談しましたね。(韓国語の授業なのに英語で話しかけてくる子もいてイラつきましたが…(笑))
말하기練習もかなり時間を割いているように思いましたし、何回も何回も例文を声に出して読んで覚えるので、たった3か月とはいえ、말하기はかなりレベルが上がったと思います。
私は、말하기が1番自信が無かったので、イデでよかったなと思いました。(延世がだめだというわけでは全くないです。)
③읽기が少ない
先ほど쓰기も少ないと書きましたが、同様に、(というかそれ以上に?)읽기が少ないです。
量も少ないし、文章も長くないし、内容もいたって普通の文章で難しくもない。
授業でも、말하기練習に比べて結構パパっと、軽くやっているイメージ。
私的には少し物足りないかな。。。?とも思いました。
大きくまとめると、以上の3つが大きな特徴かなと思いました!!
宿題のところでも書いたとおり、
イデは宿題がある方でもない方でもないので、
しっかり勉強に重きを置きたい!!!
という人も、
もちろん授業は聞きたいけど、勉強以外の韓国での生活を自由に楽しみたい!!
という人も、どっちでも向いていると思います。
私はまだ取っていないのでどんな雰囲気なのかわからないのですが、
TOPIK準備クラス
も午後にあったりするので、
쓰기や읽기が不安な人はそこで対策するのもありかなと思いました。
とにかく
良くも悪くも自分の思い通りに時間を使える語学堂だなと思います。
(宿題がそこまで多くない分、堕落してしまう子もちょくちょくいるので…)
イデの語学堂を選ぶときは、
①自分がどの分野の勉強に力を入れたいのか?
②授業以外の時間を、どう使いたいのか?(足りない分野の勉強をしたいのか、遊びたいのか、趣味に時間を使いたいのか)
ということを、あらかじめ考えてある程度ビジョンを定めてから選ぶべきです。
とにかく、말하기に自信が無い方にはお勧めです!!
以上が、梨花女子大学語学堂の授業レポでした!!
それではまた˙˚ʚ( •ω• )ɞ˚˙