見出し画像

私が中検3級に受かるまで(今までの学習の振り返り)


こんにちは!中国語好き大学生のれーかと申します。Twitterをしておられる方の中には私のことを認識してくださっている方もおられるかもしれませんが、一応自己紹介を。

自己紹介

私はいわゆる日中ハーフです。母が中国人、父が大学時代に中国語を専攻していた日本人という中国語学習の環境としてはとても恵まれた家庭に生まれた私ですが…訳あって大学に入学するまで中国語を勉強したことがありません。 

生活はずっと日本でしてきて、何度か母の短期の帰省について行ったこともありましたが何も中国語を身に付けて帰ることもなく(中華食べただけ)、家ではずっと日本語のみで育ちました。知っていたのは「ニーハオ」「シィエシィエ」「ザイジェン」くらいです。(カタカナ表記になっているのは拼音のことも声調のことも、ろくに知らなかったからです。)

そんな私ですが、大学生になってテキトーな理由で取った第二言語の中国語の授業の先生をきっかけに、去年の7月頃からやっと中国語に興味を持つようになりました。それからは授業外でも自分で中国語をやるようになり、どんどん中国語が好きになり…。親に頼るのではなく、自分がつくった環境の中で楽しく中国語学習に挑戦中です。

そんな感じで今年3月に中検3級に受かりました。4月から2年生になり、中国語関係のプログラムに進んでおります。




この記事では、私が中検3級に受かるまでにどんなことをしてきたのかをまとめてみました。というのも、私は中国語学習にTwitterを活用しているのですが、いつも仲良くしていただいているフォロワーさんからnoteに今までしてきたことをまとめてほしいとリクエストをいただきましたのでやってみることに。note初心者なのでご容赦ください。

一つ注意していただきたいことがあります。それは、私はもともと中検3級を目標に学習を進めてきたわけではないということです。あくまでも本記事にまとめられていることは、中検3級に合格するまでに私個人がどんなことをしてきたかであり、中検3級の対策に特化した内容ではありません。ところどころ、「それ初心者には向いてないんじゃない?!」と突っ込まれそうな内容も出てきます。あまり参考にならないかもしれません。とりあえず今までの振り返りをしてみます。


4〜6月

大学の第二言語の中国語の授業でしか中国語に触れていません。このときは中国語に特に興味がありませんでしたが、とりあえず小テストや期末テストでは8割以上は取れていた記憶があります。

7〜9月

中国語に興味を持ちはじめた時期です。夏休み中にちょっと頑張ってみようと思い以下のことに取り組みました。

・キクタン初級編(とりあえず語彙を増やしたかった)
・中国語解体新書(内容が面白いので読み物くらいの感覚で)
・Youtubeで見れる発音の解説動画(発音が苦手である自覚があったので復習)
・好きなテレサ・テンの歌を中国語で歌う(これはもう趣味ですね、今では他の歌手の歌にも手を出すようになってます)
・Twitterの中国語学習者の方・先生方の投稿で勉強(これは今もずっと継続)

ちなみに8月には1人、中国人の友達ができました。その後数日に一回の頻度でお互いの母語を教えあって勉強していました。向こうの文化についてたくさん教えてもらえて楽しかったです。

10月

新学期が始まり中国語の授業が再開。夏休みに少し頑張ったおかげか、教科書の例文に出てくる単語がわかるものだらけになってました。

10月の初め、興味本位で中検4級と3級の過去問にチャレンジしてました。筆記の作文問題だけ自己採点ではどうにもならなかったので、それを除いた正解数がこちらになります。点数化してなくてすみません。

4級→リスニング19/20、筆記31/36
3級→リスニング7/20、筆記はリスニングの難易度でダメージを喰らって逃げたらしいです…。(コラ)

そしてこの頃から毎晩、寝るときにCCTVを流すようにしてました。聞き取れるはずもないですが、なんとなく毎日聞いていれば耳がスピードに慣れてリスニングに有利かなと…。本当に何も聞き取れませんでしたが、とりあえず流していました。

他にも、この時期からは半分遊びのような感じで、日本語と中国語を使った駄洒落を作ってました。Twitterでそういうことが流行っていて、流れに乗ってみたといいますか…。でも語彙を増やすのにとても役に立ちますし、普通に楽しいです。興味のある方は「#駄洒落は晒して伸ばす」で検索してみてください(笑)

ちなみに私の過去一の力作はこちら。これで“大夫”の“大”を間違えてdàって読み間違えないように覚えてました。

中国のお医者さんが楽しみにしていた大福を食べられて泣いたよ。
大夫哭(dàifu kū)


11月

10月の結果が悔しかったので、授業で使ってた教科書を中心に勉強をして(音声をダウンロードして例文を聴きまくってました)、中検3級の過去問にリトライしてました。10月のときと同じく、作文問題を除いた正答数を出すとこんな感じに。リスニングが急成長。筆記はこの時初めてやってみましたが、思っていたよりは取れていました。
3級→リスニング19/20、筆記27/36

ちなみにこの頃、夜寝るときに聞いていたCCTVで知ってる単語が時々聞こえてくるようになってきました。夢の中でも中国語で話そうと試みる自分が出てきたり…。


12月

この頃から音読に力を入れ始めてました。これもまたTwitterからの影響を強く受けています。(確かこの時期、数取器で中国語の音読の回数を数え始めた方々がTwitterに溢れていたような…)私も教科書だったり大学図書館で借りてきた本だったり、簡単めの文章の音読をとりあえず始めてみました。

お試しでやってみたところ、音読した文章の中に出てきた単語が記憶に残りやすくなり、発音への意識も高まり…。個人的にすごく気に入ってしまって、この頃からは数取器を身につけて音読するという謎生活が…。まぁ、人気のない道とか大学の空き教室とか、そういうところでもやろうと思えば可能ですから…。

ところでこの頃、一つすごく悩んでいたことがありました。それは自分が声調をしっかりと覚えていなかったということです。中検3級の筆記にも声調の問題が出てきて、その正答率がすごく低かったので、この頃から声調をものすごく意識しながら中国語をやるようになってました。それこそ音読がとても役に立ちました。

すごく短い冬休み(1週間)の間に取り組んでいたものはこちら。
・キクタン初中級編(とりあえず語彙を増やしたかった)
・大学の授業で使う教科書(今までの文法事項の復習に)


1月

2年次以降の進路決定の関係で優先して勉強しないといけなかったものがあり、あまり中国語をやる時間は取れず…。とりあえず授業だけはしっかりと。

3ヶ月もせず別れてしまいましたが、1月中旬頃から、もとから仲の良かった中国人の友達といろいろあって付き合うことに。メールや電話で中国語を使う頻度が増えましたし、観光地に行って遊ぶときに中国語で説明できるように事前に準備をしてみたりと、ちょっと実践の機会が増えてました。

「進路関係の理由で中国語の勉強時間を減らしたくせに、なんで恋愛はしてんだよ!」とどこからか聞こえてきそうですが、それはですね…若者なので許してください…。


2〜3月

2月中旬より春休み。そこから中検対策集中モードに。中検対策に使っていた主な教材はこちら。

・出るとこだけ!中国語検定3級合格一直線
・過去問

とりあえずリスニング、筆記にかかわらず、これらの教材に出てくる文章は音読できるようにはしてました。春休みは大体家にこもっていたので、起きてる時間はとりあえず上に挙げた2つの教材の音声を流しっぱなしに。一番苦手だった声調問題の対策とかも頑張りました。それに加えて、作文力もあげたいと思い「徹底解説!中国語の構文攻略ドリル」にも少し手を出していました。(これは今も取り組んでいる途中のものです)

そして中検対策だけだと飽きてしまうので、休憩がてら、1月の中国語の授業の話題に出てきて興味を持った老舎の作品『骆驼祥子』の中国語版を日本語訳と照らし合わせながら読むことにも挑戦してました。とても難しかったですが、楽しかったです。


…とまぁ、こんな感じでしょうか。ちなみに本番の点数は以下の通りでした。ちなみにとても苦手だった声調の問題、本番では全問正解できました!
リスニング95/100、筆記93/100

書いている本人、ここまでの内容を読み返して苦笑いしてしまっているのですが、本当にいろいろと無茶苦茶ですね…。とりあえずこういうことをしていても、中国語学習を開始して一年ほどで本番で9割以上を取れるようになったと…。(あんまり参考になりませんね、すみません。)


まとめ

長くなりましたが、いかがだったでしょうか?

改めて1年間の中国語学習を振り返ってみて思ったことは

・音読の効果にもっと早くに気付くべきだった
・声調問題で苦しまないように、小テストの直前暗記なんてことは絶対にやっちゃダメ
・楽しいと思えれば意外と勉強は続けられる
・情報収集できるし楽しいし、Twitterを中国語学習に活用していて良かった(ただし依存注意)

です。


本当に参考にできるようなことがないような気がしますが、こういうことをやってた人もいるということで…。はい…。

ちなみに私の次の目標はHSK5級です。また楽しみながら中国語学習を継続していきたいと思います。

ではではこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!

れーか



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?