まだまだ愛の不時着沼
そうなんです。うわ言を書いて落ち着いてきましたが、この先どう進もうか考え中です。ファンになってしまったソン・イエジンちゃん(年下だからお許しを!)と超イケメンヒョンビンそれぞれの旧作を観るべきか、はたまた違う韓流ドラマを観てしまうか。いずれにしろ、また時間が際限なく必要になってしまうに違いなく、生活崩壊が怖いのです。で、まだもう少し不時着沼の余韻に浸ります。
ユン・セリというキャラクターの魅力について書きます。最初は部下に威張り散らし、セレブぶってて(というか実際セレブだった!)、北朝鮮に行って軍人に会っても怖がらず言い返し、こんな奴いる?と思って観てたけど、ちょこちょこ家族との不仲、特にお母さんとの不和、幼い日海に置いてきぼりにされたトラウマなどが彼女へのシンパシーを加速させます。何せソン・イエジンちゃんがカワイイので、段々リ・ジョンヒョクと一緒に彼女を好きになりだしてしまう。御託を並べながらも、大胆に焼かれた貝を食べて気に入っちゃたり、貝殻にいれた焼酎も甘い甘いって結構飲んで酔ってしまったり自由です。おこげに砂糖つけながら隊員達の前で一人で遠慮なく食べ、リ・ジョンヒョクに気を遣われているのを知って喜んだり、オフィスにいるリ・ジョンヒョクに欲しいものを遠慮なく主張したり(ここはコメディ部分だけど)、常に恋愛関係ではプライドを持ってフラれるような形成にはならないように口答えしつつ、38度線をビール缶で作ってしまったり。愛しさ半端ないですね。パラグライダーでリ・ジョンヒョクと緊急脱出する場面でようやく本当は感謝してると言ったり、ツンデレでもあると思います。そんなツンデレさんが帰国のチャンス前に彼女を庇ってリ・ジョンヒョクが銃弾に倒れると、勿論輸血供与と看病のために残って、昏睡する彼に私は今まで自分しかいなかったから、こういうことに慣れていないと泣き、意識が戻った彼に何故帰らなかった?と厳しい言葉を投げかけられると耐え切れず小雨の降る門辺りで泣いちゃうって、ここはラブロマンスでしたね。謝りながらキスしちゃうリ・ジョンヒョクの気持ち分かります。でも北朝鮮であんな綺麗なライトが木に装飾されてるかな?というのは思いました。停電がしょっちゅう起こる設定だから。でもイイんです。あすこで初めてリ・ジョンヒョクは彼女のことを好きって気が付くわけですもん。素敵なシーンでしたね。
北朝鮮のオボニ軍団とも、臆することなく言い返し、事業で鍛えた交渉術とファッションセンスで彼らの懐に飛び込み、すぐ仲良くなってしまったり。でも市場で置いてきぼりになった時の寂しさと幼き日のトラウマを思い出した悲しいお顔。演技上手過ぎるっす。でもそのあとまた素敵なアロマキャンドルでの再会があるんですよねぇ。ホント上手い!ああいう甘いシーンの後は必ず今度はろうそく間違えなかったって言ったり、お二人のセリフの掛け合いもイイんですよね。
今度はリ・ジョンヒョク氏。彼は素朴で真っ正直で堅物だけど、実は自分の夢を応援してくれていた最愛の兄を事故で亡くし、ピアニストになるという夢も失い、お家の為に軍人になり人生への希望を失って元来持っていた温かさを忘れていたキャラクター。ユン・セリとリ・ジョンヒョクという二つのキャラクターが偶然会って、しかも本当はずいぶん前にスイスで会っていたという運命が段々判明してくる!これも凝って時間をかけて解明されてましたね。最初は、ん?と思って観てました。ユン・セリにロマンチックなことされてドキドキしたみたいなこと言われてすぐに婚約者がいるんだって言ったり、かなりの堅物ですが、彼のそういう堅いところが、韓国まで行って彼女を守っちゃうんですよね。20時間も匍匐前進するなんて凄いことですよ。地雷を踏んでも、けがしても、ピンチになっても大丈夫だって言い続けるのも素敵でした。一度ユン・セリのことを好きになったことに気が付くと、ソ・ダンにもあっさり断りをいれちゃったりと一途でしたね。いやぁ、やっぱり良く出来てる。また復習します!