中小零細企業のネット販売のススメの事を書き始めた理由
こんばんは。
モリッシュです。
1日1投稿を目指して書く事を目指してますが、さて上手くいきますでしょうか。
今日は、題名通り、
中小零細企業向けのネット販売について書こうと思った理由
を書いていきたいと思います。
そもそもの理由は2つあります。
1つ目は、以下のニュースを読んでです。
【新型コロナ】頭で分かっていても割り切れない… タマネギ大量廃棄 岡山県笠岡市の農家、外食店の営業自粛のあおり受け
緊急事態宣言が発令され、レストランの自粛や学校の休校などによる給食が停止で消費が低迷していたのは理解しています…。
しかし、人口が減っているわけではないので、学校に替わって家で昼食を食べていたわけで…。
みんな玉ねぎが安く手に入るのであれば、欲しい人はいっぱいいたはずだと…。
また、当然、農家の人たちも育てた玉ねぎを販売したかったはずで…。
既存の流通を否定するわけではないですが、コロナ禍の状況で、既存の流通ではこれら商品が流れなかったのです。ネット販売などの様々なチャネルでタマネギを販売してはダメだったんだろうかと思ったわけです。
一方で…。
もう1つの理由が、ネットで知った「成田ヤマニ」さんです。成田ヤマニさんは、成田市場で鮮魚を降ろしている鮮魚卸さんです。
この成田ヤマニさん、何が面白いかというと…。
Twitterを開設しているのですが、2018年以来ずーっとツイートして無かったのですが…。
コロナ禍の4月になり、突然
「ヤバイにゃん」
というツイートを2年ぶりにし始めたのです。
成田ヤマニさんは、ネコがトレードマークなんですが、「にゃん」を語尾に「空輸できなくてやばいにゃん」とか、「レストランが閉まっていてやばいにゃん」とかを連発し始めたのです。
こちらもタマネギと同じく、レストラン等に卸ができず…、という状態。
しかし…。
ここからの快進撃が凄まじいのです!
Twitterでネット販売をアピールし、ウニを箱で2,000円前後で販売したり、ネギトロのマグロを500gで1,200円で販売したりととにかく卸業の利点を活かして美味しくて新鮮な海産物をBtoCで販売されていくのです。
見ていて本当に楽しくて、食べても楽しくてw
ただ、かなーり手探りで始めている感満載で、ネット販売も発送通知などなく、LINEで登録すると通知のあるヤマトさんの配達連絡で明日届く事が分かる状態。
また、市場が終わる朝の5時に販売商品をアップして7時には売り切れしていることもあり…。
なかなかの面白ショップなんです。
このタマネギと成田ヤマニさんの2つの違いを見ていると、色々な事情はあるかもしれませんが、タマネギ農家も「ネット販売のノウハウがあればなぁ」と思った訳です。
さて、私自身の話になりますが…。
私も、10年以上も前に古ーい零細企業を家業として継いだ身でございます。特に、中小企業診断士の試験で改善計画を考える問題満載業種のテンプレートみたいな「卸業」という業態でもありました。
家業は、ネットの「ネ」の字もない状態…。
古い歴史があるんだから今までのお客様を大切にして、やるべき事をやったらイイんだ、と思っていたんてますが…。
時代がそれを許さず…。成田ヤマニさんと同じように大きな舵を切った訳です。
家業を継ぐ前は、私は大学院までソフトウェア工学の研究をしており、就職後、ベンチャーに所属し企業にシステム構築の講習をしに行ったりしてました。また、コンサルティングファームに転職後、下っ端としてシステム構築や情報セキュリティ制度構築、内部統制システム精度構築に勤しんでいました。
つまり…。
システムの知識は充分に持っており、かつ、エンジニアの友人もたくさん周りにいる訳で…。
私の場合は、ネット販売の知識よりもネット販売に踏み切る勇気が…。既存のしがらみを断ち切る勇気がなかったのです。
しかし、ある方のアドバイスで大きく舵を切る事ができました。今、それが本当に自社事業の基礎となっています。
この詳細はまた今度…。
このコロナ禍の大きく変わる環境の中で、私のネット販売の知識や経験が同じ中小零細企業の皆様に役に立てば…と思いこのnoteの連載を始めました。
評論家的ではなく実務者としての視点で書いていければと思います。
徒然と書いていきますので、何卒よろしくお願い致します。何がご希望がありましたらお気軽にお声掛けください。よろしくお願いします。