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【騎手考察】福永祐一編

コントレイル、シャフリヤールとダービー2連覇した福永さん。

2021年6月1日時点で54勝。リーディング3位と日本を代表する騎手であることは間違いない。

そんな福永さんについて色々調べてみた。

なお、福永さんへの私の印象は下記のような感じである。

【良い所】
・スタートが上手い
・コース取りが上手い
・ポジション取りが上手い
【悪い所】
・馬の操縦は平均レベル(スムーズに進路変更できない、脚がなくなった馬を残せない)

芝・ダート別の成績を見てみると、芝の複勝率が43.8%あるのに対し、ダートの複勝率は37.0%しかない。ここらへんは脚がなくなった馬を残せないことが影響してるんじゃないかと思う。(ちなみにこれは恐ろしいデータでトップジョッキーの中で、芝とダートの複勝率が6%以上違うのは福永さんだけである。それだけ福永さんはダートより芝の方が買える騎手である)

また、福永さんといえばビッグアーサーでの「前が壁」事件で有名なように、詰まるという印象が強いかと思うが、基本的には進路取りが上手な騎手なので、詰まることは少ない部類に入ると思う。

実際、成績を見ても、外枠よりも内枠の方がやや複勝率は良い。(外枠より内枠の方が詰まりやすいが…)

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参考までに他のトップジョッキーの平均を載せてみるが、それだと外枠の方が複勝率は良かったりするので、福永さんがいかに進路取りが上手な騎手かが分かってもらえると思う。

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(トップジョッキーとは、ルメール・川田・戸崎・福永・デムーロ・武豊・松山・田辺・和田・吉田隼・横山武・岩田望で定義してある。異論はあると思うが、ご容赦を)

ちなみに競馬場別にみてみると、こんな感じ。

画像3

騎乗数が少ないコース(札幌・函館・福島・新潟・小倉)を除くと、中山・東京コースでの複勝率が低いことが気になる。

ちなみに栗東所属だからかなと、同じ栗東所属のルメールさん・川田さんで調べてみたけれど、福永さんほど顕著に差は出なかった。なので福永さんが苦手にしてるといって良いのかもしれない。

というわけで、ざっくりと調べた感じだと、下記のような感じ。

・ダートより芝の方が信頼できる
・枠順は気にしなくてよい
・東京・中山では信頼度が下がる


では、これから複勝ドカン党にとって気になる1番人気時のデータについて詳しく深堀りしていきたい。


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