明日海りおコンサート「ASUMIC LAB」静岡公演感想
お久しぶりの更新です。
コロナの拡がり始めと妊娠発覚が重なり、実に2年振りのコンサートへ行ってまいりました。
最後に行ったコンサートが2020年1月のperfume京セラドーム公演。最後に見た舞台が2020年2月の月組御園座公演「赤と黒」。
その後、ライブ配信は幾度となく拝見しましたがコロナの収まりかけと産後の回復が進んだことにより夫に娘を預けて行って参りました。
と自分語り多めで書き出しましたが、なんといっても退団後はじめて生の推しの姿を見に行けることにとてもワクワクしていました。
夫に会場まで送ってもらい、中に入ろうとすると人人人人人。人の波。
コロナ禍であまり人の多いところに出向かなかった私は、同じ目的の仲間が一堂に会するイベントにすごく懐かしくなりながら会場に入りました。
あとこれはクレームではないのですが、チケット料金が結構強気ですよね?
決してクレームではないです。それに見合う価値を感じたのとアフターコロナは以前の損失を補填するためにチケット代に上乗せがある場合があるという情報があったので、それを理解して一般プレイガイドでチケット代金と手数料をきっちりお支払いしました。
ただ、育児中の専業主婦はチケット代と交通費出すのが精一杯でグッズ購入は見送りました。申し訳ありません。パンフレット欲しかったです。
その代わり、ヒートテックの上に花組の横浜アリーナ公演Tシャツをしのばせ市販のペンライトを鞄に入れて参戦しました。ペンライトは周りを見て振れそうだったら取り出そうとしてました。
しかし、当然ですが開演前に光るのは公式で売ってるペンライトのみ。持参したペンライトは鞄の中で待機してもらうことにしました。
今回、じっくりセットリスト等のネタバレを熟読してチケット購入を決めました。今更ですがこの後曲名なども書いていきますのでご注意ください。
情報によると、ほとんどがJ-Popのカバー曲だそうで。
私はそれがとても楽しみで、知ってるJ-Pop曲をぜひみりおさんのお声で聴きたい!と思いました。
ちなみに席は2階の後方席です。一般プレイガイドなので仕方はない。発券前の席がどこになるかドキドキするのも懐かしかったです。
幕開き、既に曲は「This is me」グレイテストショーマンの挿入歌。
1曲目を聴いた時から
「声がいい」
としみじみ思いました。
私が思うみりおさんの良さは声です。声質、声色がとにかく素敵でそれにより歌も5割増しで良く聞こえます。実際歌もお上手なんですけどね。
胸元が開いた黒のスーツのような衣装もとても素敵に着こなしていました。上からオペラでガン見していたので眼福。
かっこいい曲の並びにあったジョバイロが振り付けとともに印象的でした。男性ダンサーと踊るみりおさんも新鮮。
終始声が素敵……声がかっこいい……と聞き惚れながら手拍子と拍手してました。オペラで時折り覗きながらなので正直ペンライトを振る余裕はなかったと思います。
MCはいつものゆるーい感じ。静岡ご出身ということで地元トークも含めてゆったり話されてました。
くすんだピンクのドレス、赤いスーツ、Tシャツにスカートなど衣装替えも多く、その間はバンドの皆さんやダンサーさんが繋いでました。
チケット代が強気と申しましたが、床や壁面の映像やレーザーなどの光演出など、なかなかお金を掛けてそうなのがわかりました。2階席なので広く眺められてよく見えました。あとコンテンポラリーダンスが好きだと気づいてダンサー同士の掛け合いにうっとりしました。
月光を歌われたときは某騒動の歌手を思い出して現実に戻りかけましたが映像とダンスの演出が素敵でまた世界観に没入できました。
あとアイノカタチで家族のイラストが流れたのですが自分の娘を思い出して不覚にも泣きました。家族の感動モノに涙腺が弱くなってます。
後半のプレイバックPartⅡで一度無音になるところで拍手したらまだ曲が終わってなかった!となる場面がありましたが、言い訳させてください。
あの曲長くなかったですか??
フルサイズの曲と途中でカットしてショートサイズの曲があって、あの山口百恵の曲はやたら長く感じました。そして拍手間違えた時の気まずさ。東京公演に行かれる方はトラップにご注意ください。
後半に少しだけミュージカル曲がありました。
シャルム〜私だけに〜パパどうして
これは男役声→女性声→中性的な声で歌われていて歌い分けが難しそうでした。
シャルムはほとんど現役時代の声に聴こえてとても昂りました!!手拍子も頑張りました。その瞬間だけ静岡市民文化会館大ホールに銀橋が見えた気がしました。
私だけにはだいぶ期待値下げて保険かけてましたが高音も伸びやかでした。エリザガラコンの夢咲ねねちゃんくらい歌えてたと思います。今すぐには難しくてもいつかシシィ役も出来そうですね。
実は一番ヒヤヒヤしたのは次のパパどうしてで、こちらは完全な初見(初聴き)で声が揺れてて最初は聞きづらかったです。ですが役に入ったのか最後は少年のような声で高らかに歌い上げてました。
またJ-Popに戻り、確かこの辺りでバンド紹介が映像であったのですが拍手の入れどころが難しいなー、ソロ演奏終わったらお辞儀なり手を振るなり合図欲しいなと思ったら最後にみりおさんの紹介でバンドに拍手を入れるタイミングがありました。ですので拍手無しで聴き入って大丈夫かと思われます。
アンコールでダンサーさんの紹介をした後「特にありません」は若干塩対応?と思ったらおそらく時間が押してて早くまとめる時間になったのだろうと予想します。
最後の曲、ケサラで持ってきたペンライトを付けてみようかと思ったのですが鞄の中でスイッチ入れたら電池取り替えたばかりで公式ペンライトの2倍光る。煌々と灯りを灯す鞄。意を決して取り出すと2つ隣から視線を感じて、
消しました。
2階5列で不審な動きをしてたのは私です。大変申し訳ありませんでした。
ペンライトは公式のものを振るか、無い場合は手拍子拍手で応援することを推奨いたします。
ちなみに後ろの方の席で良かったことは規制退場ですぐに帰れたことです。
2時間10分たっぷり歌声を聴いてとても充実していました。みりおさんは予想よりも声が変わっておらず安心しました。ただ、これは女性の歌を聴こえやすくするための努力をされた結果のようで、変わらない声に新しい姿を見ることができたような気がします。
マスクで、発声せずの新しい観賞の仕方でしたが、今後もコンサートや舞台を生で見続けられる世の中であることを望みます。