自己表現の媒体.絵画と言葉の間で.
今晩は本当に書くことが思いつかないですね.
あえて書くなら,
私は絵を描くのが好きでした.
中高一貫でずっと美術部美術委員で高校では部長を務めました.
コンクールでの受賞経験も何度かありましたが,
その経験で,かえって「絵」を,誰かに評価されるためのものとして描くようになっていました.
プロの方ではないので,これが良くないことだったのかどうかはよく分かりませんが,
少なくとも元々は自分の承認欲求やフラストレーションを吐き出すために描いていたものが,
美術に関わることでより強い欲求が生まれてしまったことは確かです.
自由になるためだったはずの絵画に,縛られていました.
当時,そんな自分は芸術に向かないと思い,
もっと分かりやすい基準で評価される世界,
つまり勉強の世界で進路を探そうとして,医療系を目指しました.
(医療系を志した動機自体は,これだけではありませんでしたが)
そんな今の私が,
フラストレーションが溜まったときに滑らせるのは筆ではなくペンです.
またはキーボードを叩いています.
座学の世界に根付き始め,沢山の言葉を知り,知識を身に着けるなかで
自己表現の最たる媒体となったのは言葉でした.
美術は今でも,描くことはもちろん好きです.
でも,あの頃と同じ気持ちではかけず,描きたいものがよく分からなくなってしまいました.
それを知っているので,
この言の葉の世界では,ありのままの裸の自分を大切にしていきたいです.
何だかんだ沢山書きましたね...(笑)
おやすみなさい.
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