オオシマザクラを植樹しました
オオシマザクラを植樹しました。虫さんに食べてもらうためです。香り高い糞を出してもらうために、桜の中でも特に香りが強いと言われる品種を選びました。
今回は、植樹の軌跡のお話をします。
京都市の北区にある北山町というところに畑をお借りし、そこに植樹しました。北山町は、北山杉で有名なあそこです。畑は北山舎の本間さんにお借りしました。もともと、前年まで町の方がそこで野菜を作っていたそうです。
10月29日
初めて畑に降り立ちました。前年までしっかり管理されていた肥沃な畑だけあって雑草がモサモサ。ここから草という草をぶち抜きます。ひとりで。
4時間ほど草をぶち抜いた後です。畝が見えてきました。もう握力はありません。
ぶち抜いた草が山盛り。よく頑張ったと思います。
12月6日
ついにオオシマザクラの苗木が届き、植樹に取り掛かります。今回、「日本花の会」から苗木を頂きました。前日にコーナンで支柱とネットと麻縄を買ってきました。スコップは研究室のものをお借りしました。
苗木を水につけます。これが大事なようです。苗木は2mくらい。
穴を掘り、苗木を支柱と一緒に植えます。苗木を麻縄で支柱に固定しました。このとき、苗木を麻縄で直接縛るとよくないそうで、保護布のようなものが必要なそうです。私はこのことをうっかり忘れていたので、その場で軍手の指をチョン切って保護布にしました。かわらしいですよね。
苗木の周りをネットで覆いました。しかし強度に不安ありで、おそらくシカの攻撃には耐えられまい、、とりあえず様子みます。大事な苗がシカに食い荒らされたらと思うと、農家があんなに可愛い顔したシカさんを時として射殺するほどに恨む気持ちがほんのり分かる気がします。
なんやかんやで植樹完了です。この日は水迫氏、本間氏に協力いただきました。また植樹の様子は毎日新聞さんに取材していただきました。記事化をお楽しみに。
春、ちゃんと葉をつけるといいな~