2024/1/20 Standard Jazz@高円寺yakusyu
久々にジャズイベントで回してまいりました。ジャズは10年も聴いていないのでド素人なのですが、一緒に回した方々にも盛り上げていただき、楽しく回してきました。機材トラブル(というか、使い方を理解できなかった)で10分ほどロスしてしまったのが残念ですが、初のyakushuは中域の立つJBLのスピーカーの音がジャズ向きでとても気持ちよかったです。
Nuttville / Buddy Rich
スタンダードなのかと言われると口ごもってしまいますが、カバーもあるしレアグルーブ界では定番なのでいいかなと。元気に行こうと思いまして。
No Hay Problema / Art Blakey
これはスタンダードと言えなくもないんじゃないでしょうか。疾走するリズム隊にピアノのタメが格好いいです。
Mambo Mindoro / Cal Tjader
ジャズはこの辺から入ったもので・・・。ラテンジャズ最高!
No Smokin' / Horace Silver
ホレス・シルヴァーの良さは「ちょうど良さ」だと思っていて、ブチ上がるわけではないけど品の良いアガり方ができるので好きです。ピアノソロもそんな感じ。
Break City / Horace Silver
これもそんな感じ。テーマがいいんですよね。
Nica's Dream / The Mastersounds
これもホレス・シルヴァー作曲。アート・ブレイキーも演ってますが、Tokage&Gekko Paradeのカヴァーが面白いです。
Watermelon Man / Herbie Hancock
ド定番ですが大好きなので。レイドバックしているようで皆が虎視眈々とソロを狙っているのが楽しかったり。
Room 608 / Art Blakey
何かこの日はホレス・シルヴァーがらみばっかり選んでしまった気がする。楽しい曲です。
Caravan / Lalo Schifrin
ラロ・シフリンはジャズなのかどうかという議論はあるかもしれませんが、私は劇伴もできるジャズミュージシャンだと思ってます。この曲、大音量で聴くと思った以上に格好良かったです。
A La Mode / Art Blakey
今日頻出のアート・ブレイキー。かなりダンス・ミュージックとして機能的な作りになってます。
Move / Art Pepper
ここからMove3連発。アート・ペッパーのは多幸感のある楽しいアレンジになってます。
Move / Miles Davis
マイルス・デイヴィスのMoveはアップリフティングさを持ちながら時折殺気を覗かせるソロが秀逸。Birth of The Coolの1曲目に持ってきただけあります。
Move / Art Taylor
UKジャズダンス界で人気があったバージョンがこれ。いかにもセッション的な荒さが楽しいです。
Panamericana / Lalo Schifrin
とにかくキメキメ。深みはないですが管の迫力はさすがラロ・シフリン。
It's All Right With Me / Sonny Rollins
何となく歌謡曲的なセンチメンタリズムを湛えた曲ながら、途中からアブストラクトなソロに突入する面白い曲です。
El Cumbanchero / Lalo Schifrin
何となく甲子園のイメージが強いですが、凝り凝りのアレンジとソロを楽しんでいただきたいです。ジャズかと言われると完全にラテン曲です。はい。
Shawnee / Ed Shaughnessy
バディ・リッチのトリビュート盤はニール・パートやサイモン・フィリップスまで参加してめちゃくちゃ面白いのですが、ジャズらしいエド・ショーネシーのこの曲を。
The Night Before / Herbie Mann
ハービー・マンはどこかでかけたかったのでここで出しちゃいました。聴きやすさは随一だと思います。
A Night In Tunisia / Dexter Gordon
この曲もかけたかったのですが、デクスター・ゴードンで行きました。いかにも肺がデカそうなデクスターの色気がマッチしていて好きです。
St. Thomas / Sonny Rollins
Blue Noteの定番曲入れなきゃ、ということで、近所のジャズバーで西山健治さん(角松敏生の"Sea is a Lady"等参加)が吹いてくれたこの曲をソニー・ロリンズで。
で、ここでタイムアップだったのですが、時間があればかけようと思っていた曲も供養しておきます。
Moment's Notice / John Coltrane
何というか、コルトレーンのダンディズムを詰め込んだような曲だと思うんですよ。
NY Slick / Ron Carter
ロン・カーターも1曲入れたかったのですが、一番好きなアルバムがBlues Farmなので流れに合わず、悩んだ末にこれを入れていました。
You've Got to Have Freedom / Pharoah Sanders
金属の限界に挑戦するようなイントロからメロディアスに吹いたあとまた絶叫系に戻る情緒不安定気味な曲ですが大好物です。デスドラさんがかけてくれたので大満足。
The Blues Walk / Max Roach
何となくシメっぽくていいかなと思い選んだ曲。楽しさが伝わってくる曲はいいですよね。
Nita / Paul Chambers
何か回したかったんですよね。
最後のBtoBでかかったテノーリオJRが格好良すぎたので、次回はブラジリアン・ジャズ&ボサノヴァがやりたいです。