初めての韓流沼は愛の不時着


7月、仕事の為にネットフリックスに入り、恐れていた通り、観なくてはいけない作品のみならず、気になっていた作品を際限無く観だした。マズイです。その中でずっとトップ10に入っていた愛の不時着を気にしつつも、万が一ハマった場合を考え、観ないようにしていた。ついに会社のマダムから「面白いよ。北朝鮮の生活とかも結構面白くてさ。」なんて言われて渋々9月の4連休に入ってしまった。沼に。情報はマダムの北朝鮮の生活云々のみ。

これから書くのは沼落ち状況なので、ご注意ください。あっさり心をつかまれてしまったウブな視聴者のうわ言です。愛の不時着飲み会も設定しましたが、まだ先なので心が抑えられず書いております。

1話はあれ?コメディなの?CGイマイチだなぁとか、途中で止めたりして余裕で観ていた。2話に入ると北朝鮮に落ちたっていう緊急事態なのに、何故ユン・セリはこんなに余裕なんだ、あり得ない、偉そうで嫌な女と少し苛ついていたが、後半になるとハラハラドキドキがはじまって、あっという間に沼にはまっていた。そうなると止められない。毎晩老体にもかかわらず、2時、3時、4時、5時となってしまい、見終わった時には呆然自失。ところどころ分からない部分もあって、会社に行ってマダムに確認する始末。しばらくはエンディングにショックを受けて「え?これでイイの?いつまで続くか分からないじゃん!逢瀬が見つかったらどうしよう??」とぐるぐる頭の中で回っていた。悪人のチョ・チョルガンにもビビり、恐怖を感じ暫くおののいてしまった。あまりにもドラマが心に迫り過ぎて、今度はメイキングをYOUTUBEで観て、演者の方たちの和気あいあいとした現場を観、チョ・チョルガン役の俳優の笑顔を見てようやく安心した。怖かったぁ。

それからというもの、まずは早回しで好きなシーンを復習し、勿論ネットでいろいろな記事やYoutubeを観つつ、そのあと1話から再度フルで観直した。大したもんだ!すでに分かっているのに、ドラマの構成や各チーム(北朝鮮おばさん軍団、リ・ジョンヒョクの部隊メンバー、ソ・ダンとク・スンジュンの絡み、ソ・ダンの家族、チョ・チョルガン一派、リ・ジョンヒョクの家族、ク・スンジュンを逃がす一派、ユンセリの財閥家族、ユン・セリの秘書達、耳野郎家族)の描写と編集の上手さ!それぞれのチームのカラーも段々分かってきてココは安心して観られるパートとが分かるようになってくる。そうすると心も落ち着きつつ、笑ったり、ハラハラしたり、ドキドキしたり、涙したりととても多くの感情の渦に巻き込まれた。愛情も恋愛だけでなく、家族、同僚、友情、ご近所愛など様々だ。凄い!脚本家のパク・ジウン様リスペクト!

最初分からなくて反省したのは、最後にリ・ジョンヒョクとユン・セリが再会した時に「どうやって来たの?大変だったでしょう。」とユン・セリに聞かれ、「間違った電車に乗ってきた。」とリ・ジョンヒョクが言ったセリフ。え?電車間違えた??と混乱。マダムに確認して、見直して分かりましたよ。あの素敵な野宿の時に、ユン・セリが言ってたね。皆さんよく覚えてました。私は抜けちまったよ。重要なセリフだったのに!見直してなるほど!って色々な伏線を発見しながら感心する有様です。

もう一つ、あぁ何故気が付かなかったんだ!と反省したのは、MINTさんのエッセイを読んで、初めてコーヒーの真実に気づいた時。てっきり二日酔いのユン・セリの為に気をきかしたのかなと思っていたが、船渡しが失敗に終わった後、ユン・セリが「来週江南でコーヒー飲めると約束して!」と逆切れして言ったからなんだなぁ。なんて優しいリ・ジョンヒョク。信じられん。

あと何といっても驚いたのは、リ・ジョンヒョクが韓国に現れた時。神よ感謝します。何も知らないで観てて。エライ驚きました。「え?韓国に行っちゃったのーーー!マジで??」って叫びました。慌てましたよ深夜に。それからというもの二人はラブラブで事件の後は涙涙で参ったなぁ。ほんとに主役の二人の泣く芝居には、こちらも泣いた。上手過ぎる。私が一番泣くのは、ユン・セリが自宅に帰ってきて誰もおらず、リ・ジョンヒョクがいなくなったと思って泣き崩れるシーン。可哀そうなユン・セリ。そのあとのバッグハグも良かったが、真面目な視聴者の私はチョン・チョルガンに撃たれるんじゃないかとひやひやしていた。。

私がいまだに今一つ腹に落ちていないのが、国家情報局にとらえられたリ・ジョンヒョクが、対面審査でユン・セリに酷いことを言うシーン。正直日本語訳ではそんなにキツイかな?と思っていた。英語字幕の方が分かり易かったかも。でも実際の韓国語の意味はもっと酷い意味があるんだろうなぁと思い出し、韓国語も勉強したくなった。。

という感じで、まだまだ沼にハマり続けているファンのうわ言でした。。



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