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サンタからの手紙
いつまでも信じていて欲しいとかはないし、かといっていつのタイミングで話すのかも難しいし、こちらから言うのも野暮な気がするし、でも変な知り方するのも勿体ないなーと悩ましい、子どもがサンタクロースを卒業するタイミング。あたしは10歳のクリスマスを最後にしようと決めて、サンタクロースから手紙を出してもらいました。その全文です。
〇〇さんへ
お手紙ありがとう。クリスマスプレゼントはどうでしたか?
今年のクリスマスは〇〇さんにとってちょっと特別なクリスマスです。
それは今年が〇〇さんの10歳のクリスマスだからです。
〇〇さんはサンタクロースは本当にいると思いますか?
私がその疑問に答えましょう。
サンタクロースは、本当にいます。
サンタクロースは世界中の子どもたちが楽しい1日を過ごせるように、1年に1度、欲しいものをお願いするチャンスがみんなにあるように、世界のどこかにいるのです。
そして10歳になった〇〇さんは、自分が欲しいものをどうやったら手に入れることができるのか、だんだん分かってきた頃ですね。
サンタクロースにお願いしなくても、もう〇〇さんは欲しいものを得るすべを知っている歳になりました。
ただ待っているのではなくて、欲しいものややりたいことを自分から進んで手に入れられるようになってきたということです。
そこで10歳になる〇〇さんに私から大事なお願いをします。
次のクリスマスからは、〇〇さんへプレゼントを渡すのは、〇〇さんのおうちの人にお願いしたいと思います。
〇〇さんはおうちの人に、サンタから10歳の手紙がきた、とそっと伝えてください。
そうしたら次のクリスマスにはおうちの人が〇〇さんのプレゼントを持ってきてくれるでしょう。
この手紙は私と〇〇さんの秘密です。
おうちの人も、きっと10歳くらいの時にこの手紙をもらっていることでしょう。
それから、まだこの手紙をもらっていないお友だちには、ないしょにね。
最後に、
プレゼントをくれる人が誰でも、
〇〇さんの笑顔がみたいと思っている人がたくさんいること、
〇〇さんのことを応援している人がたくさんいること、
〇〇さんを大事に思っている人がたくさんいることを、
忘れないでください。
メリー・クリスマス!
またいつか、会いましょう!
サンタクロースより