ペットの供養のかたちを考えてみよう。
ペットを失ったとき、そのペットを愛して大切にしていた飼い主さんほど、その悲しみは大きく辛いものだと思います。
悲しみから立ち直るために、亡くなったペットの事を考えないようにしようとする方もいるかもしれません。しかし、愛するペットとの思い出は大切な宝物。できればずっと大事にして欲しいと思います。
肉体では再び会えないかもしれませんが、あなたの心の中にその子の居場所をつくってあげて、別なかたちのつながり続けていけばいいのです。
近年、ペットロスが社会にも知られるようになると同時に、ペットの葬儀や供養をを取り仕切るペット葬儀社も各地にできるようになりました。ペットのお葬式をすることは、ペットロスからの回復をスムーズにさせることもあることが知られています。
欧米では、ペットロスのサポートグループがあるなど、日本よりも心のケアのシステムが発展しています。日本でも少しずつペットロスが認知されるようになり、ケアのシステムが構築されつつありますが、まだ十分とは言えない状況です。
そのような中、日本ではペット葬儀社が家族の心のケアを担ってくれる存在のひとつになっているようです。
ひと昔前は、亡くなったペットは自宅の庭に土葬するというのが一般的でした。しかし土葬だと手元には何も残らなくなってしまうため、最近は遺灰の状態でも一緒に居たいと考えて、火葬にする人もいらっしゃるようです。
また、火葬の際に粉骨してカプセルにいれて持ち歩いたり、遺骨をダイヤモンド等に加工する方もいらっしゃるようです。これなら肉体が亡くなっても、一緒にお出かけすることができますよね。
ペット供養のサービス内容は葬儀社によってさまざまなので、どのようなサービスを受けられるのか、費用はどれくらいなのかなど、一度調べてみても良いと思います。
供養の方法を検討して、また新しい形で愛するペットと繋がっていけたら良いと思います。