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【騎手考察】C.ルメール編

2018年に年間215勝という歴史に残る勝利数を記録したルメールさん。

2017年から4年連続でリーディングを獲得しており、間違いなく日本競馬におけるトップ騎手である。

とにかくやばいのが1番人気になる確率で、ここ5年だと、全騎乗の47%が1番人気である。

もちろん良い馬が回ってきているということはあるんだけど、それ以上にいかに競馬ファンの間でルメールさんが信頼されているかを示している。ルメールさんというだけで買っている競馬ファンも多数いるに違いない。

で、そんな競馬ファンにちゃんと応えるところがルメールさんの凄いところで、複勝率は54.6%である。頭がおかしい。(1番人気に絞ると67.0%まで跳ね上がる)

ちなみに全騎手の中で、過去5年の成績において、複勝率が50%超えているのはルメールさんだけである。(川田さんが49.9%で2位、デムーロさんが45.5%で3位である)

もしあなたが競馬場に初めて恋人を連れていくなんて機会があれば、ルメールさんの馬を買わしておけば良い。2回に1回は当たるので、きっと競馬を好きになってくれるだろう。

それだけ競馬ファンから信頼されているルメールさん。それは我々複勝党の中でも変わらない。ルメールさんを嫌っている本命党を私は見たことがない。(ルメールさんを拒絶した段階で、もうその人は本命党ではないということもあるんだが…)

だからこそ、ルメールさんが1番人気を飛ばすと死人が出る。そういえばわたしも今年の1月ルメールさん鞍上のシテフローラルで酷い目にあった(6着)。

というわけで、ここからはそんな死人を減らすべく、たとえルメールさんでも、買ってはいけないという1番人気の条件を探っていきたい。


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