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あなたと生きたい


大切な人ができた

かっこよくて、優しくて、男らしくて、笑いに溢れて、たまに弱くて、一生懸命で、小さなことにもよく気づき、周りへの感謝も忘れない、とても愛情深い人。

すきなところなんて挙げ出したらキリがないけど、彼が私のことを大切だと言ってくれることはとんだ奇跡に思えて、だけどそれが必然だったんだとも思える人。

自分の命よりもずっと、大切に思える人。


私はここ数年、生きたいと思えたことが一度もなかった
生きる意味がわからなかった
死ぬ勇気もないから、毎日ただ天井を見つめていた

私を囲む景色は全部灰色で、時計の針はずっと止まっているようで、ごはんの美味しさも感じなければ、気持ちのいい朝も来やしない
いつ死んだっていいと思ってた
早く死なせてほしいとすら思っていた

だけど彼は私に対して、心に刺さったままだった沢山の棘を、一本一本丁寧に取り除いてくれるように接してくれる
一つもこぼさないように、私の言葉に耳を傾けてくれる

そんな彼に出会えてから、私の中の止まっていた時計はゆっくり動き出したような感覚で、彼と同じ未来を見たくて、私も何かを返したくて、前を歩く彼の背中ばかり見ていたら、私もいつのまにか前ばっかり向いていた

幸せになることは諦めて、未来や希望という言葉を耳にするたびうんざりしていたのに、
彼のおかげで、私を囲む景色は今や彩りに溢れている

だから私は、生きたいと思うようになった
明日が早くきてほしいと思うようになった
朝のおはようが楽しみで、明日は彼のどんな言葉が聞けるか楽しみで、明日はどんな彼に出会えるのか楽しみで仕方ない
こんなにも、未来に光が差すような気持ちになることは、未だかつてなかったように思う

彼は私にとってはまるで木漏れ日みたいな存在で、あたたかくて、安心して、ありのまま身を預けたくなる


少し前まで彼を追いかけてばかりいた私だけど、今はきっと並んで歩けていて、これからもずっとそうなんだって安心感がある
私の未来には彼が映っていて、彼の未来にもきっと私が映っている

こんなにも大切で仕方ない存在がそばにいる限り、どうしても、どうやっても、生きたいと思えてしまう
生きて、彼のこれからを幸せでいっぱいにしたい
そんな彼と、一緒に幸せになりたい。

私たちの未来への旅が始まった

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