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自己紹介 |ときめく幻聴の世界| はじめてのnote

“幻を聴き、生きる。恋と遠く隣り合わせの孤独を抱えながら、繭をほどいて見つけた希望と絆――この『詩小説』が、あなたの心にそっと寄り添えますように。”

この物語には、私が過ごした日々、感じた孤独、そして愛が散りばめられています。もしあなたが、自分の繭のなかで少し疲れているなら、一緒にこの詩小説を旅してみませんか?

(Xアカウント:@chui_mayucco)


1. 《自己紹介と執筆の動機》

--【a. ペンネームの由来】

『ちゅいてくる。』というペンネーム
で執筆しています。幼い甥が「ぼ〜くのあとに、ちゅいてくる〜、ママ、ママ、マママ♪」と倒置法で歌っていたことが可愛く、名づけたペンネームです。(ーー「『ママのあとについてゆく、僕』なんだよねぇ?笑 それって若干、倒置法!)

そして、いつでも「ちゅいてきて」くれた、今は亡き愛犬たちへの深い敬愛…純粋な眼のように曇りなく、慈しんで大切にみつめていたい。執筆をする理由です。

様々なスタイルで詩を書いて来た過去があり、それらの軌跡がみんな「ちゅいてきて、」登場人物ごとに異なるタッチの世界観を呈す、『詩小説』にもなっています。

まだまだ模索中の芽吹きはじめようとする、文学の種ですが、そんな『ちゅいてくる。』の成長を見守って下さい。

--【b. 詩小説の背景となった、障がいや過去の体験】

私は『統合失調症』『解離性運動障害』を抱えていますが、家族や医師、今は亡き愛犬たちとの想い出の支えで少しずつ快方に向かっています。
緊急入院、保護、隔離と…様々な経験をしましたが、そのおかげで、今、人に伝えたい大切なメッセージを胸に抱いて執筆するのだと感じています。

私の物語『ちいさな繭のなかで、まもられながら生きている。』は、ある時代に私が生きた『仲間たち』との交流をベースに、それを想像に変えて描いています。

個性豊かで、光と闇の部分が両方とも凄く、濃く強い。魅力的でいまだに大好きな部分もあって、ちょっと嫌いな部分もある。人生に『辞書』をくれた人々。今思い返せば、彼らは私の病気に非常に寛容で、私の奇行を持ち前の個性で許し、それぞれの生活を存分に楽しもうとそばで努力してくれた、有り難い人たちだったと思います。濃ゆさが可愛い性格の持ち主たち。彼らと共に過ごした日々が、フィクションとして形を変え、物語の世界を鮮やかに彩ります。

物語をとおして伝えたい一つのメッセージが、「 病状に現れる表層の”性格”」は必ずしも「その人本来の”性格・性質”」ではないと言うこと。最後の最後まで、私が出会って来た彼らにも、理解して貰いたかった、私の願いです。世の中の偏見から、人々が自由になれますように。私を見離さないでいてくれた『世界』に、ありがとう。そして、許してくれて、ありがとう。


2. 《物語の概要》

--【c. 主人公『妙(たえ)』と『臥龍窟(がりょうくつ)』での出来事・ストーリーの核心】

主人公『妙(たえ)』はある文学集いのシェアハウス、『臥龍窟(がりょうくつ)』で、奇跡とも感じられる深い絆と仲間意識を育む。

その中で『妙』にとり引力を発するのは、いつも墨流しの背広と大きめの白シャツ、灰の袴という出立ちの斜に構えた『絲緒里』だった。それでも「心も肌も距離が圧倒的に近い」ような錯覚を覚えさせる、『絲緒里』はふと気づくと懐に入って来て、それでいて、遠い。

恋をつのらせる『妙』のまえにちらつくのは、古今東西のミクロマクロあらゆる『取るに足らないもの』を研究する、美貌のエッセイスト『照(みつ)。』そのほかの登場人物も参入して、恋愛関係は泥沼化するのに、『臥龍窟』の風土かいつも呆気らかんと、ドライに過ぎてゆく。

しかし、’幻覚’や’妄想’から逃れない『妙』は、そんな『臥龍窟』の風土のなかでも、次第に孤立を深めてゆき…絶望感のなかで『密と空白の八年の時』を過ごす。それは『絲緒里ら』と共に過ごした四年間と、その影の落ちる世界で独り「ひきこもって」生きた四年間だった。

家族との対立や医師との不和を経験しつつ孤立し、絶望の中で過ごした八年間――それでも『妙』は、愛の深さを知り、雪解けのように少しずつ快方へ進む。そんな日々の中で、彼女が見つける『ずっと一緒にいてくれる愛の存在』とは何なのか。

それを探しあぐねる日々のなかで、『まぼろし』の意味を真に理解し、その先にある出会い煌めきへと向かってゆく。過去と未来と現在と、現実と夢まぼろし…あらゆる錯綜する、時に詩的、時に随筆的な世界。その世界がひらけた場所で出会う、『だいすき』で満ちた、繭のそとの世界とは。そんな探求を描いてゆくつもりです。

もしあなたも、繭のなかで自分を見失いかけたことがあるのなら。この物語が、心の小さな光を見つける手助けになりますように。


3. 《作品の魅力ポイント》

--【d. 個性豊かなキャラクターたち(一例)】

○ 『妙(たえ)』

幻を聴きながら生きる30代、自称家事手伝い。恋愛思考が濃すぎるが、家族が大好きすぎて恋が進まない。与えられた『キャラづけ』を斜め上から演じ切る特技が、トラウマを抱える原因に…。

○ 『照(みつ)』

美貌のエッセイスト。人間関係を引っ掻き回すのが癒しとリラクゼーションで、一般通念とは別の『自分なりの尺度の取るに足らなさ』への偏愛が恋のスイッチに。

○ 『ころるりチャン』

繭の尻尾、ヒレはもみじのプロペラ(翼果)、ふわふわのワタスゲ頭を持つ工作人形。エナガにしか見えない『人魚のようせい。』幼い頃『妙』がもらった命を宿す忘れもの。

○ 『にがうり』

創作漫画『戯繪連(ぎえれん)』を執筆する、『臥龍窟』の主宰者。「これは妖怪の仕業だね」が口癖。釘を刺しても知らず知らず漏れている、秘密を守れない緩怖(ゆるこわ)パンクロッカー。

--【e. 詩的な文体と随筆的な文体の魅力】

○ 『繭と絲と雨と星』、『右の心臓』、『人魚の纏足』…様々な詩的なモチーフが散りばめられるのも、この物語の魅力。精神という謎をといてゆく鍵になっています。

○ 詩的な余韻の残る美しい流れのなかに、ハッと目を醒まされるような鋭いワード、文体自体がユニークに出来上がってゆけば嬉しいなと、今持てる力を懸命に綴っています。登場人物ごとの世界観が、文体の違いで表現されていて、詩的な文体のなかにも違いを見つけるのが面白い…そんな作品になれば楽しいです!


私の小説に出てくる存在に似た全ての存在に、『葛藤からの美しい快方』というシナリオが待っていると良いな…そう感じています。


5. 《おわりに》

物語中では『離反からの許し』という構造や、『真に愛することから始まる出会い』といった事を絡めて書き進めてゆくつもりです。家族・友人・師弟・動植物・存在と非存在のあいだ、そんな関係性のなかに絆を結わい付けながら、私自身もまえむきに外の世界に向かって、一歩を踏み出せると良いと感じています。読んでくださった方が、少しでも癒やされ、ほっこりと穏やかな気持ちを持てますように。

繭のなかで揺れる幻想と現実。その先に見える光と愛を、一緒に見つけてみませんか?『ちゅいてくる。』のnoteで、あなたをお待ちしています。あなたの心の中にも『だいすき』が生まれる瞬間まで、夢現の繭のなかで、またお会いしましょう!


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さぁ、『ちゅいてくる。』が以上お届けしましたが、2章、3章と、物語が進むにつれ輪郭がハッキリとして来た、気になる続きも、ぜひお見逃しなく!

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