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【コラム1】占いをもっと楽しむために

お知らせ


先日、遅くなりましたが12星座ごとの2025年上半期の運勢をnoteに掲載することが出来ました。



ここでは以前に書いた自己紹介記事をもう少し掘り下げ、占いの楽しみ方や私が占う上で大切にしていることなどに触れたいと思います。普段いろいろな占いサイトを見たり、占いの本を読んだり、実際に占いの館などに通ってらっしゃる方、占いの種類も様々あるなかでそれぞれ占いを活用している方は多いと思いますが、残念なことに「占いに利用されている」方や「占いの楽しみ方がわからず、占ってもらっても日常生活に楽しく活かせない」方が多くいらっしゃるのも事実です。

占いは楽しいもので、占うことによって気分が落ち込んだり、さらにはあなたの未来を占い師に勝手に決めつけられて預言されるものではない、ということを念頭に置いて占いを楽しんでほしいと切に願っています。


占いが「当たる」とは

私が毎日のように誰かを占っていた時「チャビーさんの占いは当たる!」と言ってもらい、有難いことにライブ配信でも次々と占ってほしいというリスナーが順番待ちをしてくれました。しかし、「当たる」と言われることは複雑な気持ちになることも。

なぜか。

それは私が「占い」を「預言」とは同じとしていないからです。
私はnoteの自己紹介記事でも触れましたが、占いに来られた方の未来を、たとえばタロットでひいたカードの通りにしないと不幸が訪れる、とか断言したりはしないです。

ただ「占い」というものの性質上、当然来年のことを占うとなった時に「来年はこうなると占いでは出ていますよ」というニュアンスはどうしてもあると思います。当たり前ですが。そこを無くしたら占いなんてなくなってしまいます。
ライトに楽しまれる層は、一番そこを書いてほしい、というところでもありますから。
このバランスは占い師さんによっても様々です。
もうこれは、占われる側の好みの問題、と言っていいと思います。
言い切り型が好きなのか、寄り添い型が好きなのか。

占いをしている身としては「当たってた!」と言われて嫌な気をする占い師はいないでしょう。
でも私は少し複雑な気持ちになるんですよ。
当たっていたのではなく、ご本人が自分の気持ちとしっかり会話し、向き合えた結果、思い当たる節と私の占い結果がマッチして、普段自分ひとりでは考えつかなかった解決方法を占いの助言によってご自身で導き出したり、痛みを緩和する術を知ってくれたり、思考の選択肢を増やしてくれたり、その結果だったんじゃないかって。

そのきっかけの一助となれば、というのが私の占いのスタンスなんですよね。

こんな占い師にはなりたくない

他の占い師さんを批判するわけではありませんが、個人的に「こんな占い師になりたくない」というポリシーは自分にはあります。

それは「占いを利用して依存させる占い師」です。
先述したとおり、私は占いというものの着地点は、ご本人の自立です。
占い師がいなければ何もできない、その占い師の言う通りにしか動けない、多額の金額を投入してその占い師に没頭する、そういう人を作りたくないのです。
そしてそんな人を量産するためにあえて脅し文句を使ったり、断定的に「悪いことが起こる」と不安な気持ちにつけこむ、そういうやり方は好んでおりません。

これも自己紹介noteに書きましたが、
「占いに利用されるのではなく占いを上手に利用してください」ということに尽きます。

占い師があなたの未来を決めるものでもありません。
ご自身で切り開くのが人生です。

健全に占いを楽しむ

生きているとつらいことも山ほどあるでしょう。
物事が停滞したり、人間関係がうまくいかなかったり。
そんな時「こういう対処の仕方がある」「こういう心持ちに変えて接してみれば」「安易に物事を進めず準備は万端に」と、誰か身近な人間からのアドバイスには意固地になって耳を傾けられなかったことでも、全くの第三者(占い師)からカードなり何なりを用いてアドバイスされた方が、意外と素直にストンと落ちることがあるから、占いに行くのも気分転換になると思うのです。

もちろん、占いの原点である「こんなにたくさんのカードの中からこれを引いたのだから、何が意味があるかも」というワクワク感は存分に味わっていいと思います。
良いことを言われればシンプルに「当たればいいな」と思うのも楽しいものです。

悪いカードが出ても「こういうことが起こったら〇〇に気を付けてみて、マインドをこちらに持って行ってみてはいかがですか」のような、最終的にはその人のプラスになること、同じような局面があなたに訪れた時に、「以前もこういうことがあったな、じゃああの時言われたようにこういう風に考えて行動してみようかな」のように、マインドを軽くする選択肢を増やし、最終的にはご自身で運命を切り開く「力」を作ってもらうこと
これも占いの醍醐味のひとつではないかと思うのです。

占いが「当たる」「当たらない」をシンプルに楽しむことは否定しませんし、占いの性質上「このカードが出ているから、こういうことがあるかもね」のニュアンスはどうしても仕方ないです。
私の占い記事でも「昨年はこんな一年ではありませんでしたか?」という出だしで始まっております。
それを読んで「そんな1年じゃなかった」と感じたなら記事を閉じてください。
「こいつの占い、出だしから当たってないわ」と思っていただいて結構です。
そのために昨年の部分までは無料設定しています。
もしそこで「何か気になるな」「そうだったかも」など、何か引っ掛かりがあれば読んで頂けたらと思います。

もし私が悪徳占い師なら、あえて強い預言めいたものを相手に伝え、「絶対にこうなるからこうしなさい」と指示し、私がいなければ何もできない人間を育てていくのでしょう。
何度も高額な占い料を支払わせ、「次は来週来なさい、救ってあげるから」というような言葉をささやくのでしょう。

商売色が強い占い師さんもいます。
それで食べて行っているのですから、ある程度は商売色も出ます。
それも理解できます。
そしてそれを分かったうえで、あえて預言めいたものをはっきりと伝える占い師さんの占いを楽しむ、それもひとつの楽しみ方でしょう。
ズバズバ強めの預言的な物言いが結果的に「当たっていた」と感じるなら、人は驚き、その人に何度も相談したくなるものです。
しかし、「当たっている」と感じた人がいる陰で、全く当たらなかった人がいるのもまた現実。

私は「当たる」「当たらない」だけで占いを楽しむのも大いに結構だと思いますが、それだとただのギャンブルと同じような気もするのです。
特にあなたが今、何かに悩み、ひとつの強い負のマインドから抜け出せない時、そんな時に占いしてもらった際には「当たる」「当たらない」だけではなく、どこかに解決の糸口であったり、心穏やかに過ごせるようなマインドの持ち方を模索していることがあると思うのです。

もちろんどんな占い師さんをお気に召すかはあなた次第ですし、自由ですので、好きな占いのスタイルの方を探してみるのも楽しみのひとつであるといえます。

占いを楽しむならば、あなたの日常生活が豊かになる、そんな占いに巡り合ってほしいと思います。
あなたの日常を脅かすような占い師に出会わないようにも祈っています


ぜひ占いの色んな面を楽しんでみてください。
占いは多面性があってとても楽しいものですよ。

今回は自己紹介noteと重複する部分が多いですが、更に深く掘り下げて書いてみました。

占いを通して少しでも心が軽くなったり、また、あなた自身の人生が占い師に舵を取られるのではなく、あなた自身が正しく前に進むために占いをどんどん活用する。占いを気軽に楽しむ中でたくさんの考え方の選択肢を増やし、結果的に自身の足で人生を歩める、人生のスパイスとなりますように

興味を持ってくださった方、ぜひ2025年12星座ごとの上半期占い、御覧ください。







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