～いざ!新天地! 番外編～

やってまいりました。病棟勤務。
とそのまえに、、この病院に就職する前に当然面接を受けるわけで、その面接当日に事件発生☺️
原付で島ではみることのない大きな道路の端っこを法廷速度で運転中。
面接開始予定時刻は10時。そして運転しながらあと15分程度で到着予定だったが、その時点で9時15分。
空は快晴、前方視界良好異常なーし!
そこで突如猛烈な横風🌀
こ、これが東南の風か!と諸葛孔明を頭の中で思い描きながら、そのまま転倒。後方に車はいなかったため助かる。原付をおこし再度出発!
何やら違和感が、、。
スーツのズボン(太ももらへん)がやぶれてるやないかーーい!出血してるやないかーーい!!
やぶれてるのもね、少しじゃなくて10㎝くらい。しかもよりによってペロンとめくれおちる破れ方。
面接に気合いいれた勝負パンツが、おはようございます状態。
どうする。。考えろ、考えろーーー!
いーーーーくっ!💪
原付にまたがり颯爽と出発。やぶれたスーツが、爽やかな風に吹かれ、パタパタとなびきながら快走する。
そして病院最寄りのコンビニへ到着(この時点で9時45分)、おもむろにティッシュ(止血用)とセロハンテープ(スーツの緊急オペ用)を購入。
セロハンテープをこれでもかというくらい、ばっしばしにはりつけ、いざ病院受付へ。

ちゅん➡️「すいません、本日10時から面接予定の、ちゅんと申しますが、実は向かっている最中にバイクで転倒してしまい、スーツもやぶれてしまって。大事な面接だというのにこのような状況で面接を迎え申し訳ありません」

受付嬢➡️「か、かっしこまりました。出血してますけど大丈夫ですか❓️💦」

ちゅん➡️「大丈夫です💦」

受付嬢➡️看護部長に連絡しますね。

そして看護部長室へ。
部長➡️「怪我したんですって⁉️あらー、みせてみなさい」

ちゅん➡️このようになってしまって。すいません大事な時に。

部長➡️いいのよぉぉ。あ、ちょっと○○さーん(秘書)。裁縫道具もってきてちょうだい。

ちゅん➡️あ、そんな、大丈夫です💦

このあとしばらくやり取り続き、結果このままにして頂く。

一通り面接もおえ、院内見学となった。
部長➡️じゃあ病棟みにいきましょうか☺️
部長とともに院内見学にいく。
そこでプチトラブル発生。
セロハンテープの粘着力が激落ちし、はがれはじめたのだ。
あわてて手で押さえつけ、残された粘着力に望みをかけるも相反して、ぺぇーろぉーーんと剥がれてくる。この先に見えるのは傷ついて出血している状態と、みられたくない勝負パンツだ。
この状況を打破するためにとった行動。それは手で常にやぶれた箇所を強く押さえつけながら、自然に歩くことだ。

そうすると何がおきるだろうか。読者の皆様、想像してみてほしい。

歩くときに手と足が一緒にでてしまうのだ。
左手で左太ももを強めにおさえることによって、左手と左足が同時にでるため、明らかに不自然!

えぇーい、気にしてられん!
ちゅんは通りすがりの職員に、不自然な歩行をカバーするために最高の笑顔をふりまいた☺️
そして部長に、あ、ここの師長さんよ!と紹介される。
目の前にあらわれたのは、若いイケイケ女師長だった。
以前の職場の、イケイケな女先輩を更に強化したような見た目であったため、懐かしさを感じる。
挨拶もそこそこに、他のフロアの師長さんはどうなのかなと思った矢先、部長から一言。

「あなたここの病棟ね」

ん❓️え❓️
面接してまだ10分ですけど❓️合格❓️それとも冗談❓️

そして一通りの見学をおえ、帰路につく。

翌日、紹介業者から連絡あり。
「採用です」
え❓️本当に合格だったの❓️
流れ的に大丈夫⁉️えーーー
いろいろ想像してしまったが、覚悟をきめ初出勤を待つのであった。

～次回こそ!初出勤、配属先はいかに⁉️～