移住前から知り合いができるなんて!『みんなでつくる中国山地』003号トークイベント@スタンダードブックストアのレポート
2/17(金)夜、大阪・天王寺の素敵な独立系書店スタンダードブックストアで『みんなでつくる中国山地』003号トークイベントが開催されました。夏もあったのですが、これがものすごく面白くて大興奮だったので、今回は松江からデザイナーの安田よーこさんも一緒に参加して、より一層にぎやかな会となりました。前回の様子はこちら!
今回のイベントに参加し、早速みんなでつくる中国山地の会員にもなった正戸あゆみさんがレポートを書いてくれました。正戸さんはこの夏、中国山地に移住予定とのことです!
人と人が繋がる雑誌
職場からほど近いスタンダードブックストアで「みんなでつくる 中国山地」のトークイベントがあるらしい。母方の故郷・飯南町への移住を決めている私としては、これは行っておかねば、ということで参加してきました。
イベントがはじまってまず語られたのは、この雑誌は中国山地のPR雑誌ではないということ。補助も受けない、広告も入れない、しがらみのない状態で運営している。なるほど、それでこの値段かと納得しました。
「田舎はどういやらこうらしい」と語られることに関して、実際にはどうなのか、そこで暮らす人たちのリアルが見えるとの意見も。アンケート「あなたはどうやって食っていってる?」の回答がおもしろくて、もっと深く聞いてみたいという感想もあり、人と人が繋がる雑誌なのだなと感じました。
0号の「過疎は終わった!」に込められた意味の話や、この度刊行した3号のテーマにもなっている「食っていける」の意味も変化しているのではないかといった話、中国山地の石州瓦の風景が美しいとか(私もそう思ってました!)、雑誌を並べると背に中国山地が現れるとかいった情報をはさみながら、ざっくばらんに展開しました。
100年先に残るのは紙?
聞きに来ているのも、私と同じように中国地方にこれから住む人、出身の人、興味のある人、それに行政の人など、それぞれに思いのある人ばかり。
みんなで車座で話したような、温かい時間が過ごせました。
ハッとしたのは、100年続けるものを作ろうと考えたとき、webよりも紙の方が将来まで残る可能性が高いと考えたという話。なるほど。思って見たこともありませんでしたが、確かにそうかもしれません。
名刺を忘れた私にも「ぜひまた連絡くださいね」と声をかけていただき、まさか移住前から人と知り合えるとは予想だにせず、なんだかソワソワしながら帰路に就きました。
中国山地ではジビエ加工を予定
飯南町ではジビエ加工のお手伝いを中心に活動します。調理・製菓の学校で働いてきた経験を生かし、学生時代から学ぶイタリア語も細々と続けながら暮らしたいと思っています。
お近くのみなさま、どうぞよしなに。
正戸(しょうと)あゆみ
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