【騎手考察】酒井学編
わたしが好きな騎手の一人が酒井さんである。
酒井さんといえば、トーホウジャッカル、二ホンピロアワーズ、ハクサンムーンあたりの主戦騎手として知られているが、最近は有力馬に乗ることも少なく、世間の知名度はそこまで高くない。
最近は騎乗そのものより、馬を愛撫している姿の方が、注目されている気がしないでもない。
まあ本人もインタビューでこんなことをコメントしているくらいなので、もしかしたら注目ポイントとして正しいのかもしれない。
「とにかく僕はスキンシップをしますね。パドックでまたがって、まず首元を触って、次にお尻を触る。そうすると敏感な馬は嫌がってお尻をパーンって上げるので、その場合はいきなりステッキを使わず、見せムチをします。急に叩くと反発してステッキが逆効果になるんですよ。馬って僕らの心臓の鼓動を感じるほど敏感。だからこっちも繊細になって接しないといけないんです」
で、個人的にはこの愛撫は置いておいたとして、騎乗ぶりもなかなか上手な騎手だと思うのだが、そう認知されていないため、おかげで騎手人気することがまるでない。
なので、美味しい馬券にありつきやすい。
ちなみに過去5年、単勝万馬券を演出した騎手ランキングでも、酒井さんは4位タイの4回を記録している。
■単勝万馬券になったランキング(過去5年)
で、わたしはよく酒井さん本命の馬券を買っているんだが、なんとなく狙える時と狙えないときの差がはっきりしている気がしたので、調査してみた。
だいたい想定通りの結果が出たので、今後参考にしてほしいと思う。
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