きっかけが凄い、愛の不時着。

急な海上統制で船渡しがうまくいかなかったユン・セリが一人でパラシュートで韓国に戻ろうとするシーン。飛び立つ前に「こちらユン・セリ1号、こちらユン・セリ1号、応答せよ」みたいなメッセージをトランシーバーで流す。この作戦は不首尾に終わるけど、この音声を偶然韓国で録音している人がいて、それを保険屋さんとユン・セリの秘書が聞きに行って、秘書の鳥肌センサーでユン・セリは生きてるって確信する。これが無かったら、さすがに会長に直訴はできないからここもきっかけとして凄いとしましょう。

市場でおばたん軍団とはぐれて迷子になったユン・セリを探すのにアロマキャンドルを使うリ・ジョンヒョク氏。あれも北朝鮮不時着二日目ぐらいにアロマキャンドル無いですか?ってお嬢のユン・セリが図々しくもオフィスにいるリ・ジョンヒョク氏に電話で頼んで、彼が間違えて普通のろうそくを買ってきてしまうっていうミスがきっかけ。本当に上手いもっていき方だと思います!パク・ジウン先生~。そしてとてもロマンチックでした!。市場で取り残されて独りぼっちになっちゃったユン・セリが不安と孤独の中で子供の時海辺にお母さんに置いてきぼりにされた日のことを思い出して、もっと悲しくなっちゃうシーンに、ほんのり遠くでアロマキャンドルの灯がともった時はもう。。こちらまでホッとして、ポワーンとハートが暖かくなりました。

ソ・ダンちゃんがユン・セリの正体に気づくきっかけが一番凄い!病院でキスしてからというものリ・ジョンヒョク氏はもうユン・セリに一直線。彼女がク・スンジュンと姿を消したことが分かると、撃たれてから3日ぐらいしかたってないのに単身ク・スンジュンのアジトというか招待所を探そうとする。その前にお見舞いにきてくれたソ・ダンにユン・セリのことを好きになってしまったから結婚できないなんてはっきり言っちゃう。ソ・ダンはショックだし、プライドもあるし、すぐにいなくなると分かっている女性にぞっこんになってしまったリ・ジョンヒョク氏のことが理解できず、必ずあなたと結婚するって彼に言い捨てて、お母さんと素敵なウエディングドレスを地下ブティックに探しに行く。そこでオーナーのマダムが中国からこっそり北朝鮮に持ち込んだ韓国のウエディング雑誌を見てるうちに、そこにユン・セリ失踪の記事を発見し状況を理解する!なんて凄いストーリー!

コーヒーシーンの意味も気づかない私は、スイスでリ・ジョンヒョク氏が使っていたカメラもスルーしていた。でもちゃんとリ・ジョンヒョクが懐かしそうにカメラを持つシーンはあった!コーヒーセットを探してる時ね。おまけ種明かしのドラマ部分スルーしてたわ。。でもなんでソ・ダンちゃんは持ち帰って修理までしてくれたんだろう。。嫌な思い出があったから捨てようと思って持ち帰ったなんて言っちゃって、良い子過ぎる。ソ・ダンちゃんがスイスに行った時、何故自分を見てもらえないのか、あなたが何故写真ばかり撮っていたのか分かりましたって言った時、リ・ジョンヒョク氏は思い出してハッとしてたね。愛しそうにスクリーンを触っているのも良かったです。

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